【討伐済】星辰竜ポラリス
【クラス】ボス
【名称】星辰竜ポラリス
【種族】光竜
【性別】男性
【出現場所】5-2:無音の森のはずれの洞穴に住む。
【強さ】★★★★☆
【武器】星光のブレス。強い光のブレスを吐き出すことで、目くらましと攻撃を同時に行う。
【特殊能力】
・星詠み
星の動きから大まかな未来を予知できる。予知内容はざっくりしたイメージだが、ポラリスは経験則により何が起こるか正確に把握できる。早くても数時間後以降の未来のみ予知でき、「数秒先の攻撃の軌道を読む」などの細かな予知はできない。
気分によっては客人に予知内容を教えてくれる。しかし相手が敵対勢力の者だった場合、適当なデタラメを言って他の竜や危険な魔獣のもとに送り込むことがある。
・神話劇場
対象の周囲に夜の帳を下ろし、小規模な精神世界に閉じ込める。この「神話劇場」の世界に閉じ込められると、対象にとって都合のいい夢を見続けることとなる。英雄願望があれば、あなたが英雄となる冒険譚を。破滅願望があるなら、見るも無残に破滅する悲劇譚を。亡きあの人との再会を望むなら、感動的な逢瀬の瞬間を。それが幻だと見破ったなら、ポラリスは貴方を抹殺しにかかるだろう。
……なお、この「神話劇場」には、既に500名を超えるハンターが囚われている。囚われた者たちを解放するには「ポラリスを倒す」「ペンダントを破壊する」という2つの条件を満たす必要がある。たとえ自分が死んでも、黒竜王エッツェルの脅威もしくは邪魔となりうるハンターを復活させないための保険のため、術式の核を2つに分けたのだ。
・シューティングスター
周囲に小さな光球を無数に浮かべ、対象に向かって解き放つ。単体なら多少火傷する程度のダメージしかないが、無数に着弾するとたちまち全身が焦げて凄まじいダメージとなるだろう。この攻撃は軌道を自在に操ることができ、例えば「直進すると見せかけて軌道を曲げ、背後から攻撃する」といった芸当もできる。あと、シンプルに眩しくて視界が遮られる。
・ミルキーウェイ
「シューティングスター」の防御用形態。己と相手を隔てるように光球を展開する。この疑似結界により空間そのものが隔てられ、いかなる攻撃も通じなくなってしまう。
・スターボム
「シューティングスター」を、着弾と同時に爆発するように設定したもの。激しい閃光と熱量により、通常の「シューティングスター」を圧倒的に上回るダメージを与えられる。
・竜化
体力が半分を切ると、体長30メートルほどの竜の姿に変化する。全能力が大幅上昇し、ブレスや「シューティングスター」の威力も危険な域に達するだろう。
【容姿】
人間態は20歳程度の男性。軽くウェーブした短い銀髪に、垂れ目がちの碧眼。どこか聖性を感じさせる美男子。銀色と白のシンプルな司祭服を纏い、胸元には星形のペンダントをつけている。
【性格】
第一印象「だけ」聖人。常に優し気に微笑む、親切な好青年……のように振る舞うが、実際は竜種以外のあらゆる生き物を見下し、オモチャとして扱っている。
ギリシアの神の如く理不尽に人間を振り回し、災厄をもたらす存在。特に「星詠み」と「神話劇場」の能力を悪用することが多く、自分の掌の上で踊ってる人間を見るのが何よりも愉快でたまらないご様子。そのうえ用意周到な面もあり、わざわざ危険に飛び込むような真似はしない。自分から狩りに赴くよりは罠を張って人をおびき寄せる方が性に合っているらしい。強者と戦う際は常に何かしらの保険を張っている。総じて食えない男である。
同種である竜に対してはそれなりに仲間意識を持っている。人間を娯楽とするという意味ではハイネと似通った趣味を持っており、実際仲がいい。
普段は無音の森に生息するが、定期的に「プロキオン」という偽名でウィンタードリームカントリーに赴いて占い師として名を売っている模様。それにつられて洞穴までやってきたハンターや一般人を狙っているらしい。
かつての戦争にも参加していた模様だが、人間側が勝ちそうだと見るや否や「一度隠遁して機をうかがう」方針に転換した。それ以降ずっと息をひそめていたが、黒竜王エッツェルの復活を機に本格的に行動を開始。人類(主に脅威となりうるハンターたち)の数を減らそうと暗躍している。
台詞候補:
「ようこそ。このような辺鄙なところへわざわざお越しいただき、光栄です」
「念には念を。最優先すべきは確実な勝利、ですから」
「星々よ唄え。怒りを、哀しみを、喜びを。──あなたが夢見た世界を、此処に」
「見破られてしまいましたか……。いけない。これはいけない。残念ながら、貴方を生きて帰すわけにはいきませんね」
メタ情報:
トリックスター的な要素を持つドラゴン。星だけに。
占い師プロキオンという無害な顔と、星辰竜ポラリスという凶悪な顔の2つを持つ。プロキオンの評判に惑わされて洞穴まで赴いてしまうと、たちまち彼の餌食となってしまうだろう。彼の気分に応じて他の竜のもとに送られるか、永遠に覚めない「神話劇場」に閉じ込められるかの二択だ。
当然、竜なので基礎能力は圧倒的だし、竜殺し的な武器でないと装甲を貫けない。しかもポラリスの場合は「ミルキーウェイ」による防御を常に展開しながら戦うため、攻撃を当てることは他の竜にまして困難だろう。
さらに単純な攻撃力よりも、目くらましによる攪乱や複雑な軌道を描く攻撃など、性格が悪い攻撃をよく使ってくる。さらに「シューティングスター」や「スターボム」を罠のように設置したりと、非常にめんどくさい戦い方をする。そのうえブラフを多用し、こちらを惑わせてくる戦法をよく使う。いっそ臆病なまでに周到だが、実際それゆえの厄介さがある。
【動向と顛末】
ドラえごんと手を結び、黄金竜ヴェリテ・妖魔アルの両名と交戦。両者の攻撃により絶命し、遺体はドラえごんにより回収された。
(以下、ソルト様作)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885714804/episodes/16817330647589421443
そして……
(以下、南木様作)
https://kakuyomu.jp/works/16817139557864090099/episodes/16817330649053303072
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