後書キ
終戦より七十七年。すっかり平和ボケに取り込まれてしまった自国民に、現ウクライナ国民からの声は届いているのでしょうか。
この物語を作るきっかけとなったのは、「空が好きな少年の話とか書きたいなあ」と、ふと脳裏に浮かんだことでしょうか。
行動に移った段階で、「時期も時期だし終戦記念日にちなんで戦争中の少年少女にするか」と執筆してたらこうなりました。
私の作品の中では珍しく、作中で主人公が生きています。つまりは誰かしら葬ってしまう癖を治さねばいけないな(遠い目)
作品を読んでくださった方々の中に戦争経験者の方がいらっしゃるか、私自身存じ上げることは無いに等しく思えますが、それでも数名の心に刺さる作品になっていれば幸いです。
知識がボロボロなので史実と異なる世界線のお話に成り得るかもしれませんが、物語の中ということで許してください。
一度きりである今年の夏の思い出として、ひとつのお話を書き上げることができ私は十分満足しております。
思う点がございましたら、是非お聞かせくださいませ。次度よりの執筆の参考にさせて戴けるような感想ですと非常にありがたいです。
さて、軽く二人の説明でも致しましょうか。
主人公の
海に美しいと書いて当時のキラキラネーム的な雰囲気は隠せていませんが、作者的に満足している名前です。
空をテーマにした作品(となる予定だった)として、相反する〝海〟を漢字に入れたかったという勝手な意見です。
登場人物の名前考えるのが至福。
幼馴染の
戦時中は願いを込めて〝勝〟という漢字を名前に当てる人が多いと聞きましたが、設定上は一次戦と二次戦の間もいいところ生まれなので、言うなれば直感です。
構想中は名前もなかったので良い方向には進んだでしょうか。
残りも話してしまえばキリがなさそうですので、この辺りで。
閲覧して戴き、ありがとうございました。
最期に笑うは、海 尊ろ字 @TohtoRo_G
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