【味方化済】霊竜ヴィグバルト
【クラス】ボス
【名称】霊竜ヴィグバルト
【種族】竜の亡霊(生前はは炎竜)
【性別】男性
【出現場所】6-3:常闇の要塞
【強さ】★★★★★
【武器】
蒼炎のブレス。最低出力でも10000度以上の高温の炎を吐き出す。単純にダメージとなるだけでなく、装備を焼き払われる・火傷などの二次被害もありえる。
【特殊能力】
・霊体
ヴィグバルトは肉体を持たない。故に物理攻撃や下手な魔法は全てすり抜け、ダメージにならない。ダメージを与えるには霊体にも効く武器・魔法の使用が不可欠だ。
それはそれとして竜特効は彼にも効く模様。
・審判の炎
生前からの得意技。自分を中心に、広範囲に無差別に炎を吐き出す。この炎はヴィグバルトに味方と判断された者にとっては防壁となり、敵と判断された者には身を焦がす地獄の炎となる。今は守るべき者すら見失ったため、ただの無差別攻撃に成り果てている。
・蒼炎の呪詛
対象を青い炎で包み、「幸せな未来のイメージが崩れ去る」という内容の幻覚を見せる。この幻覚に惑わされている間にも炎は対象の身を焦がし、焼き尽くすだろう。
・竜化
体力が半分を切ると、体長30メートル程の霊竜の姿に変化する。ブレスの効果が上昇するほか、常に身体に蒼炎を纏っている状態となる。
・地縛竜
ヴィグバルトはこの地に魂を縛られているため、リージョン外に出ることができない。出ようとしても足枷で縛られているように、リージョンの境界で動きが止まってしまう。
【容姿】
青白く輝く霊体のドラゴン。
人間態は死に装束を纏った男性。騎士のような精悍な顔立ちで体格にも恵まれているが、顔色が悪く疲れきった表情をしている。ドラゴン態は青白い骨格だけの姿ををしており、もはや表情など見えないだろう。
また、人間態・ドラゴン態ともに、首の裏に血の色をした宝石が埋め込まれている。
【性格】
本来は穏やかで心優しい気質。己が竜として生まれたのは小さきものたちを守るためだと解し、人を守り、人に寄り添おうと努めていた。
……が、今はその面影は欠片もない。度重なる洗脳により自らの意思をほとんど失い、ただ意のままに戦い続ける兵器と成り果ててしまった。かすかに残る自我も最早彼を止められないほど弱まってしまっている。
かつての大戦で人間側に味方した変わり者の竜。元々は他の竜と共にこの世界を支配しようとしていたが、戦いで深手を負ったところを人間に助けられたことで考えを改める。人間を守るため他の竜たちとボロボロになるまで戦い続けた末、「死すべき裏切り者」として塵も残さず滅ぼされた。
しかしヴィグバルトに死後の安寧が訪れることはなかった。ある死霊術士により魂を強制的にこの世に蘇らされ、霊体として顕現。そのうえ彼の術により操られて人間側の兵器と化した。そのまま戦争終結まで戦わされ、今もなお、彼は地縛霊としてこの地に縛り付けられている。
台詞候補:
「アア……マタ、戦ワネバナラヌト云ウノカ」
「我ガ炎ハ……何人タリトモ……消スコト能ワズ……!」
「モウ、私ニハ解ラヌ……誰ガ味方カ……誰ガ敵カ……」
メタ情報:
竜であり亡霊でもある存在。
肉体は塵も残さず滅ぼされたため、竜の鱗による耐久力はない。だが亡霊ゆえに大抵の攻撃はすり抜けるため、普通の竜とはまた別の厄介さがある。亡霊にも効く武器・魔法が必要。それはそれとして竜特効も持っているとダメージが通りやすいかもしれない。
戦闘では超高温の青い炎を吐き出し攻撃する。食らえばとんでもないダメージが入るうえ、範囲が基本的に広いため回避は困難だろう。それだけでなく呪詛による精神攻撃まで行ってくる。これに限っては「精神を強く持つ」「魔法障壁で効果を軽減する」くらいしか打開策はない……はず。
ただし、実体がないため爪や牙による攻撃は行われない。
なお、「血の色をした宝石」はヴィグバルトの魂を操る魔法が込められている。これを破壊すると「地縛竜」の呪いが解けるほか、少しずつだが洗脳も解け、上手く行けば本来の彼を取り戻すことができるだろう。宝石自体は三回ほど攻撃すれば壊れるくらい脆いが、ヴィグバルトが宝石を守るように立ち回ってくるのがネック。
なお、裏切り者ゆえに当時を知る竜たちからすれば有名竜。
当然ハイネは彼を知っており、「愚かで酔狂だが、故にこそ観察対象としては面白い」と評している。フィオーレとアレアシウスは直接の面識はないが、先祖から存在を聞いている可能性はある。
【動向】
FFXX陣営・神錘の代行者により救済され、彼の伴をする道を選択する。彼らの移動手段として活躍するほか、氷針竜フォルテシアとの一騎打ちを演じたりもした。
(以下、有原ハリアー様作)
https://kakuyomu.jp/works/16817139558351399728/episodes/16817139558946976697
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