理不尽をぶん殴れ!

凡庸なる彼が、血反吐を吐きながら理不尽をぶん殴っていく物語です。

天才でもチートでもない、凡庸な素質の彼が主人公。
襲い掛かる不幸は『そんなことある!?』と二度見するレベルで理不尽な物。
その場で膝を折っても、諦めても、誰も文句を言わないでしょう。
しかし、主人公である彼自身だけは『気に入らねぇ』と理不尽を殴りに行くのです。
血反吐を吐いても、天に唾を吐きかけて。
弱音を吐いても、絶望を噛み砕いて。
頼れるけれど、癖が強すぎる仲間たちと共に、地獄を踏破していくのです。

いつか主人公の足跡が英雄譚として語られる、その日まで。