最終話 エンドロール
「え~っと……戦いは?」
「ふふっ。もう戦う必要はないみたいだね」
「だな。急いで街に戻り、結果を伝えた方がいいだろうな」
「レオンの言う通りじゃな。勇者アルクの勝利を伝え、世界中の人々を安心させるのじゃ」
「アルクの勝利に~~~。乾杯~~~」
「「「 乾杯~~~ 」」」
「ぷはー。美味え~~~~。今日も最高~~~」
「「「 アルク院長先生に乾杯~~~ 」」」
最後に人物紹介
【勇者ノルン】
勇者あつしの娘。アルク達が勇者あつしと戦っている隙きをつき、ダンジョンボスであるスライムがいなくなったアルクのダンジョンを破壊する。
【剣神セレス】
勇者あつしと勇者ノルンによって殺害され、街アンフグの近くの森に封印されていた。
【イリス】
英雄ノアに一目惚れ。ノアを探す旅に出るが、老けたノアを見て恋心が冷める。が、アルクに一目惚れ。
【レオン】
兄妹であるイリスに惚れている。人族の寿命が短いのを知っているので、自分にイリスの気持ちが向くのをのんびり待っている。
【賢者リューナ】
セレスの封印されてる場所を見つけるが、エルフ王タムンヤに殺害され、封印される。
【獣王ドルゥガ】
エルフ王タムンヤの願いを聞き入れ、勇者ノルン達が蛇神ナギを倒すまでの間、獣族を率いて巨兵と神魔狼と巨大龍と戦う。その戦いで重傷になってしまったところをタムンヤに襲われ、命を落とす。更にタムンヤ殺害のぬれぎぬを着せられる。
【エルフ王タムンヤ】
勇者あつしと手を組み、神セレスと神ナギの殺害を目論む。
【海王ネプチス】
勇者あつしと手を組み、神セレスと神ナギの殺害を目論む。
【空王ウラノス】
勇者あつしと手を組み、神セレスと神ナギの殺害を目論む。
【神ナギ】
神セレスであるスライムと、勇者であるアルクと戦い、体力も魔力も消耗している時に、タムンヤ、ネプチス、ウラノスに殺害され、封印される。
【神セレス】
ダンジョンボスであるスライムとして復活するが、神ナギとの戦いで体力が減っている時に、タムンヤ、ネプチス、ウラノスによって殺害され、封印される。
【アルク】
神セレスの死亡で全てのスキルを失う。
「だから言ったのに。アルクには手を出しちゃダメだって。倒さなくても100年待つだけで勝手に死んでくれるんだからね」
「ノルン、アルクはスキルを全て失っていたのだろ?」
「レオンから、そう聞いてたけどね。でも武具は身体能力を大幅に上昇させる神級だって言ったでしょ」
「しかし……タムンヤ様とネプチス様とウラノス様が精鋭部隊を率いて全滅させられるとは……」
「だからアルクはチートなんだって。友達達もね」
【謎のスライム×2】
アルクが発見した生まれたてのダンジョンの2匹のボス。発見された場所は神セレスと神ナギが封印されていた場所である。アルクはダンジョンボスである2匹のスライムを倒し、常備スキル【僕の友達達】を覚える。
【完】
生まれたてのダンジョンとチートな新人冒険者 あつし @atusi0523
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