好きだ――その言葉が私に向けられたものではなかったとしても。

お見合い失敗を重ねるヒロインだが、実は同僚でライバルの軽薄男ラウロへの恋を拗らせている。

ラウロに「好きだ」と言われて喜ぶヒロインだったが、それは彼の元婚約者に向けられたものだったらしい。

諦めたいのに諦めきれない。

そんなある日、ヒロインとの結婚をかけた剣術大会が開催されることになり――!?


短編の中でしっかり物語の起伏が作られているので、読後の満足感がとても高いです!

じれじれ両片思い好きにはたまらないお話だと思うので、ぜひ読んでみてください。