ファンタジー設定が凄くいいです。話も深くて、引き込まれていっきに読んでしまいます！
如月 椎名(きさらぎ しいな)と申します。 いろんなジャンルを、のんびりと。
過酷な運命を背負った主人公が、それでも負けずに立ち向かっていく…！軽く読めるお話ではないですが、中身のしっかり詰まった、読み応えのある作品です！
意図してか意図せずか、感情の描写が少なく、叙事詩調に物語が淡々と紡がれることで、主人公が運命に翻弄される姿が浮き彫りになっています。ファンタジー小説としても、大河小説としても楽しめる一作です。
丁寧な文章に見合った、凝ったファンタジーの世界に引き込まれました。聖女でありながら両手が……となってしまう主人公、この先に待ち構えるであろう数奇な運命を予感させます。
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