あとがき

この作品は2015年にTwitter上であった、津路 章(こんぽた。)様主催「SS企画【俺のグルメFESTIVAL】」参加作品でございます。


あらすじでも書いたと思いますが、1話300字未満。お題は「これが! 俺の! グルメだ!!」を詰め込んだ、“おいしそう!”な飲食風景。


尾岡なりに楽しんで書きました。当時は、今はなきTaskeyで連載をしていましたね。

(さらに当時は尾岡れきというハンドルネームじゃなかったんです。これもまた懐かしき想い出)


この企画で印象的なのは、同人アンソロジーに参加させていただいたこと。

「おなかがすいて眠れぬ夜に」

こちらのアンソロジーに、最終話「あの日のお弁当」で、当時はオカザキレオ名義で参加させていただきました。アンソロジータイトルで検索したら、まただ出てきますよ。


再掲載にあたって、最新版「俺のグルメ」でも書こうかなぁと思ったのですが、この小品集はコレで終わるのが、やっぱり収まりが良いなぁと思ったので、やっぱりムダに装飾をつけずに、ココで筆を置こうかと思いますが。


ちょっとだけ、蛇足。

想い出の味、俺のグルメってたくさんあると思うんです。

尾岡の相方さんが入院をして、自分で料理を中心にするようになって「これはあの人の味じゃないなぁ」と首を捻るようになって思うのは、やっぱり「俺のグルメ」はきっと永遠じゃないんですよね。


家族の味

恋人の味

行きつけのお店の味

幼少期の味

たった一回しか味わえなかったあの時の味


色々あるけど、

僕にとっての

あなたにとっての


俺の僕のあなたの君のグルメを大事にしたい。

そんなことを思うんですよね。




拙いメニューでしたが、ここまで召し上がっていただき

本当にありがとうございました。


作者シェフも皆さんと

美味しい時間をいただきました。





ごちそうさまでした。

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美味しい時間を召し上がれ 尾岡れき@猫部 @okazakireo

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