レンジ・ライフ
柚木呂高
レンジ・ライフ
『いまこそ永遠にわが身を抹殺すべき瞬間なのではないか、と考えずには、ただの一度も、私は真の
「キミの病気を治す方法があるとすればそれは未来だ、キミの体は確実に衰弱してきている、僕が所属するプロジェクトのコネがあればキミを旅立たせることができる」
「ずいぶん気の長い話、その旅の過程で私の自己はどのような形をとるのだろう、反射のない時間旅行では私の像は曖昧模糊とした霧のようになってしまいそうで不安だ」
「反射ってなんのことだい、キミは夢も見ないほど深い眠りに着く、そのあいだのことは何もなかったかのようにあっという間に過ぎて、目が覚めたらそこは未来の世界、キミが生きていける世界なんだ」
「アイデンティティだよ」
「何、僕が嫌いな言葉が出てきたな」
「人は他者の認識あるいは反射で自己の輪郭を得ると思う」
「素朴実在論みたいなものかな」
「知らないよ、私は教養なんてないんだからそんな難しい言葉知りっこない」
「嫌いなんだこの類の話は、自分が茫漠とかすんでしまうから」
「他者を認識することと、他者に認識されること、その双方からのフィードバックで自己同一性の輪郭が現れると思う」
「それでどうだって言うんだ、僕はねアイデンティティがないに等しいんだ、そんな話に共感なんてできないよ、さあ、決めるんだ、キミは生きるべきだから」
「あなたは自分のアイデンティティをもっと省察するべきだ、あなたの中にある愛への憎しみ、誰かに想われることで発生する飢餓、そしてあなた自身がその愛憎に追い込まれたと感じたときに惹起する感情の発火、それらはあなたをあなたとして形成する大事な花実のようなものだ」
「おい」
「大事なことだろう、あなたはそうやって自己を形成してきた、いや、存続させてきた、他人の愛の中で温もりながら」
鴻巣はベッドから上半身を起こして詰め寄ってくる、そうするだけでもしんどいはずなのに、なおも食い下がるように僕を指弾する。彼女が動くたびに微かにする香りはLe LaboのSANTAL 33、空の下の香りだ。彼女の憧憬の香り、まだ病がそこまで進行していなかった頃の自分への。彼女は香りを集めるのが好きなのだ、それをまとっている間は自分がここに居るという輪郭と重みを得て誰かになれる気がするのだという。
「自覚ないの?」
「はあ、いや、その通りだと思うよ。愛なんて、みんな平気で振りまくじゃないか、そんなものの価値なんて僕は重視しない、そしてそんな安全圏での憎しみで浮かび上がってくる自己の輪郭なんてやはりクソ食らえだよ、だから僕は自分が嫌いなんだ」
「人が与えられる愛には限りがあるのよ、何かの利がなければ人に愛なんて向けない、無償の愛なんて暇を持て余したおばあちゃんだけが振りまけるものだ。あなたは誰かの利になっている、だから愛を向けられているの、勘違いしてはいけない、誰も別に暇なんかじゃあない、自分が恵まれていることを自覚するべき」
自分自身で自覚しないように心の端に置いてあったこういった浅ましさが露呈するようで痛みを感じていたが、彼女の言葉はただ真っすぐで、いっそ清々しかった。
「ああ、クソ、わかってるよ。僕はクズだ。それでもその逆説的な憎しみがないと自分自身の存在を感じられない。僕は憎む為に人に良くする、そして愛してもらうんだ。僕にとってアイデンティティなんてこんな形でしか享受できない、キミにとってはそれでも大事なものだというのだね」
「そう、私は確かにベッドに伏せがちで人と関わる時間が少ないけれど、それでも人よりも少ないその反射の中で自分の輪郭を得ていた、それが私が生きる上で頼りにしてきたもの、肉体は弱くなんだかあやふやに生きているようだ、でもその輪郭は私を作り上げてくれる、だからそれを失うのはなんだか死んでしまったようで覚束ない」
「なあ、話は戻るんだが、だったらどうだろう、キミと同じような病気の人もみんな乗せて、その眠りの中で仮想現実を共有するというのは。現実ではないかもしれないけれど、その環境とコミュニケーションはキミに仮にも輪郭を授けてくれるかもしれない」
「あはは、そんなコストのかかりそうな発案、あなたに実行できる権限はある? 無理しなさんな、身の丈に合った提案を考えなさい」
「もし実行できたらキミは旅に出てくれるかい」
「ああ、なるほど賭けね、いいよ、乗ろうか」
鴻巣へ提案したアイディアはプロジェクトチーム内で一笑に付された、ちょうどその頃第二世代が登場し
無人となった街の車道を一人車椅子で走るのに新鮮さを覚えなくなってからどれくらい経ったろうか、かつての大都市は寂寞として静まり返っていた、いくつもの季節を経て街路樹などの枯れ葉がそこかしこに落ちて、都市は斑に薄汚れていた。人がいなくなったあとの世界は汚す人もいないからピカピカのまま廃墟になるのだと思っていたが、人類の多くが眠ってしまってから観察した限り、そうではないのだと初めて知った。文明の名残りに鳩が数羽、餌を求めて駅前の広場に集まっている。そこに餌を与える人類はもういない。シオランは強い発火の中で充溢感というものを見出したようだ、しかしこの世界には僕を燃やすような火種はもはや存在しないように思われる。ビルの谷間に冷たい風が吹いて、心の芯から乾いていっそう無感覚にしていくようであった。
インフラが稼働している居住エリアは限られていたが、幸い僕の家はその範囲内にあった為、世界が静寂に包まれてからも僕は変わらずその家で夜を過ごしている。テーブルに伏せてあった本を手にとって捲っていると、外から虫の音が微かに聞こえてくる、昔はこの家でそんな音を聞いた覚えもなかったのだけれど、どうやら人類の勢力が弱まってから、虫たちは力を取り戻したらしい。つけっぱなしにしていたPCのラジオアプリから声が流れ始める、反対派による反対派の為のラジオ番組
「夜更かしのみなさんこんばんは、Range Lifeの時間だ、今日も終末楽しんでるかい、俺は今日レコード屋に行ってたんだ、そこで懐かしいカセットテープを見つけてきたぜ、昔々の二〇一〇年ネットのアンダーグラウンドで密かに流行した
僕はラジオを切り棚からレコードを取り出して、虫の音に覆いかぶせるように流した、世界の終わりに流れる音楽は不思議と滋味深く感じるものだ、それが人気のなくなった住宅街の暗闇の中にほどけて溶けていくようであった。僕は自分の輪郭をもう一度この夜陰の中で見つけようと鏡の前に立って眺めた。後ろには本棚、そこには読み終えたり或いはまだ一ページも捲っていない本が積まれているだけで、なにものも動く気配がない、僕自身というものを見出すことが難しく感じる、僕はどうやって自分自身を見出していたんだろうか、その脆弱さを痛感した。感情は燻ぶり孤独感が感受性を麻痺させ、日々の変化のなさに焦燥も怒りも憎しみもない、この感覚は自分の情動が枯れ果て干からびてしまったからだろうか、まるで何かに蓋をされて無響室化した中で壁を叩いているような気分だ。僕は間接照明を消してベッドに潜り込んだ、眠りに落ちる感覚はたちどころに体が消えおおせて闇の中で一丸になるのに似た。
「お前が以前言っていたアイディア、もう一度聞かせろ」
そう言われたのは第三世代が発生して間もなくだった、鴻巣の為だけに考えたコールドスリープ中の仮想現実のアイディア、それが必要になってきた。というのも第三世代の勢いは第二世代を遥かに超え、計算すると二年も経たないうちに全人類が感染するであろうということがわかったのだ、則ち人は医学の進化を待つことが出来なくなり、人類はもはや現在を放棄せざるを得なくなった、そこで二つの施策が発案された。一つは一部の優秀な遺伝子を未来に残し、全人類が滅んだあとにクローンを生成し種族の存続を図る、これは最悪の場合を見越した奥の手だ。もう一つは仮想現実に現実社会を投影し、コールドスリープ状態の人間で現実世界の続きをやるというものだ。そして社会を継続しつつ、仮想現実内で病を根治する方法の研究を引き続き行い、解決策が出た時点で人類は仮想現実の経験や知識、或いは社会的地位、経済力をフィードバックさせ再び目覚める、後者こそが僕が考えたアイディアの発展であった。賭けは僕の勝ちだ鴻巣。
「それでお別れの言葉は?」
「こんなにもみんなが眠ってしまった中、僕は未だに誰かに愛されているかってこと、アドバイスない?」
「馬鹿じゃないの、あなたを愛するものはみんな眠ってしまった、私は自分の愛で忙しい、愛は万人に分け与えられるものではない、所持上限があるんだ、殆どの人間は人生で数人しか愛することができない」
「これだけしてもキミの愛は僕に取っておいてくれないのかい」
「さあね、わからないわ、こんな押し売りみたいにね。続きは夢の中で、もしくは目が覚めてからしましょう」
最後の友人であった鴻巣が眠りについて僕は寂しかったろうか。恐らくそうだ。家族が眠ったときも、友人や恋人が未来へ旅立ってしまったときも、僕は寂しかった。寂しかったはずなのにこの気持は時間とともにすり減って、ただ無味簡素な孤独が残るのみだった。でも僕もいずれそちらに行く、これは一時的な喪失だ。
しかし僕が眠りにつくことはなかった。第二世代、第三世代が眠りについて、残る第一世代を徐々に未来へと送る中、街は人気がなくなり寂れていった、まるで廃墟だった、それは人類史の黄昏のように映った。そんなときに僕は上司に呼び出された。
「我々の中の一定以上の権限を持った職員の中で適正テストをニュートラルでクリアしたのはお前を含めて五人しかいなかった、その中で第一世代感染者は二人、他三人は第三世代の為に候補から除外する他ない、そのうちの一人である疋田はこの役目の辞退を希望している、お前はどうだ、眠りについた世界の最後の監視者役をやってくれるか」
僕は知り合いの誰も彼もが眠りについてからしばらく経って、自分の心が凪いでいることに気がついた、適正テストは主に技術テスト、社会適正とメンタルテストだったが、それをクリアしたのはまさに僕の感情がすべてニュートラルだったからに違いない、絶望とは違う単なる無関心である、だから僕はもう構わなかった。鴻巣から愛されるかどうかと言う未来へと先送りにした話の続き、それは僕にとってどれほど意味があることだったろうか、今は誰もいなくなって孤独になってしまった、もう何も感じなくなった、何者も僕を映しはしない、しじま、それをどこか心地よく感じている。なんだ家族も恋人も友人もいらなかった、ニュートラルか、確かに、僕は笑っていた。その一笑が心の伽藍堂に一筋風を吹いて、我もなく体を震わせた。
「引き受けますよ」
最後の監視役というのは僕一人っきりだった、だが実際一人で十分だった、すべての作業は自動化されていて、あとは仮想現実の起動とクローンの生成設定を終えるだけで僕の役割は終わる、仮想現実は社会的公平性を保たせる為に人口の九〇%がコールドスリープ状態になった時点で実行することになっている、僕がこの世界に残ってはや七年、昨日最後の第一世代を旅立たせて今日は仕上げの仕事を終えるだけだった、あとはアフターケア、生きている限りイレギュラーに対応すること。この仕事はひどく暇だった、やることなど殆どない、残った疾患者、それは主に第一世代だったが、彼らは自分一人でコールドスリープできるように作業手順が自動化されていた。僕がやるのはその際にイレギュラーな数字が出ないかの監視だけ、日がな人気のない街を車椅子で散歩したり、無人の本屋に本を買いに行ったり気ままに過ごしている。インターネットも多くのサービスは停止しているもののかろうじて維持はされてはいるが変化はない、朝起きて寝るまで暇を潰すと言うだけの日々を送っていた。今日の作業を終えれば実質僕の仕事は殆どおしまい、あとは残りの人生をゆっくりと朽ちていくままに過ごすことになる。僕にはそれが不満なのだろうか、わからない、感情が凪いだままで何も感じないのだ。壁掛け時計がコンコンと鳴って午前八時を知らせる、そのリズムが如何にも無意味に響いているのにまだ時間に固執している自分がいて少し面白かった。
オイルサーディンの缶詰を開けて乾パンに乗せる、庭で育てているディルをちらして食べる、本当ならクネッケあたりで食べたいものだが、もう製造している人間はいない、あとは保存食を食べて過ごすしかない。いつも同じようなものを食べているからもはや作業になっている、うまいまずいというのはどこかに置いてきて、ただ生きるために食べているという風情だ。ただ生きるとは何か、街には僕の車椅子の稼働音と鳥の鳴き声だけが響いている、伸び切った植物が緑色に輝いていて道を塞いでいて僕はその葉に触れた、瑞々しい葉に爪を立てると微かに汁がにじみ出てくる、ズボンにそれを塗りつけて拭った。見慣れた風景なのに徐々に変わってしまった。みんなが起きてくるときにはこの世界はどうなっているのだろう、人々は文化的生活を取り戻すまでどれくらいの時間を要するのだろう。全ては僕の人生の終わりのその先にある。僕には関係のない世界の話。
昼になってそろそろ作業に移ろうかと思ったときであった、管理用タブレットがけたたましいアラートを鳴らした、まるで突き刺すようなその音に不快感を覚えながら現在の状況を確認する。
「エネルギープラントの循環機能に異常発生、七〇%以上のシステム不全が発生、一部コールドスリープ機能の停止、残存エネルギー的にコールドスリープの維持可能期間はおよそ一〇年ほど」
「仮想現実の起動とクローン生成期間の設定を前倒して一〇年に設定する」
「エラー。クローニング作業の工程には莫大なエネルギーが必要になります、コールドスリープの維持を放棄すればクローンの生成作業を実行可能、その際コールドスリープ状態の人間の生命維持は不可能となります」
「仮想現実の起動は可能なのか」
「巨大な仮想現実の一斉同期には多くのエネルギーが消費され、一部の機能が制限されます。制限される機能、仮想現実の経験等の人体へのフィードバック機能、この場合はコールドスリープは変わらず一〇年ほど維持が可能です」
「つまり、僕は片道だけの残り一〇年の生存を与える仮想現実の起動か、全人類を今すぐ犠牲にしてクローンの生成設定を前倒しするかの選択をしなくてはならないということか」
「自己診断の結果循環機能の自己修復は不可能であると結論しました、選択をお願いします」
人類は何の前触れもなく袋小路に迷い込んだ、夢も見ない深い眠りの中何も知らず無力のままに。試験でニュートラルな精神状態を保証された人間に仄かな種火が一つ、燻ぶる心にそっと橙色の光の粒を落とした。種族の保存、或いはつかの間の仮想の人生。こんなの答えは簡単だ、人間が動物であればこそ目的は一つ、人類の存続のために遺伝子を未来に送ること、それ以外にない。だが、僕は高揚していた。凪いでいた心が小波を立てている。ああ、人生よ、我が自己同一性よ、霧のように消えかけた我が輪郭よ、それは心地よかったが、人間は疲労を伴う大きな情動の中にこそ生なる炎が燃える。思えば僕は恋人を家族を、友人たちを愛していた、それ故に憎んでいた、もしそれが僕のアイデンティティを形成していたのだとすれば、僕は今愛する人達の未来を選択する場面に立たされている。だとすればその選択はまさにわが身を抹殺すべき瞬間と言えよう。
僕は窓を開けて、昼の日に照らされた街並みを見る。柵に止まっていた鳥が僕の登場に驚いて羽ばたいていく、あとには森閑とした無音が満たされ、それ故に自分の鼓動が響いているのが感ぜられる。鴻巣、キミの言っていたことは本当だった、僕の脆弱で卑しいアイデンティティ、僕はそれが嫌いだ、僕は凪でいたい、でも、この高揚からは抗え切れない激しい愛がふつふつと湧いてくる。僕はまるで若返ったように車椅子からよろよろと立ち上がり柵に寄りかかる。ラジオアプリから声が聞こえる。
「夜更かしのみなさんこにちは、Range Lifeの時間だ、今日も終末楽しんでるかい。昨日はついに最後の人類が眠りについたみたいだ、ワオ、今日からいよいよ新しい世界の始まりってわけか、輝かしい未来に向けて? ハッ、俺たちみたいなのはこの人生をなんにもわかんねえ眠りの中で進めるなんてまっぴらごめんなんだ、命を燃やせ!」
ふと、空の下の香りを嗅いだように思う、鴻巣のことを思い出していた。彼女を何者にかへと定義した香りの記憶は、あの日僕を指弾した彼女の姿をありありと眼前に発現させるのだった。
「大事なことだろう、あなたはそうやって自己を形成してきた、いや、存続させてきた、他人の愛の中で温もりながら」
「僕は他人の愛の中で温もりながら呪詛だけ吐いていた卑屈なクズだ、けどキミが言っていた自己同一性というものが、今僕に生命を感じさせているは確かだ。鴻巣が細い命の中で大事にしていたもの、それが何なのか少しは分かる気がするよ、キミがいないのは寂しいけれど」
今僕は心が発火している、それが今まで死んでいたように無関心だった心を揺すぶって叩き起こした。アイデンティティは僕に生きているという強い実感を与えた。最後の監視役になってからずっと凪いでいた心がざわついている。僕は生きている、生きている、生きている! 体中に血が巡る、灰色の街が色を帯びてくる。
「あなたに愛を取っておいてあるかだけれど、話しておくべきかしら」
「鴻巣、キミはキミであるうちに死ぬべきだ。誰もいない孤独の中で眠りについちゃ駄目だ、僕に大事なことを教えてくれたキミ、どうか、最後のエゴを受け取って欲しい」
鴻巣は確かに微笑んだ気がした、「勝手にしたら」と言って。
PCのラジオが人類の遥かな未来についてがなり立てる。
「かと言って俺たちは眠れるみんなが不幸になって欲しいなんてこれっぽっちも思っちゃいないぜ。せめてそうだな、みんなの未来と俺たちのこれからの生活にこのラジオタイトルの元となった曲を流させてくれ、Range Life!」
学生時代、僕が大好きだった音楽が聞こえてくる、世界の終わりに流れるにはいささか皮肉めいている。僕は必要な手順を入力していく、手が震えている、そして複数の段階の確認事項をゆっくり呼吸をしながら実行をしていく。ああ、鴻巣、人類よ、僕はキミたちを愛している。ずっと心の中で叩いていた無響室の壁が音を立てて崩れ落ちる、火種がチカっと光って轟音が鳴り響いた。太陽がビルの窓をギラギラと光らせて僕の魂を熱する。人は最後まで自分自身が自分自身であることを、その情動を忘れてはならない。キミたちにどうか祝福を。
そうして人類は永遠の眠りについた。
レンジ・ライフ 柚木呂高 @yuzukiroko
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます