コメント失礼します。
大須、何度か訪れたことがあるので、描写や雑多な雰囲気にそうそう! と思いながら読ませていただきました。確かに、人ではないものが混じっていてもあそこなら違和感ないですね。
市松人形や大須の歴史など、読んでいて大変興味深いです。狭間の世界に行く前の腹ごしらえもヨモツヘグイみたいでワクワクします!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
大須、行かれたことがあるんですね! あの雰囲気が再現できていたのなら良かったです。
私自身は全く霊感ないんですが、実際あの辺りは結構いるみたいですよ。
地元のことや古いアイテムを題材にするのに、いろいろ調べました。
腹ごしらえはまさしく黄泉竈食の逆をやっている感じですね!
興味を持っていただけて、とても嬉しいです(●´ω`●)
所で、パーカーって保育園、幼稚園で特に禁止されておりませんでしたか? 遊んでいる最中に首が危険だと。ホラーですが、本当に危ないですよね。ただ、流行で余り襟元にパーカー型以外の上着が少なかったなと服部くんをみて思いました。そうした訳で、先生と服部くんは大須に来ているのですね。商店街ってうちの子は言わないんですよ。イトーヨー〇ドーをショッピングモールとか言い出しちゃって笑いました。私もさして広くもない道を大通りとか思ってました。ああ、コメントが横ズレです。浮いているのはスリーピーススーツの背筋がすっと伸びた先生の筈。ここの商店街は、弱いねんや地縛霊が蔓延っているのですか。一瞥する顔を描いてみたいです。妄想ー。神仏その他、度合いはあれども信奉するのは世界を知っている彼らにとって力を貸して貰える足場作りですね。んんん? 土地勘もなく変な例えですが、大阪と横浜中華街を足して二で割ったような印象を受けました。ああ、菊人形と言えば、有名なホラー小説がありますね。彼らの話している催しとは違うのですが。佐武が生首をあれこれすると言うくだりです。旭廓、遊郭。前シリーズ作にも女の哀しみのシーンがありましたね。
>愛憎渦巻く夜の街には、人が人を呪うイメージが似合う
印象が分かり易くて迫りくる感じがいたしました。素晴らしい描写です。
日赤というと、産婦人科と関係がありますか? だとすれば、勘ぐったりしてしまうのですが。遊郭の女性へのモノ扱いがあるとかいいダンナに恵まれるとか、働く女性の運命で、遊郭跡地の怪異なことも変わって行くでしょうね。明治に旭廓を焼失したとは、逃げられなかった者達の念など心配です。ありり。カイコさんを目の前にして、ご飯ですね。狭間の世界との繋がりを蜘蛛の糸を垂らすが如く大切にしているのかな。何だか、胃袋をレントゲン撮影をしたいぞ。お話しは歌舞伎のようにどどんと舞台が回りましたね! 一本でもとても美味しい焼きたてみたらし串団子……。じゅるり。あれ? なんかお土産を持っていくなんてパターンはありませんでしたよね? 服部くん、気配りかな。優しいね。またもや懐古堂です。ヒッチコックの演出を思わせる、ペンダントライトの揺れがよかったです。服部くんだけ、良い子ー(笑)。ええええ。もしや、もしーやに。入るってか? 自分でまいた種で服部君危機です!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
フード付きの服、保育園幼稚園はもちろん、小学校でも禁止ですね。やはり引っかかりやすいですし、捕まれやすいので、いろんな危険がありますね。
地方住みだと、都会の想像がしづらくなりますよね。イオンとか便利ですしね。
名古屋は一応日本の三大都市に数えられているんですが、どことなく垢抜けない感じがします。大阪と中華街を足して2で割ったというのは、結構近いイメージかも。
菊人形のホラーありますね! そもそも人形そのもののクォリティの微妙なのが多いせいか、なんとなく不気味な感じです……笑
そうそう、前作でも遊廓跡地を出しました。日赤病院がラストの舞台でした(ちなみに私が生まれた病院です笑)。覚えていてくださって嬉しいです!
あちらも、今回の大須も、霊感のある方のブログなどを見ると、やはり結構「いる」土地のようです。
旭廓は花街だけでなく芸能も盛んだったようで、いったん火が出ると派手に延焼しただろうなと想像しました。
お土産、たぶん服部少年自身がもう少し食べたい気持ちがあったのかもしれません。
このみたらし団子によって、カイコさんから何やらとんでもないことをお願いされましたが、はたして……?
これがどんな展開に繋がっていくか、ぜひお楽しみに!
>物理的な実感としても、胃の中に食べ物があることで自らの現うつし身を実感しやすくなるというメリットがあるのだ。
これはいい設定ですね。必ず飯テロを入れられる。
そしてみたらし団子! 焼き立てはさぞ、おいしいでしょうねえ。夜中に読むのが危険な作品かも。お腹空いてきました…うな丼あんなに食べたのに…。
服部君、お土産に持っていってあげようだなんて、ますます気に入られてしまいますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
日本神話の「黄泉竈食」(あちらのものを飲食すると、身体があちらのものになってしまう)の逆みたいな感じですね。『千と千尋』でも両親が豚になってしまうシーンがありました。
感覚的に腑に落ちるかなぁと、考えた設定でした(=´∀`)
昔ながらのみたらしは、甘みがなくて醤油を焼き込んだものなのです。香ばしくて美味しいですよ!
服部少年、先生から「年上の女性に受けがいい」と言われたのは、まさしくこういうところでしょうね。
はじめまして。街の雰囲気がしっかりと伝わって来ますし、登場人物同士の掛け合いから、その距離感などもつかみやすくて、とても読みやすいです。方言も良いですね。
現世と幽世の間に階層構造のお話も、情景描写だけでなく、『胃の中に食べ物があることで自らの現し身を実感しやすくなるというメリットがある』といったあたりから、なるほどーと納得しました。
ついでに小腹も空きました。笑
ナポリタンの描写もとても美味しそうでした!
作者からの返信
初めまして!
お読みくださり、コメントもいただき、ありがとうございます!
地元を舞台にしているので、街の空気感やグルメなど良いところをご紹介できたらいいなと思います。
本作はシリーズものなのですが、前作を未読の方でも楽しめるように書きました。登場人物の距離感を汲み取っていただけて、ホッとしました(*´-`)
階層移動前の食事のくだりは、黄泉竈食の逆をやってみました。
飯テロシーンもたくさん盛り込んでいきますね!
引き続きお楽しみいただければ幸いです(●´ω`●)
服部くんは大人キラーだわぁ…。
こんなん言われたら、嬉しくなるに決まっているではないですか~!
そして今回も私のお腹を鳴り響かせるお料理来たー!
勤めている会社の社長が八事でよくみたらし買ってきてくれるのですが、その店の団子も甘くない醤油味だから読んでてにんまりしてしまいました~。
うぅ、やはり食べたい…!
それにしても服部くん、体貸してあげるの?
せ、先生もいるし大丈夫…だよね?
カイコさん、美味しく食べてくれたらいいなぁ~。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
これは可愛がられますよね!
でも何となく、お利口さんにしなきゃいけないという心理とか、彼なりの処世術のような気もしています。
昔ながらのお団子屋さんのみたらし、最高ですよね! おこげ必須!
身体を貸すことになっちゃうのか。それは大丈夫なのか。でも隣に先生がいるので、おかしなことにはならないはず。
憑依されて食べるお団子、どうなんでしょうね?
大須って、もともと廓があった場所だったんですね。
中村廓とか、それぞれ、いろんな歴史があるでしょうね。すごく勉強になります。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
このシリーズはすごく調べ物が多いんですが、地元のことでも調べて初めて知ることが多くて、書いていても楽しかったです。
名古屋の遊廓の歴史は資料も少なく、想像で補うしかないところも結構ありました。
勉強になると言っていただけて嬉しいです(*´-`)
こんばんは。
律儀か、食いしん坊か。両方です。
それをしれっと、日頃の指導とのたまう先生。好きです。
(先生でなかったら怒ります)
カイコさんによる憑依。お団子、おいしいといいですね。
少年に忌避感がなければいいんですが、たぶんもうカイコさんを憎からず思っているでしょうし、いいんでしょうね。
どうでもいい話ですが、憑依なんてすると他人の味覚で味わうんでしょうかね。
なんというか「自分の見た『赤』という色が他人の見る『赤』と同じかは立証のしようがない」みたいな感じで。
味覚もそうなのかなと。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
万が一相手が食べられなくとも食べ物を無駄にしないというところまで気を回す、律儀な食いしん坊です。
先生はしれっとドヤ顔で言ってそうですね。好きと言っていただけて嬉しいです(●´ω`●)
次回、憑依された状態で団子を食べることになるのですが。
ご明察通り、服部少年はおみやげ持っていこうと思える程度には、カイコさんに対して悪くない印象を持っています。
何にしても隣に先生がいるので、そんなにおかしな事態にはならないはず……?
>憑依なんてすると他人の味覚で味わうんでしょうかね
わぁぁ実はこれ、私もちょっと悩んだとこなんですよ!
ガワを同じもの使うわけですもんね。物理的には同じ神経反応になるはずですが、それに対してどんな感想を抱くかは別かもしれませんね。
憑依できればクオリア問題も解決しそうかも? いや、できないんですけどね。
陽澄すずめ様
まさかの憑依ですか!? その時、朔くんの意識は……? 朔くんの身体の中でカイコさんと同居するのでしょうか? そして、一緒にみたらし団子を味わうのでしょうか!? だとしたら、一本で二度おいしい(?)感じがいたします。
名古屋の方言って、耳に柔らかいんですね。カイコさんの「――じゃんね」っていいですね。豊橋を拠点に活動しているTHCオカルトラジオっていうYouTuber さんがよく語尾に「じゃんね」を付けて話すのを聴いて可愛いなって思ってたんです。幼少期、父親の仕事の関係で名古屋に住んでいたことがあるので、
『共エン』シリーズそのものに懐かしさを感じています。
毎回、名古屋の歴史や(食)文化を探訪できて嬉しいです。
陽澄すずめ様、読ませていただき、ありがとうございます!
次回も楽しみに待っています(^^)v
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そう、まさかの憑依です!
ブロッコリーさんが挙げてくださった疑問点、ちょうど次話で樹神先生が解説してくれる予定です( ´∀`) うまく大事なポイントを気にしてくださって嬉しいです!
名古屋に住まわれていたんですね!
「じゃんね」は名古屋弁でも言いますね(近隣で方言が混じってるかも?)
よその地域の人からすると、同意を求めているように聞こえるらしく、「えっ、そんなの知らないよ」って反応を結構されました……笑
懐かしさを感じていただけて、書いた甲斐があったなぁと思います(●´ω`●)
次回もお楽しみいただけますように!
>衣装の代わりに菊の花を纏った人形だよ
名古屋が発祥の地なんですね!
菊人形っていう言葉を聞くと、横溝正史を思い出してしまう( ̄▽ ̄;)
>現世のものを体内に取り込み、結び付きを強めておく
なるほど!
別の世界に行ったら食べ物を食べるなって話がありますが、アレの反対の事をするんですね!°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
>君の身体、貸してまっていいかや?
えええええ!?
もしかして……
作者からの返信
コメントありがとうございます!
菊人形は、江戸時代に大阪で作られたのが最初のようですが、明治の名古屋のこの寺院での見せ物が人気を呼んで、全国に広まったそうです。
横溝正史! 犬神家であったんですね……! 調べたら流石おどろおどろしい感じ。死体も映えそうです。
この人たち、ことあるごとに何か食べてますが、大事な意味があるんです。自分に生きた身体があると自覚することが重要ですね!
そして、おみやげのみたらしから、まさかの事態に……?!
お団子がすごくおいしそうです……っ!(≧▽≦)
みたらし団子、好きなんですよねぇ( *´艸`)
カイコさんにもおみやげだなんて、服部青年、いい子すぎます……っ!(*´▽`*)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
一般的なみたらし団子って、トロッとした甘じょっぱいタレがかかっているものだと思うんですが、名古屋の昔ながらの団子屋さんのは醤油を焼き込んであるのです(●´ω`●)
服部くん、ちょっと(?)気を遣っちゃうタイプですね。良い子なので、年上のお姉さんにモテます( ´∀`)
お団子美味しそうー! くっ、おやつには遅いが今からでも……
大須の辺りにはそんな過去があったんですね。いつの世も男と女、いやもっと言えば人と人との間に生まれる心の密度や温度がいろいろなものを生むものですね。
そんな街でカイコさんが幽霊やりながらお店開いているのにも何か因縁がありそうですね。モノにまつわる念を扱うなら神社や仏閣にいた方が何かと都合がよさそうなのに、路地裏でお店を開いている。客を選ぶためなのか、それとも何か深い理由があるのか……。例えば、生前の思い出の地、だとか、お店が代々続いているもので、先代からの引き継ぎがある、だとか?
でもそうなると樹神先生との接点が気になるなぁ。大学の先輩後輩みたいなノリだけど、10年前に何かあったのだろうか……、うーん、謎多き女性、カイコさん。魅力的ですね。
実は僕、命の恩人がカイコさんみたいなベリーショートの女性だったので、カイコさんの絵を初めて見た時からすっごく好きでした。読み始めてからもやっぱり魅力的なキャラクターで、本作の推しになりそうです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
みたらしってスーパーのスナックコーナーでもよく売ってますね。気軽に買ってしまいます( ´∀`)
大須が元々遊廓だったのは、前作を書いている時に調べて知ったことでありました。
一作の中で2箇所の遊廓の話をやると流石にくどいので、ネタとして取っておいたのでした。
おぉっ……!
カイコさんがなぜこの店に住み着いているのか。謎ですよね。えぇ。そこを気にしていただけて、めちゃくちゃ嬉しいです。
樹神先生との接点。過去に何かあったというより、とある理由で先生は彼女のことがちょっと苦手なんですが、それはこの章の最後辺りにちらっと出てきます。
ベリショってあまり男性ウケ良くないイメージがあったんですが、なるほどそんなことが。
そういえば飯田さんの『ホームズ、推理しろ』でもベリショの女性が登場してましたね!
カイコさんを気に入っていただけて本当に嬉しいです(●´ω`●)
編集済
あの寺、通るたびに派手やなぁと思います。
大須の歴史は中村遊郭に続くんですねぇ……勉強になります。
そしてこのみたらしはまさかあそこの……!!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ほんと、既にあそこに普通に存在しているものとして馴染んでますが、冷静に考えると寺とは思えないおかしい派手さですよね笑
そう、中村遊廓より前に大須に遊廓があったのでした。私も前作を書いてる時に知りました。
みたらしのお店、ケンミンショーとかでも出たみたいですね。本作では場所はちょっと実際とずれていますが……( ´∀`)
甘じょっぱいトロッとしたタレのも美味しいですが、醤油を焼き込んであるのが良いんですよね!
胃の中に食べ物があることで自らの現し身を実感しやすくなる。飯テロがちゃんと意味を持っていますね!(^^)!
幽霊でも、カイコさんにも食べてもらいたいって思うなんて、服部少年優しい(*´▽`)
体を貸すことで、食べられるようになるでしょうか。けどこれ、ちょっと怖いですね(^_^;)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そうなのです、食欲に任せて食べ歩いているわけではないのです( ´∀`)
これから誰かを訪ねるのに自分たちだけ買い食いというのも、ちょっと悪い気がしてしまう(※私が)ので、おみやげとして持っていってみることにしましたが……これがよもやの展開に。
身体を貸して、大丈夫なんでしょうか……?
編集済
今度はみたらし団子。。ゴクリ。。
途中までカイコさんな気分でしたけど、なんと憑依ですか!?
作者からの返信
コメントありがとうございます!
名古屋のみたらし、醤油味なのです。甘みがない。カリカリ香ばしくて美味しいですよ。
今作は『憑依』が鍵です!