第8話 薬局で
風邪をひいてしまったので、薬局の風邪薬棚の前でいろいろ物色してました。
すると、薬を手にした私に販売員さんが「薬は買わない方がいい」と言いました。
へっ?
あなた販売員でしょ?
二十代ぐらいの彼が言うには、薬には身体に有毒な物質も多く紛れ込んでいるから、薬に頼るより医者に行ったほうがいいとのことです。
医者に行っても薬は出るよ。
あなたが仰る危険なクスリかどうかまではわかりませんが。
たとえばスーパーに行って総菜を買おうとしたら、その総菜は腐っているから買わない方がいいといわれた気分です。
皆さんは薬を買おうとしたら販売員から止めておきなさいと言われたことがありますか?
私はあります。
なぜ人は私に聞くのだろう 手塚エマ @ravissante
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。なぜ人は私に聞くのだろうの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
今日はこんな日/手塚エマ
★11 エッセイ・ノンフィクション 連載中 32話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます