後日談 てぃんだろす の欲望
そうして、虻戸家の一員となったティンダロスは
今【ティンちゃん】という名前を得て家族に可愛がられている。
そういえは、俺は最近ティンダロスに触っていない。
何かいい方法は無いだろうか?
色々考えた上で、俺は学校の帰りに、あるモノを入手した。
「フフフ、これさえあれば」
慣れないスキップをしながら家に帰る、あれ親父帰ってるのか?
今日は早いな・・・・・
「ティンちゃん、おやつですよ~」
部屋の中から親父の気持ち悪い声が聞こえる。
イヤな予感が心の中を
そう自分に言い聞かせて・・・・俺はドアを開けた。
親父の手には、俺が買ったのと同じチューブ入りのおやつがあった。
おやつ作戦は失敗した。
俺もあげようとしたら、母にティンダロスの健康の為控える様に言われてしまった。
次の日、俺は別のあるモノを入手した。
「フフフ、これなら、勝てる」
ちょっと慣れてきたスキップをしながら家に帰る
玄関に親父の靴も無い
しかし、ドアを開けた俺の見た光景は絶望的なモノだった。
姉が、ティンダロスと遊んでいる。
俺が買ったのより、高級そうなオモチャで・・・・
いたたまれなくなった俺は、家から逃げ出した。
エスケープ フロム てぃんだろす 黄昏 暦 @kaku_twilight
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