◆登場人物一覧(第一章)


登場人物(第一章)


パブロ(Pablo)

山麓支店の店主。医師。今は亡きエスタルバニア出身。皮肉屋。人を食ったような態度。アッシュシルバーの巻き毛。希少人種。身長が低く若く見える。少年とも少女ともつかない繊細な顔立ち。歳は三十近いとの噂。


リズ・テイラー (Liz Taylor)

新米医師。わりと平凡な性格。両親が政治家で子煩悩。勤勉で努力家。虎の威は借りたくない派。キャラメルブラウンのショートヘア。十七歳。


木蓮 (Mokuren)

移民。出自は不明。就労ビザはあるが国籍はない。偽名。医師免許は未取得。前髪を切りそろえた黒髪。透明な声質。異国の趣がある。温厚だが行動力は人一倍。


ジミー・コリンズ (Jimmie Collins)

医師。祖父ロイドの診療所で働いていたが、パブロへの弟子入りを勧められる。清潔感あるダークブラウンの髪。生真面目。冗談が通じない。感情の波が激しい。ブルカノ式噴火。


ジェームズ・ベア (James Bear)

オーストウッド病院の内科部の長。熊のようなずんぐりした体格。スポーツサングラスがトレードマーク。豪放な性格。


サンディ・コールマン (Sandy Coleman)

郵便局員。山麓管区の配達員。軽い性格。冗談が多め。


シド・ワトキン (Syd Watkin)

パブロの秘書、山麓支店の店番をしている。すらりと背が高く顔立ちも端麗な青年。鳶色の髪を背で束ねる。物腰が穏やか。


ベリンダ・スキナー (Belinda Skinner)

患者。三十二歳。オートン医師による夏バテの診断に不服。セカンドオピニオンとしてパブロに診てもらうことに。大手ゼネコンで事務をしている。


ロニー・オートン (Ronny Orton)

メリングトン病院の勤務医。小太りで腰が低い印象。外来診療でスキナーを担当している。


ロイド・コリンズ (Loyd Collins)

町医者。診療所を経営している。ジミーの祖父。過去にオーストウッド病院の嘱託医として外来診察をしていた。パブロと面識あり。


ニコラス・ハカビー (Nicholas Huckabee)

国の上級官吏。しばしばパブロに依頼を持ち込んでくる。政治がらみの案件が多い。











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あとがき


お読み下さりありがとうございます。

本作は中編コンテント応募作のため一度ここで完結と致します。


本作につきましては、書きたいエピソードがまだまだありますので、構想を練りながら結果を待ちたいと思います。


第一章は医療要素がかなり強めの回となりましたが、以降はここまでコテコテの病院ものにはしない予定です。

連載を再開した際は、何卒よろしくお願い致します。


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山麓支店のパブロ 萩宮あき @AK-

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