みんなでまた声を交わそう、また笑い合おう。

心温まる話。
オフ会の大切さを見直すキッカケになる作品。
年令や性別のもつ特性を利用したキャラの書き分けが、上手くできている。
高校一年生の紺野颯は、作者目線かもしれない。
彼は純粋に、作品を楽しんでいるのだ。

紺野颯と管理人Φさんは対になっている。
作品をけなすようなことを言わないΦさんのような人になるのではと推測できる。
かぴばらさんの影響も受けて、コミュ力を高めていこうと思ったに違いない。
オフ会が成長のきっかけになったのは間違いないだろう。

生きがいと思えるほど夢中になった『ナイトメア・ファンタジア』を、ぜひ読んでみたい。