本当に惜しい物語…

この物語を表すには
「面白い」その一言に尽きる。

「世界」がそこに在る、
「人々」がそこに居る、
「伏線」が全て繋がる、

要所でカタルシスを得られる。

おおよそ 「名作」と呼ばれる物語に必要な要素が全て備わっているが、
本当に惜しい、本当に本当に惜しい。

物語の「世界」が広すぎる故、
「人々」が多すぎる上、
描写が追いついていない印象を受ける。

端的に表せば「脇筋が多すぎるが故、冗長」

作者の表現の問題ではなく、小説という作品ならではの問題。

叶う事なら漫画やアニメで表現した方がこの物語の面白さは大衆に伝わると感じた。



漫画化、アニメ化の為に
皆さん、書籍を買いましょう。