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授業が終わり時計の針は4時を指している

日が沈みかけている放課後の教室で

真っ先に友達の雫と海に話しかける

落ちた葉が魚になったなんて興奮気味に話しかけるがもちろん2人は信じる筈もなく

呆れて溜息をつく

それでも信じてもらおうとする熱意に好奇心旺盛な海は興味を示したのか「なら今から見に行く?」と窓の外を指さした

もちろんこの目で見たモノを信じて貰えれば何でも良かった俺は早く行こうと言わんばかりに鞄を持ち手招きをしながら教室を出る

妙な嘘つくよなぁと翠に小言を言われるも

先程の光景が本当であってくれという高鳴る気持ちと、本当なら国際生物学賞物だ等と覚えたての言葉を使いたがる小学生のような馬鹿らしい考えさえ頭に浮かんでいた

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木から落ちた魚 @yume_04

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