概要
そうして人類は永遠の眠りについた。
「海の向こうにも、人類はいるんだよね、ビディ?」
「はい」
「みんな眠ってるのかな」
「はい」
「一人くらい起きてる人、いるんじゃないのかな?」
「いいえ」
「でも、わたしは起きてるよ」
「はい」
「海の向こう、行ってみたいなあ」
※第2回日本SF作家クラブの小さな小説コンテスト参加作品。
「はい」
「みんな眠ってるのかな」
「はい」
「一人くらい起きてる人、いるんじゃないのかな?」
「いいえ」
「でも、わたしは起きてるよ」
「はい」
「海の向こう、行ってみたいなあ」
※第2回日本SF作家クラブの小さな小説コンテスト参加作品。
この文章を読んでいる皆様に、卵を割るたび黄身が二つ入っている祝福がありますように!
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