フロンティアに舞う竜属たち
【討伐済】緑花竜フィオーレ
【クラス】ボス
【名称】緑花竜フィオーレ
【種族】森竜
【性別】女性
【出現場所】エリア3-2:濃緑地獄。比較的日の当たる場所に、ト●ロの住処みたいな拠点を築いている。
【強さ】★★★★☆
【武器】緑葉のブレス。ブレス自体はただの風なのでさしたるダメージにはならないが、吐くと同時に周囲の草木を巻き込むのが厄介ポイント。花びらや葉は刃となり、種は弾丸と化して襲い掛かるだろう。
【特殊能力】
・森の恵み
フィオーレは森の竜であり、森に愛されている。そのため、シュヴァルトヴァルトの動植物や魔物、病原体等に由来するダメージを一切受けない。また、彼女の行動で森が傷ついても、この能力によりすぐに再生する。
・植物化
自分の体の一部を植物に変化させる。腕や髪をツルに変えて叩いたり捕縛したり、トゲのある植物を生やして攻撃したり、手に花を咲かせて種を弾丸の如く飛ばしたりするのが常套手段。場合によっては食虫植物を生やして溶解液で攻撃したり、毒性の植物を生やして傷口に追撃したりもしてくる。容赦ない。
・蒸散
植物の蒸散作用をとんでもなく強化したような感じで、水を放出できる。大抵は植物にとっての弱点である炎や雷に対する防衛手段として使われる。ママ故か、自身に使うことより周囲の動植物を守るために使うことが多い。フィオーレの体内の水分がなくなると使えなくなる。
・竜化
体力が半分以下になると、体長30メートルほどの巨大な竜の姿に変化する。全能力が大幅上昇し、ブレスや植物化の規模が拡大するほか、それまで以上に攻撃に容赦がなくなる。
【容姿】
美しいエルフ女性の姿をとる。緑色の髪は足元まで届くほど長く、頭には大きな花が髪飾りのように咲いている(この花は竜化しても残る)。ギリシャ神話の女神のような衣装を装備しており、露出した両腕には鱗が浮いている。
【性格】
慈悲深く、森に生きるあらゆる命を愛しく思っている。まさに聖母。まさにママ。
シュヴァルトヴァルトに生きるすべての生命のママを自称しており、子供たち=森の動植物や魔獣が傷つけられることをもっとも嫌う。森が伐採されたり焼かれたりする度に植物操作で懲らしめに来るようだ。一応こちらの言い分は聞いてくれるが、親バカなので結局は森を優先する。そして親バカなので子供を傷つける人々にはまったく容赦しない。親バカなので(大事なことなので3回)。
異世界に渡った森竜の子孫で、一度己のルーツを知りたいと思いこの世界に来訪した。そのタイミングがたまたま女神リアが自然を急速に回復させていたタイミングと被り、自分の力で森が拡大しているのだと勘違いした。その結果、森のママを自称するに至る。
台詞候補:
「あらあら。わたしの子供たちをいじめる悪い子って、あなただったの?」
「聞き分けが悪い子には……"
「……知ってる? 母親ってね、怒るととーっても怖いのよ」
メタ情報:
森を住処とする親バカドラゴン。
例によって基礎能力は圧倒的で、竜殺し的な武器がないとダメージを与えることは困難。そのうえ蒸散により火属性や雷属性の攻撃をほぼ無効化してくるのが非常に厄介。「どうせ植物系だろ」と高を括って相手すると痛い目に遭う。
非常にしぶといが、そのぶん攻撃力は他の竜に比べて若干劣るようだ。その分容赦はないし、竜化すればその欠点も補われるに等しいのだが……。
【動向と顛末】
真銀竜エヴレナを黄金竜ヴェリテと引き離し、真銀竜の在り方を説く。その後交戦し、エヴレナに〝森竜の花冠〟を手渡す。
その翌日、黒竜王エッツェルと遭遇。激しい交戦の末、落命。
(以下、ソルト様作)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885714804/episodes/16817330648560466250
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