顎の魔獣に取り憑かれた令嬢は婚約破棄されてお怒りになる〜パーティーから追放されたお前を拾って復讐の手伝いをしてやったのだから、次はわたしの願いを叶えてもらおうか〜

桜枕

婚約破棄から始まる物語

「アギリミント公爵令嬢、きみとの婚約を破棄させてもらう!」


 公の場で、しかもパーティーホールのど真ん中で愛する彼が一息に言い放つ。

 立食パーティーを楽しんでいた貴族たちがどよめき出したが、当事者であるわたしは左手に持ったお皿と右手に持ったフォークを置くことなく彼を見上げた。


「騎士であるボクがきみのようないやしい女と結婚するなど言語道断だ。いつもいつも豚のように食事にありつく様はみにくすぎて見ていられない!」


「……ゴクン。そうですか。では、婚約者でなくなったわたしがどのように振る舞おうとわたしの勝手ですよね、バレンディード様?」


 目の前にある大皿に盛られた料理を片っ端からかき込み、胃の中に収めていく。

 その異様な光景に人々は固唾を飲んだことだろう。


「ごちそうさまでした」


 言っておくけど好きでこんなに食べているわけじゃないわ。

 食べないと喰われてしまうから食べているの。

 

 顎の魔獣。

 実家の近くにあった小さなダンジョンの中にいた小型の魔物をペットにしようとしたことが間違いだった。

 小さな姿に擬態していた恐ろしい魔獣は両親と使用人を喰い漁り、わたしに餌を提供し続けるように命令して腹の中に棲みついた。

 だから、わたしは食べ続けなければいけないの。


 そんなことは言えずグッと堪えてドレスを翻しながら彼を睨みつける。


「後悔しますわよ。人の気も知らないで」


 決して負け惜しみではない。

 普段は彼の顔を立てて公の場では食事量を減らしていたというのに、そんな言い方をしなくてもいいのに。

 絶対に許さない――


◇◇◇


 わたしが施したパンにガツガツとありつく汚らしい青年を見ているとそんな過去を思い出してしまった。

 誰も通らないような路地裏で倒れている輩に声をかけることなんてめったにない。

 しかし、わたしの問いかけに対する返答が気に入ったので食事を恵んでやることにした。


「魔王を討伐した聖騎士のパーティーから追放された」

  面白いことに、彼はこう言ったのだ。 


「名前は?」


「鋼の勇者、ベイル」


 更に彼の称号にも興味をそそられた。

 鋼の勇者とは獲得できる能力値の全てを防御に割り振ることを運命づけられたジョブだったはずだ。


「なにを望む?」


「おれがパーティーのお荷物だって? おれが魔物からの攻撃を受け止め、防御力上昇のバフをかけていたから奴らとまともに戦えていたのに! 許さない。絶対に復讐してやる。おれは圧倒的な力を望む!」


「いいだろう。わたしの手を取りなさい、ベイル。お前の望むものを与えよう」


 過去の栄光を微塵も感じさせないボロボロの服装の彼は迷うことなく、わたしの手を取る。

 正確にはわたしの手のひらに浮かぶ、真っ黒な球体を口の中に押し込んだ。


「……ゴクン。ゴホッゴホッ! あ、あんたはいったい何者だ?」


「わたしは500年のときを生きる魔女だ。アギトと呼べ」


「アギト」


「復讐の手伝いをしてやる。その代わりにお前の願いが叶ったあかつきには、わたしの願いを叶えてもらう」


「わかった。その契約を結ぶ」


 ベイルは勇者の称号を持つだけあって非常に優秀なスキルを持っていた。

 しかし、積極的に前に出ない性格が災いして能力を存分に発揮できていない。

 それでも彼のバフがあれば並の魔物の攻撃は凌ぐことができるようで、か弱いわたしでもダンジョンを一人で行って帰ってくることができた。

 この事実が彼の有能さを証明してくれているのに、そんな複雑な顔をしないで欲しいものだ。


「いいか、ベイル。わたしは多くの勇者を見てきたが、その中でもお前は優秀だ。だから、その防御に特化した能力を攻撃に回してみないか?」


「俺は攻撃職にジョブチェンジできないはずだ!? 鋼の勇者になったときにそう説明をうけたんだよ」


「そんなものに囚われるな。ほら、お前の腹の中にある憎しみを膨らませてみろ」


 ベイルは良くも悪くも素直だ。

 わたしの指示通りに動いてくれる。しかし、それは自分の意思を持たない弱者の生き方だ。

 だからこそ、わたしは彼を徹底的に育てることにした。


「アギト、これを見てくれ。おれが一人で討伐したドラゴンの頭部だ。他の部位は証拠品としてギルドに渡して換金してきた。みんな驚いてたよ。弱小ギルドが快挙を成し遂げたって大騒ぎでさ。もうお祭り騒ぎだよ」


「主役のお前は参加しなくてよかったのか?」


「いいんだ。そんなことよりもアギトに早く報告したくて」


「鋼の攻撃は上手く使えるようになったのだな」


「あぁ! 元々の防御力があるから、ぶん殴るだけでいいんだ!」


「よくやった、いい子だ。食事を作っておいたから先に食べていろ。わたしは記念にこいつを私室に飾ってくる」


 ドラゴンの頭部を受け取り、住処としている小屋の地下室に降りる。

 危険生物であるドラゴンの頭部なんてめったに喰えるものじゃないからな。


 ジュルリ。


 わたしは彼の功績を讃えるように大口を開けてドラゴンの頭部を丸呑みした。


「……ゴクン。ベイルも良い具合に育ってきたな」


 リビングに戻り、共に食卓を囲む。


「こんな風に食事するのが夢だったんだ」


「聖騎士のパーティーにいた頃は仲間と食事をしなかったのか?」


「それとはまた違うんだ。ワイワイ騒ぐんじゃなくて、ゆったりとした時間と幸せを噛み締めるように食事をしたいんだ」


「今は幸せか?」


「アギトのおかげだ。こんな日々がずっと続いて欲しい。だから、おれと――」


 ボサボサの髪を整え、小綺麗な服を与えた甲斐があったというものだ。

 ベイルは思ったよりも心優しい美青年だった。

 しかし、だからと言って彼と共に生きていくなんて考えはわたしにはない。


「ダメだ」


「え?」


「お前の幸せはここにはない。お前の幸せはお前を追放した聖騎士のパーティーに復讐した先に待っているものだ。だから、歩みを止めるな」


「……あぁ。分かっているよ」


「明日、わたしと共に奴らの所属しているギルドへ行こう」


 彼の寂しげな瞳が揺れる。

 しかし、その瞳の奥底には憎しみの感情がメラメラと燃えていた。



「なんでだっ!? なんでBランクモンスター相手にこんなボロボロにならないといけないんだ!」


 ベイルと共にフードを目深にかぶってSランクギルドに入ると中の雰囲気は最悪だった。

 ギルドの顔とも言える聖騎士のパーティーメンバーの二名は満身創痍の状態で机に突っ伏している。

 そんな中、一人の男が苛立ちを隠そうともせずに叫ぶ。


「いい表情だ。さっき聞いたが、パーティーの面子は丸潰れのようだぞ。あの後ろ姿を見て誰が魔王を討伐した聖騎士だなんて思うだろうな?」


「いい気味だ。堕ちるところまで堕ちてしまえばいいんだ」


「お前を追放しなければこんなことにはならなかったのにな」


 ベイルの背中を撫でながら甘い言葉を続けていると、彼らは仲間割れを始めた。


「やっぱり、ベイルを追い出したのが間違いだったんじゃないの?」


「はぁ!? 今更なんだ!? あいつはいつもボクの後ろを歩いて敵に攻撃もできないお荷物だぞ。そんな奴が一人いなくなっただけでこの様か!」


「ベイルが敵の攻撃を受けている隙にお前が攻撃できていただけじゃないのか」


「なんだと!? 貴様もザコはいらねぇって言ってただろ!」


「ベイル、戻ってこないかな」


「捨てた奴をあてにするな! 今いる戦力で戦うしかないんだよ! なんでこんな目に合わないといけないんだ。なにが違う? なぜ勝てない!?」


 この場にいる者たちはその疑問に答えることはできない。

 ただ一人、わたしの隣に立つ者を除いてだけど。


「待て、ベイル。ここじゃない」


「でも……っ」


「わたしの言うことが聞けないのか? 果実と同じだ。もっと熟してから食べた方が美味い」


「わかった。奴の歪んだ顔を見るのが楽しみだ」


 今にもフードを脱ぎ捨てて、尊大な態度で落ちぶれた聖騎士の前に出て行こうとするベイルの握りこぶしを優しく包み込んで心を落ち着かせるように囁く。

 これで少なからず、ベイルの自尊心を救うことができただろう。

 そして、同時に清らかな心が薄汚れていく。

 復讐者ベイルの完成は間近に迫っている。


「住まいを移す。ついてこい」


「ここって。なんでこんな場所に入れるんだよ!?」


「わたしは魔女だぞ。人間の常識が通用しない存在だ」


「だとしても、いくらなんでもおかしいって。ここは魔王の城だぞ」


 ベイルの問いかけには一切答えずに廊下を進み、玉座の間に置き去りにされた主人を失ったままの巨大な椅子を指さす。

 

「今日からお前の席だ」


「どういう意味だ?」


「魔王になれベイル。そうすれば奴らは魔王討伐を依頼されてここにくる。どうだ、美味いシチュエーションだろ?」


「俺が、魔王に? そんなの無理だ。俺は人間だぞ! 同じ人間を傷つけることはできない!」


「別に人間の世界に侵攻するわけじゃない。魔王復活の噂を流し、それを聞きつけた王国はSランクギルドに討伐依頼を出すだろう。聖騎士のパーティーがきたら、お披露目会の始まりだ」


「俺にあいつらをどうさせるつもりだ?」


「そこまで口出しはしない。お前の好きなようにすればいい」


 胸を押し、よろけたベイルがつまずいた拍子に玉座へ尻餅をつく形で座る。

 わたしは懐に隠しておいた王冠を取り出し、ベイルの頭にそっとのせた。


「これは!? なんでアギトがこれを」


「魔王の王冠レガリア。超レアドロップアイテムだ。お前たちはこれを入手できなかっただろ?」


「あ、あぁ。そうだ、確かにドロップしなかった。どうして持っているんだ?」


「わたしは魔女だからな」


 攻撃力、防御力共に過去最強クラスの魔王が誕生した瞬間だった。

 

 魔王復活の一報は瞬く間に広がり、噂には尾ひれがついて国王の耳に入った。

 国王は聖騎士たちを王宮へ呼び寄せ、いつぞやと同じように冷静に告げる。「魔王の討伐を命ずる」と。


 万全の状態に仕上げた聖騎士のパーティーがSランクギルドから出立する。

 彼らの表情に恐れはなかった。

 しかし、人々は少なからず、不安がっていた。

 それは彼らが以前よりも弱体化しているのではないかという噂が広まっていたからに他ならない。

 それでも彼らは過去の栄光にすがるためではなく、この国を守るために旅に出た。

 その先に待ち受ける者が何者であるのかは考えずに魔王の城へと向かう。


「またここに戻ってくることになるとはな」


 自分の背丈よりも少し小さい杖を持つ男はこのパーティーで唯一魔法による攻撃を主体とする魔法使いだ。クールなたたずまいが鼻につくときもあるが、ベイルにとって悪い奴ではなかったらしい。


「はぁ。最悪。はやく帰りたいんだけど」


 そう悪態をつくのはパーティーメンバーの紅一点で回復などの補助を主体とした僧侶だ。ベイルは密かに彼女に好意を寄せていたらしい。


「集中しろ、二人とも。ここまで不気味なくらい魔物とエンカウントしなかった。以前とは違う気がする」


 ギルド内で怒りを露わにしていた者と同一人物とは思えないほどに冷静で隙の無い構えの聖騎士がベイルをパーティーから追い出した張本人らしい。

 騎士のジョブでありながら勇者を追放するとは、さぞ大した腕前を持っているのだろう。


 彼ら三人は自動的に開いた扉によって玉座の間へと誘われる。

 そこはただの広い空間で玉座以外はなにもない。

 ただ、圧倒的強者のみが待つ場所なのだ。


「魔王、貴様がどのような手段で生き返ったのかは知らないが、この剣がもう一度お前の心臓を貫いてくれる!」


 聖騎士が剣を振りかざしながら走り出し、魔法使いが遠距離攻撃を仕掛け、僧侶が攻撃力上昇のバフをかける。

 本来であればベイルによる鉄壁の守りと防御力上昇の追加バフがかけられていたのだろう。

 しかし、それはもう昔の話。


 豪快に振り下ろされた聖騎士の剣は魔王の手に触れた瞬間に砕け散った。


「な、なにぃ!?」


「なにをそんなに驚くことがある」


 あぁ、この瞬間の背筋がゾクゾクする感じがたまらなく好き。


 わたしと初めて会ったときと同じ、くすんだ瞳とドスのきいた声が威圧感となって聖騎士の肩に重くのしかかっているはずだ。


「そんな……。まさか、なんでお前が!?」


「「ベイル!?」」


 天窓からの月明かりに照らされたベイルの顔がはっきりと見え、その正体を知った三人が恐れおののく。


 ここだ。今がチャンスだぞ、ベイル。


「おれを追放した報いを受けろ」


 ベイルの放った鋼の一閃は三方向に飛び散り、同時に元パーティーメンバーを切り裂いた。

 しかし、誰の命も奪わなかった。

 三人は痛みに顔を歪め、床の上でうずくまっている。


「これで分かっただろ。おれがこのパーティーのかなめだったんだ。おれが抜けてもまだSランクギルド所属であり続けられるなんて思うなよ。この失態は痛いぞ。お前たちは魔王に負けたあげく、情けをかけられたんだ。末代までその汚名を背負わせてやる」


 ガチガチと奥歯を鳴らす魔法使いと僧侶は完全に戦意を失っている。

 しかし、聖騎士だけはまだ希望を捨てていないのか、それとも現実を受け入れられないのか頭を振り乱していた。


 そんな光景を見て、わたしはあくびを一つこぼした。

 つまらん。

 ベイルの言う復讐とは彼らに汚名を着せることだったらしい。

 わたしはてっきり軽々しく命を奪って高笑いするものだと期待していたのに。

 こんな茶番を見るために餌を与え続けたわけではない。

 

 ジュルリ。


 でも、この怒りはまだ隠しておくとしよう。


「おめおめと王国へ帰還し、国民に土下座しながら魔王おれの強さを後世に語り継げ!」


 ギリギリと歯を噛み締め、忌まわしげにベイルを見上げる聖騎士から悔しさが滲み出し、表情が歪む。

 このとき、勇者ベイルの復讐が達成された。


「やったよ。やり遂げたぞ、アギ――」


 バクンッ!!


 静寂に包まれる広間には聞くに堪えない咀嚼音だけが響き、女のすすり泣く声と男たちの情けない声と息を呑む声が密かに混ざり合った。


「……ゴクン。んー、甘い。甘すぎる。どれだけシロップをかけようともこんなに甘いパンケーキは食べたことがない。だが、契約成立だ。わたしの腹は満たされた」


 痛みすらも忘れ、恐怖心だけが彼らの心を支配していることだろう。

 これまでもこんな光景を見たことがある。

 あれは何年前だっただろうか。

 何度も何度もこのゲームを繰り返しているが、自分を追放した元パーティーメンバーを生かした奴は少なからず存在する。


「お前は誰だ!?」


「な、なな、なんで喰ったのよ!?」


「あれはわたしの餌だぞ。いつ、どこで、どのタイミングで喰おうがわたしの自由だ。餌にされたくないのなら、捨てなければ良かったものを」


 今は魔法使いと僧侶に用はない。

 わたしは腰に巻きつけた懐中時計の針を確認してから聖騎士の男の顔を持ち上げて耳元で大切に囁く。


「今回はずいぶんと時間がかかりましたね、バレンディード様」


「な、なにを言っているんだ。お、お前は何者だ!?」


「そうでした。今、記憶を返して差し上げます」


 彼の頭に触れると今回のゲーム以前の記憶が一気に流れ込み、一瞬だけ気絶したかのように脱力したと思うと、勢いよく顔を上げて子供のように大声で泣き出した。

 そこに先ほどまでの勇敢さはない。


「もうやめてくれ、アギリミント! ボクが間違っていた。ボクが全て悪かった。きみともう一度、婚約させてくれ。やり直そう!」


「わたし言いましたよね。後悔しますわよ、と」


「こんなのもうたくさんだ! これ以上、仲間を殺されたくない! あの頃の優しかったきみに戻ってくれ」


「それは無理なお願いです。わたしを元に戻したいのであれば、わたしを殺すか、わたしの中に棲む魔獣を討伐して下さらないと」


「分かった。必ず、きみを助ける! 今すぐにでもきみを救い出す!」


「それも無理なお話です。バレンディード様は先ほど負けてしまったではありませんか。あら? 彼のお名前はなんだったでしょうか」


 落ち着きを取り戻し、これまで蚊帳の外だった魔法使いと僧侶が喚き始める。


「さっきからなに言ってるのよ! あんたが喰ったのは勇者ベイル! 私たちの仲間よ!」


「あぁ! そうでした、そうでした。ですが、お二人だって一度胃に収めた食材に興味をお持ちになりますか? そんなことはありませんよね? それよりも元仲間の間違いじゃありませんこと?」


「貴様ぁあぁぁぁ!」


「ダメですよ。これ以上、身体の損壊を増やしたくありません。お二人は次の時代の魔王になるのですから。今後は二人の魔王を同時討伐ですね! 頑張って下さい、バレンディード様。そして、立派な青年をパーティーから追放して下さいね」


 泣き叫びながら暴れ回る魔法使いと僧侶を両肩に担ぎ上げる。

 再び彼の頭に手を置き、今回のゲームで経過した時間。すなわち年齢と不要な記憶を奪って、『魔王を倒す』という使命感を与える。

 さらった二人を次世代の魔王とする為に能力を与えたあとで彼を王国の適当な場所に放り出しておこう。

 こうして、また二人だけのゲームが始まる。


「ではバレンディード様、次回もまたこの玉座の間にて。あら、わたしとしたことが、大変失礼いたしました。この立食パーティーホールにてお待ちしております」


 わたしの願いはたった一つなの。

 愛する彼に誰よりも強くなってもらって、わたしの中から顎の魔獣を追い出して欲しい。

 だってそうでしょ。

 女の子はいつだって、王子様に救い出して欲しいですもの。


 でも、そうなるとわたしはこれまでに喰わせてきた年齢を取り戻すことになって一気に500歳以上も年をとってしまうことになるけど、そんな些細なことはあとから考えましょう。

 きっと彼はおばあちゃんになったわたしも愛してくれるはず。


 あぁ、早くお会いしたいですわ、愛しの騎士様。

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