この恋は、本気!!

トイレの花子さん、で思い浮かべるのは、世代によって少しずつ違うのかもしれませんが、私の時代では、便器から手が出てきて拭いてくれる、というものでした。まぁ、ぶっちゃけてしまうと、高校のおトイレの個室はタバコ臭くて最悪だったので、花子さんもこれでは出てこれないよな、といった感じでした。

所変わってこちらの作品、おそらく、みなさんが想像している花子さんとは少しばかり違うのではないかと思います。

だって花子さんはとてもかわいいですし、素敵ですし。

後半からはシリアスパートが増えてきましたが、作者様の力量できちんと笑えるパートもあります。

ある意味では群像劇に近いのかもしれません。

とても面白くて、終わってしまうのがもったいなく感じるほどでした。

みなさまもぜひ、秋の夜長に楽しんで読んでみてください。