子どもの頃に見えていた景色を覚えていますか?
- ★★★ Excellent!!!
本作は、坂道の多い街で、帰路を辿る主人公の物語です。子どもの頃って、大人にとっては大したことなくても冷や汗を掻いたり、取り止めのないことをぐるぐる考えたり、見えないものが見えたりしますよね。
物語自体は主人公である女の子が、ママの待つ家へ帰るという物語です。
途中、もう本当に色んな物や人が出て来ます。子どもって感受性が豊かだから、見えてしまうのです。
大人になると、そんなもの馬鹿らしいとか。
有り得ないとか。そうして割り切って見なかったふりをするのが上手くなって行きますね。
でも、子どもの頃はそうじゃない筈です。
私は、この作者様が本当に少女の視点で描かれる世界観が好きなのです✨
ノスタルジー漂う本作、皆様も童心に帰って癒されてみませんか?
オススメです★