『童心』のグルメル・ゲルム

【クラス】ボス

【名称】グルメル・ゲルム

【種族】ネガ

【性別】なし

【出現場所】エリア0-3:地下遺跡

【強さ】★★☆☆☆

【武器】棍棒、人間

 大きさは人間の身長くらいの棍棒。そして、結界内で捕らえた人間の死体を棍棒の代わりとして用いる。


【特殊能力】

『童心』のネガ結界:

 戦闘時に自身の結界に相手を引きずり込む。外から入ることは出来るが、ネガを倒さない限り結界の外に逃げることは出来ない。

 当て布だらけで出来た粗雑な壁で仕切られた迷宮。単純な強度ではなく、結界内の物理法則として壁は破壊不可能。結界は高さ二メートル半しかなく、その天井には橙の光が疎らに輝いているのみ。薄暗くて視界が悪い。


『童心』の呪詛:

 ひたすら悪趣味。

 人間の死体を打撃武器にしたり、使い魔を人間と見せかけたり、しまいには自身の攻撃で自壊する。追い詰められるまでは逃げ隠れ、時には人間の死体を盾に使う。倒しても後味の悪さだけが残るだろう。


『童心』の使い魔:

 人間の姿を模しているが、その目鼻はボタンで彩られている。よく見ていればすぐに気付くものの、天井の圧迫感と視界の悪さから気付きにくい。そして、使い魔とは別に捕らえた人間を催眠状態で襲わせてくるので、間違って人間の方を攻撃してしまう危険がある。


【容姿】

 針金のように細長い奇妙な人型。その全長は三メートルにも達し、天井に頭をぶつけながら襲いかかってくる。また、顔のパーツがどれも奇妙に引き伸ばされていてとても不気味。


【ネガ情報】

このネガは「逸楽」の性質を持つ。

人をおちょくって無邪気に楽しむ破滅的快楽主義者。

どんな大惨事も愉快に受け入れられる器の大きさが自慢。

遊ぶだけ遊んだら勝手に破滅する。

その身の破滅を余すことなく楽しむ。それがネガの全て。


・台詞候補

 なし。耳障りな奇声を発するのみ。


・メタ情報

 プロローグが『始原』の固有魔法フェルラーゲンで生んだ存在。

 攻撃も防御も全てが悪趣味。しかも自分の攻撃に自分の肉体が耐えられずに勝手に自壊する。その姿は化け物であっても謎に痛々しい。攻撃力が増しても結局勝手に自壊するので、呪装刻印の脅威が最も薄いネガ。


【参考】

本編での戦闘描写:

https://kakuyomu.jp/works/1177354054890857780/episodes/16816927859889331565

https://kakuyomu.jp/works/1177354054890857780/episodes/16816927859897142927

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る