第10話
俺は麗奈と恋人繋ぎで手を繋ぎながら下校する。
「慎太郎くんはそれで今日、彩花さんとシたんだね」
俺は正直に今日あった事を全て話した。
あとでバレる前に自分でいう方がいいと思ったからだ。
コクリと頷く。
「へ〜そうなんだね。それで彩花さんのと私のどっちの方が気持ちよかったかな?」
彩花のことが好きだ。
だから彩花との方が死ぬほど気持ちいいに決まっている。
そうだと思っていた、けれどなんでだろうか、全然気持ち良くなかった。
でもそれは身体だけの話で心のほうはやはり気持ちよかった。
「それが麗奈とシた時は心がどん底まで落ちててなんも考えられなくて覚えてないんですよね」
恥ずかしいことにあの時は初めてということもあったし気持ちいいという感覚がなかったのだ。
「そっか、なら今からうちでする?」
ニコリと微笑みながらそう言う麗奈に俺は足を止めた。
「え?」
「もう、恥ずかしいんだからそんなに言わせないでよ。今から私のおうちでシてみる? そうすればどっちの方が気持ちいいかわかるじゃん」
今の気持ちは彩花とシた後だからといって気持ちの悪さがなくなっていない。
麗奈とすればきっとなくなるだろう。
「彩花さんと先輩の件で体調悪いんでしょ? だったらさ、私とシてそんな吹き飛ばそうよ。慎太郎くんが気持ちよければ私が痛がろうが乱暴に好きに使っていいよ? そのくらいの覚悟はしてるからさ」
麗奈は俺の両手を温かく小さな手で掴み、上目遣いで言う。
「そーだ、今日は0.01ミリでシちゃう? ほぼ生だし慎太郎くん。もっと気持ちいいに決まってるよ?」
ああ、かわいい。
こんなかわいい子がそんなこと言うと。
犯したくなってしまうじゃないか。
0.01ミリ、最高だ。
脳が溶けるに決まっている。
「どうする? シちゃう? シちゃおうよ。いーっぱいシてストレス発散しよ!」
彩花とシた日に麗奈とする。
実質3Pのようなものじゃないか。
3Pではなくてもこんなの気持ちいいにきまっている。
なんせまだ脳内には彩花の淫乱な姿が残っているのだから。
俺はついニヤけて言う。
「メイド服でお願いします」と。
「はい、ご主人様!」
かわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいい。
か
わ
い
す
ぎ
る
だ
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やばい、考えるだけでアソコが。
どういう体位でしよう。
上にも乗ってもらいたい。
持ち上げてみたい。
抱きしめてみたい。
ヤりたいことがいっぱいだ。
倒れるまでシたい。
あ、そうだ、彩花も呼ぼうかな。
ダメダメ、浮気とバレるじゃん。
「よし、じゃあコンビニ寄って私のおうちに行くとしよ」と手を繋ぎ、歩き出す麗奈。
コンビニでは俺が中に入りゴムを買ってきた。
ただでさえ買うのは緊張するのに制服というのはさらに緊張するものだった。
「二箱買ったんで全て使い尽くす勢いでやりましょう」
「ふえ?」とドン引き顔で麗奈は驚いていた。
○
ヤった。
とにかくたくさんヤった。
明日が平日だとは思わないほどに。
身体が汗でダクダクだしもう身体中が疲れて動けない。
お互いの汗でビショビショで麗奈の血で真っ赤に染まったベッドで俺と麗奈は息を切らしながら寝そべる。
麗奈は涙目だ。
少し夢中になりすぎてしまった。
反省だ。
「……麗奈の方がきつくていいです」
「でしょ〜」
カノジョが寝取られているのを知った俺、学年一の美少女とエッチする さい @Sai31
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