1章 金塊と少年 「ほ」

 小川を下るみなとは、徐々に紅の川の色が冷めることに安心をしていた。少しずつ川は大きくなり、すでに泳がずに渡ることは不可能になってきました。また、みなとは相変わらず、迷子にもなっていました。そして、川で給水をしていました。その時です。反対側の岸にキラキラと光る金色の塊を見つけました。そうです。多分神龍様の歯であろう、金塊です。しかし、みなとはとにかく家に帰りたい為、見て見ぬふりをしました。


 みなとは、川を下り、家に着きました。一日中歩きました。そして、疲れ果ててすぐに寝てしまいました。

 次の日になりました。みなとがいつも通り川で泳いでいると、川上の方からドンブラコ、ドンブラコと大きな金のきんのかたまりが流れてきたのである。みなとは、拾わずにいようと思いましたが、結局拾ってしまい、家に置いておくことにしました。


                       1章「金塊と少年」  おわり

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海凪人公記 みなと あおい @okymaoi

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