読書猿に訊く

@SunnyOccasionallyRainy

第1話 人生のどん底

人生これ以上生きて何になるのか。

高校生の頃から人とは馴染めない感がなんかあったし、定期的に嫌な記憶がフラッシュバックして落ち着かなくなるし、趣味も友達もない。

いろんなことに馴染めなくて力尽きてネガティブなことをぐるぐる考えながらベットに寝たきり。


そんな時、まだ本屋に行ける程度には活動できた時に買った1冊の本が目に入った。

『問題解決大全』


今は小難しい話は頭に入ってこない。

前書きを読み飛ばして、01 100年ルール 02 ニーバーの仕分けを読んでいる時だった。

「これらの分析は、絶望的な問題状況の中で「何ができるか」を探すのに役立つ。スケーリング・クエスチョン(→341ページ)やミラクル・クエスチョン(→272ページ)も参照のこと。」(p.35)の文言。

それともに、息子の引きこもりに関する問題解決アプローチが書いてあった。


まさに今の自分に起こっている問題が書かれていた。

人生に絶望していて、実家の中の自分の部屋の中で、将来について苦しみを想像していて人を拒絶している状態。

引きこもりになりかけている状態。


この本には自分の人生を変えてくれる何かがあるのかもしれない。

そう思って読み続けることにした。

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