２４人目の人質

統一歴１８６６年３月１３日、イルコフスカー劇場において武装組織による襲撃が発生。当日、観覧に来ていた公爵を始め２３名の政府高官及び外国要人、貴族等を人質として立てこもった。武装勢力の抵抗の強さとその緊急性の高さから治安部隊のみでの対応を困難と考えた当局は軍に協力を要請。事態を重く見た軍部は統合幕僚総監部をトップとして対策班を設置し、ただちに対応させた。
これは、この事件の対応に当たった者たちの記録である。