娘のうんち。
水妃
第1話 娘のうんち。
私がここにいる。
ミルクを飲ませてくれた
貴方がいたから。
私がここにいる。
私のおしめを交換してくれた
貴方がいたから。
私がここにいる。
立ち上がれない時、
貴方が支えてくれたから。
私がここにいる。
貴方が愛してくれたから。
たくさんの繋がりの先に私が今ここにいる。
いることができている。
だから私は
この命を丁寧に、
大切にしたいと思うんだ。
そして今、
私は可愛い娘のうんちを拭いている。
臭いけど、とても愛しい。
時々夜泣きして、
私まで泣きたくなって
何もかも上手くいかなくて
考えた通りいかなくて
辛い時もあるけれど、
とても、とても、とても愛しい。
この子の笑顔を見るたびに
貴方を思い出す。
追伸
ちなみにうちの猫のトイレ掃除も愛しいよ。
今日も健康的な素敵な香りを放っている……。
娘のうんち。 水妃 @mizuki999
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
父が亡くなって10年/水妃
★15 エッセイ・ノンフィクション 完結済 1話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます