タイムスリップした半妖の、幕末を舞台とした妖怪探偵物語。

人間の父とカラス天狗の母を親に持つ中学生の男の子、風花流樹。
普段は現代の人間社会で暮らし、時に妖怪のいる『かくりよ』に行き、穏やかな生活を送っていた彼ですが、ある日事件が。
なんと妖怪王、妖狐九尾白銀の手により、幕末にタイムスリップさせられてしまうのです。
妖狐九尾白銀の目的は流樹に言います。烏丸天狗の大団扇を探せと。

半妖とはいえ、中学生の男の子が幕末で探し物なんてできるでしょうか?
きっと大丈夫。だって彼には、仲間がいますから。

幕末の時代でできた仲間。それは猫又の女の子、菜々芽。そして幕末の英雄、坂本竜馬。
流樹は彼らと一緒に探偵事務所を開き、妖怪絡みの事件を解決しながら、大団扇を探すことに。

たくさんの妖怪が出てくる、和風ファンタジー時代劇。
可愛い、格好いいキャラクターがもりだくさんの、楽しいお話です。

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