鋼鉄竜アレアシウス
【クラス】ボス
【名称】鋼鉄竜アレアシウス
【種族】地竜(変異種)
【性別】男性
【出現場所】エリア4:アビス。鉱物が多い洞窟に神出鬼没に出現する。
【強さ】★★★★☆
【武器】鋼のブレス。鈍い銀色のブレスで、少しかすっただけでも鋭い刃で切り裂かれたようなダメージが入る。直撃すると即死どころか、肉片さえ残さず切り刻まれるだろう。
【特殊能力】
・合金化
周囲の鉱物に触れることで、その性質を己の中に取り込む。この能力により鉱石由来の悪影響を一切受けなくなるどころか、取り込んだ鉱物の性質を自在に出したり引っ込めたりできる。
・メタリックアーツ
自分の中に含有する金属を好きな形にして取り出し、その辺に浮遊させて操る。剣を投げつけたり、盾で攻撃を防いだり、タライを敵の頭上に落としたり、鎖にして敵を拘束したり。汎用性が非常に高い技。なんならスキレットと火打石を出して魔物焼いて食べてることもある。便利。
・ウラン砲
エリア4-3:ウラニウムトンネルに存在する鉱物を取り込んだ結果の技。ブレスに大量のウランを混ぜて吐き出す。ウランの含有量は自在に調整でき、純粋にダメージを与えることも、適当なモブを変異させ相手を襲わせることも可能。ただし、一撃で体の中のウランがものすごく減るので乱用はできない。
・竜化
体力が半分以下になると、人の姿から体長30メートルほどの竜の姿に変化し、全能力が大幅に向上する。なんなら取り込まれた金属も倍レベルに増え、「メタリックアーツ」の規模が大幅に拡大する。
【容姿】
20代半ばくらいの男の姿をとる。肩まであるボサボサの黒髪に丸メガネ、パーカーとジーンズの上に白衣を纏っている。ただし白衣はロボットの装甲のように金属光沢を帯びている。遠目では冴えない研究者のような雰囲気だが、その目は妙にギラギラした光を宿しているだろう。
【性格】
知識欲の塊。アビスに存在する未知の金属などに強い興味を持ち、すべて知り尽くしたいと望んであちこちの洞窟に出没している。典型的なオタク気質で、興味のあるものはとことん知ろうとするが興味ないものには1ミリも興味ない。
研究の邪魔をする存在が大嫌いで、人間だろうが魔物だろうが容赦なく排除しにかかる。おかげで鉱山の労働者にとんでもない被害が出ているほか、ちょいちょい崩落の原因にもなっているようだ。
この個体は便宜上は地竜に分類されているが、ある異世界に渡った地竜が現地の竜と交配を繰り返した結果誕生した変異種。金属を操る技に特化しているが、重力を操ったり地震を起こしたりといった能力は完全に退化し失われている。
台詞候補:
「ねぇ見てごらんよ。ここ、こんなにいっぱい未知の金属がある。なんて素晴らしい場所なんだ! もっと知りたいと思わないかい?」
「僕の研究の邪魔をしに来たのかぁ……そっか。なら見過ごせないや。残念残念」
「くらえ、これが僕の研究成果だ! 未知なる力を思い知れー!!」
メタ情報:
オタク気味な変異種のドラゴン。研究の邪魔さえしなければ大人しいが、何も知らない鉱夫に「ここは危ないぞ」とか話しかけられただけでも攻撃してくるタイプ。もう少し話を聞くことを覚えた方がいい。
例によって基礎能力は圧倒的で、竜殺し的な武器がないとダメージを与えることすら困難。自前の武器を出したりブレスを吐いたりして攻撃するが、実はそうする度に体内の金属量は減っている。見る人が見れば、ある程度残量を把握しながら戦っていると分かるだろう。……だが、気持ちが昂ると自分の研究成果を見せつけようと躍起になり消費が増える。
ウラン砲は非常に危険度が高く、最悪だと即死してしまうほどの威力を持つ。しかし一時的にブレスに含む元素をウランだけにする必要があるため、少し隙が生じる。そこを突くのが最も効果的だろう。
また、ウラン砲を除けばすべての攻撃が金属によるものだ。高温や王水などで金属を溶かすのも対抗策としてはアリだ。……この世界に高温や王水が効かない金属がなければ、の話だが。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます