応援コメント

2-6 手も足も出ない」への応援コメント

  • かなり心が締め付けられる回でした。ハートが篭っているのは大前提として語彙力と描写力が凄まじいですね。本当に尊敬します。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    哀しい過去が隠れていましたね(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
    この回、モノ視点での語りをどう表現するかかなり悩んだのです。お褒めいただけて嬉しいです!

  • こんばんは。^^。誰かの記憶。自身の中では、まだ、はっきりしませんね。しかし、一貫して雨の日坊やなんですね。舌ったらずが可愛い年頃なのですね。ん? 御茶壷道中の風刺歌への流れが幾分か読むと分かりました。何かの折にはと、お母さん。たつぼの中に錢を隠す程、困った生活をしていたのかな。そのとき、茶壷は満足していたのですね。新しい仕事も得て。勘違いでしたが。ビデオテープなどのようですね。ノイズが。服部くんも丹田の気を使ってがんばって。己、坊やのたつぼに僕が繋がって行けた! やはり、お母さんは貯金していたのですね。そう言うと平たくなって申し訳ないですが。
    >己れは只その場に在っただけであった。
    この繰り返しが印象的です。
    ドラマティックに盛り上がって来たのはいいのですが、悲しすぎます。ああ、脚も手も本当にないから、用にも。それに哀しい気持ちを念として。あの足らぬも始まったのですね。はっと我に返りました。私も。この体験って、魘されて眠っていたときに、自身にこれは夢だから起きなければと声を掛けるのに似ている気がする。大丈夫じゃないじゃないですか! しっかりしてよ! がんばれ、皆! 今日は寄せ鍋でしたが、海老、蟹もお腹に入れたらよかったかな。助けられるかも。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    壺視点ということで、壺が得られる感覚だけで描写しなくてはならない、地味に難易度の高い回でした。
    音(振動で分かる)と温度や湿気や感触。これらの情報のみで、この茶壺の状況をお伝えしています。

    小さい子の舌っ足らずって可愛いですよね(=´∀`)
    お母さんと男の子の慎ましい二人暮らしの中、茶壺にはお金が入れられました。大事な貯金ですね。

    服部少年、距離を取って様子見するはずが、うっかり深く入り込んでしまいました。

    >己れは只その場に在っただけであった。

    壺なので仕方ないんですが、文字通り手も足も出ませんでしたね。
    何もできない、与えられた役目も果たせない、さぞかし無念だったことでしょう。

    また樹神先生の声で引き戻されましたが、今回はあんまり大丈夫じゃないかもしれない?!
    無事に自我を取り戻せるのでしょうか?

  • なんということ。
    幸せからの。
    実に小さな、でも確実にあった幸せが次第に遠のいていくのを見守るだけというのはどれほど辛かったことか。
    百花さんが触れた際に静かになったのは、このお母さんの温もりに似ていたからなのかなぁ?
    ごめんね、ただの女好き壺さんじゃなかったんだね。(←ひどい)
    坊やと服部君の二人の少年の行方がとても気になります!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    この壺は、決して欲深いわけではなかったんですよね。手元にささやかな幸せがあれば、それで良かったんです。
    百花さんが触れて静かになったのは、ご明察の通りです。昔を思い出していたのかも。
    坊やはもう遥か昔の人なので、壺の記憶だけでは分かることに限りがあるかもしれません。
    服部少年は……大丈夫なのか?!

  • すずめさん。
    足らぬ、足らぬ、足らぬでもう、胸が苦しくなりました。
    母子を守りたかったでしょうね。
    お母さん、別の手立てで……病。
    あーもう、切ないです。

    朔くん、大丈夫でしょうか? 

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    モノ視点では情報が限られてしまうんですが、垣間見える母子の状況から、どんな生活だったか何となく伝わりますでしょうか。
    身動き取れない茶壺の身ではどうしようもなかったとはいえ、それだけに悔しかっただろうと思います(><)

    服部少年、ちょっとまずい状況ですね……!

  • 先の着せ替え人形もそうですけれど、人の持ち物には(それこそ貧しかった時代の)さまざまな悲しい記憶が染み付いていますね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    長い時を過ごすモノにとっても、悲しい記憶の方が深い傷として残りやすいんでしょうね……(><)

  • 足りなかったのは親子を守る力…悲しいです( ; ; )
    服部くん、戻ってきて〜!なごにゃん、彼に力を〜!!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    強欲には程遠い「足らぬ」でした……(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
    この無念に呑まれてしまった服部少年、はたして無事でしょうか?!助けてなごにゃん!

  • 服部くん大丈夫?
    これは先生、いえ百花さんならきっと助けてくださるはず……意識をしっかり!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    服部少年、かなり深く取り込まれてしまったようです。
    さすがのご明察!先生の声でもこの状態ですが、百花さんがいるので……!

  • こんにちは。
    壺の無念が響きますね。物だからこそ、真っ直ぐに、こめられた願いに応えようとするのかなと思いました。共鳴力の高い服部少年の魂に異変が起こるのも無理もないのかもしれません。
    どうやって壺の想いに応えるのでしょうか?? 続きを楽しみに待ちます!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    茶壺、さぞかし無念だったことでしょう。誰かに使われてこその道具なので、持ち主の思いに応えたかったんでしょうね。
    自分の力が足らなかった。服部少年自身が持つ悩みにも通じますよね。これはやばい。
    どうにも不味い状況のようですが、壺を念から解放できるでしょうか?

  • いやぁ、壺って入れ物だから、たっぷり入っちゃいますよね、念が。
    全然関係ないっちゃないんだけど、エルデンリングの鉄拳アレキサンダーを思い出しましたよね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    そう、なみなみと入ってしまいますね。ひっくり返して出せればいいんですけどね。

    鉄拳アレキサンダー、ググりました。
    でかっ!そしてこれは腕があるんですね?!召喚獣みたいな感じですね。何か可愛らしい。

  • 陽澄すずめ様

    今回でようやく、壺自身の嘆きから来る内向きの念の原因がわかりました。
    しかし、まだわからないことだらけです。謎はますます深まります。
    母親の生業、それは『ずいずいずっころばし』に秘められた暗喩と何か関係があるのか? とか、坊やが何故外へ出る度に怪我をして帰って来るのか? とか、坊やはどのようにして稼いでいたのか? とか、何の限度をこえたのか? とか、無頼者が言っていた
    >「いや待て。この餓鬼、噂に拠りゃあ、あの陶工の……」
    という会話の意味とか……???
    そして、百花さんが言っていた「内向きの念を持つ魂の方が引っ張られやすい」ということから、服部少年の任務の難易度はさらに増して……。
    なんだか、なんだか……胸が痛いです。例によって自分の読みの浅薄さから変なところに着目している所為かもしれませんm(__)m
    これはもう、一刻も早い解決が望まれます。次回も楽しみに待っています。
    陽澄すずめ様、読ませていただき、ありがとうございました!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    謎だらけだった「足らぬ」の意味するところが、ようやく明らかになりましたね。
    壺視点の記憶ということで、分かることに(五感も)かなり限りがあったのですが。

    >母親の生業、それは『ずいずいずっころばし』に秘められた暗喩と何か関係があるのか?

    おおおおお?!?!
    まさか気付く方がいらっしゃるとは!!!!
    深く読み込んでくださって嬉しいです(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
    無頼者たち、金は取ってもお母さんには手出ししてないんですよね。うつる病だったんでしょうね。
    坊やの仕事については、これ以上に詳しい情報を得るのは難しいかもしれません。推測という形で、次回少しだけ触れますね。

    >噂に拠りゃあ、あの陶工の……
    これについても、次回言及します!

    細かなところまで読んでくださって、すごく嬉しいです(*´-`)
    読んだ方がどの点に着目するか、作者自身では盲点もあるので、とても参考になりました。

    まずは服部少年、大丈夫なのか?
    茶壺の魂は浄化できるのか?
    また次回を楽しみにお待ちいただけると幸いです(●´ω`●)

  • 『足らぬ』の意味が、想像以上に重かった。
    まあ、そうですよね。
    何か無念があるから怪異が起こるんですもんね。

    >僕ではない魂に呑まれたまま
    大変!
    大ピンチ!!
    頑張って、切り抜けてー!!!
    ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    本当は助けたかったのに、助けられなかった。役に立たなかった。そんな無念の『足らぬ』でした……

    服部少年、相手の魂に近づきすぎてしまったようです(><) はたして無事でしょうか?!


  • 編集済

    これは、辛いです。こんな悲しい過去があったとは……。
    目の前で起こった悲劇に、何も出来なかったと悔やむ自責の念が積もり積もって付喪神になってしまったとは。茶壷もさぞ悔しかったでしょう。
    服部少年は大変な事に。先生、百花さん、早くなんとかしないと……。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    実はこんな辛い事情を抱えていたのでした。
    壺もさぞかし無念だったでしょうね。壺である以上、どうしようもなかったんですが……
    そして、壺の魂に引っ張られてしまった服部少年。助けて先生たちー!

  • なんのことだかさっぱりわからなかった、「足らぬ」。まさかそんな悲しい思いが込められていたなんて。
    親子も、それを見守っていた茶壺も、ただ切ないです。

    そして、この記憶を見た服部少年に異変が。果たして元に戻れるでしょうか(>_<)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    事前にいろんな考察がありましたが、どれも違っていた……けれど、お金も手の温もりも、間違いなく大事なものでした(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

    百花さんが言った通りの「内向きの念」。服部少年、無事なのか?!


  • 編集済

    こんばんは。
    事実はともかく、己が無力と思う時の哀しさ。そういうものを抱えた誰かを、私も描く時があります。うまくいきませんが。
    今日のお話、それが悲しいまでに伝わってきました。
    誰かに植えられた価値でなく、自身の内から湧いた“大切“という想い。
    口惜しいでしょう。それが手足のない自分に向くのも。

    どうして自我のようなものが芽生えたのか。坊やはそれからどうなったのか。という辺りは、この後のお話に関わりあるのかもしれませんね、黙っておきます。

    ピンチの中、先生の助けが。良かったと思いきや、脱していない様子。だ、大丈夫でしょうか?

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    >事実はともかく
    この点が結構キモだったりするんですよね。実際にどうしようもなかったことだったんですが。
    それでもなお、自分の無力を嘆く苦しさが伝わっていたのであれば幸いです。

    自我が芽生えた理由は、次回なんとなく分かるかもしれません。
    坊やのその後のこと、などもそうですが、モノ視点となると制限が多くて、どうしても分かることに限りがあるんですよね。
    この無念を、どうにか晴らせるのでしょうか?

    今回もまた先生の声が聞こえましたが……いつもと様子が違う?! どうなる、服部少年!

  • 茶壺、お前ってやつはぁ(`;ω;´)
    服部少年に手足があったから、境界こえてきちゃったかな。大人組、しっかりフォローしてほしいよ!!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    いろんな推測がありましたが、この茶壺には善良な魂が宿っていました。それゆえの無念……(><)
    茶壺というより、むしろ服部少年が距離感間違えて踏み込みすぎてしまった感ありますね。
    次回、大人組のターンです!

  • たつぼという幼児言葉がとても可愛いですね。情景が浮かびます。

    そんな母子が悲しくて、でも、壺の心のなかに入り込みすぎたんでしょうか。
    魂をのみこまれたまま、どうなるのかハラハラします。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    「たつぼ」に触れていただけて嬉しいです! 子供の舌足らず、可愛いですよね(*´-`)
    母子を助けられなかった、護る役目を果たせなかった……そんな無力感に、服部少年も同調しすぎてしまったのかもしれませんね。はたして無事でしょうか……?

  • 茶壺にそんな過去が……(><)
    服部君、どうなってしまったんでしょう……。心配です(><)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    恐らく、この「足らぬ」は誰も予想していなかった方向なんじゃないかなと思います。
    服部少年、なんだか危うい状態のようですが、脱出できるのでしょうか……?

  • 愛情にあふれた役目をあたえられ、足るを知っていた壺が足らぬと言いはじめる…。そのもどかしい気持ちが伝わってきました。壺と一体になった服部少年、心配ですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    何も贅沢なものを望んだわけじゃなかったんですよね。
    大事なものを守れなかった。その無力感が、膨れてしまいました……
    はたして、服部少年は無事でしょうか……?

  • なるほど……。
    道具ゆえの無力さ、それが「足らぬ」の意味か……。
    拝まれているうちに神様になるってことはあるらしいですね。この壺も母に拝まれているうちに神様になったのかな。でも、中途半端な覚醒だったのかな。自分に自分以上の用途を願うほどに、悲しい存在になったのかな。
    手前味噌な話であれですが、太極拳の先生に「大きくなるな、自分になれ」と教わったことがありまして、この壺にもそういう考えがあれば、と思いました。ただこの「大きくなりたい」という欲求は、ある程度レベルの進んだ人が抱く向上心のようで、そういう意味ではやっぱりこの壺も、ある程度の高みに来てしまったのかな、と思いました。
    服部少年と自らとの間に何かしらの線引きを作れて、しかもその内側に入ってきたら引き込める(のかな? 次話を待機……)くらいには、立派な何かになれているのかもですね。
    女性の手や金に反応していたのはそういうことだったのか。
    見ているしかできないっていうのは辛いかも……ですね。それが生半可に目覚めているなら尚更。「何かしたい、どうにかしたい(できる)」と思ってしまうのかも。
    服部少年、取り込まれてしまったのでしょうか。ある程度神格化が進んでいる壺のようですし、そもそも壺という形自体が何かを入れる器ですし、取り込まれる、あり得るかも……。
    次話を待ちます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    この壺の魂は『付喪神』に類するものになるかと思いますが、それが天上の神ような神格を持つかと問われれば、もう少し身近なものかもしれませんね。
    この母子と壺の間にあった情が疑似人格を持った、くらいかも。

    そして
    >大きくなるな、自分になれ
    実は次とその次の回で、恐らく似たような意味のことをふんわり綴っているんじゃないかなと思います。

    壺が壺である限り、この過去のようなことにはどうにも対処できなかったに違いないんですが。それでも、どうにかしたいと思ってしまったんでしょうね。
    「足らぬ」は、「自分は役立たずだ」と嘆く思いでした。
    ……おや、そのネガティブな感じ、誰かに通じるところがありますね。
    取り込まれてしまった?のは、どちらかというと服部少年自身の問題かもしれません。

  • 茶壺がずっと、側で見守ってきていた母子。だけど何の力にもなれず、自らも連れて行かれたのは、さぞ無念だったでしょう。

    そんな茶壺の記憶を見た服部少年。果たして戻ってこれるでしょうか?
    ちゃんと帰ってきて、茶壺の心を静めてほしいです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    どうあっても仕方のないことだったんですが、無念には違いなかったでしょうね……

    さて、どうやら茶壺の魂に近づきすぎてしまった服部少年ですが、はたして大丈夫なのでしょうか。助けて先生ー!