【速報】『モノからみた中国古代文化 衣食住行から科学芸術まで』という本が出るそうです!
鷲生は、X(旧ツイッター)で中国史の柿沼陽平さんをフォローしております。
柿沼陽平さんは『古代中国の24時間』(中公新書)で有名な先生ですね(※)。
その方が、中国の国立博物館の方が書かれたものを翻訳なさった本が刊行されるそうで、そのお知らせがXのタイムラインに流れてきました。
タイトルは『モノからみた中国古代文化ーー衣食住行から科学芸術までーー』(孫機著 柿沼陽平訳 東方書店、2024年)
東方書店のサイトから、著者の言葉と構成を引用しておきます。
https://www.toho-shoten.co.jp/toho-web/search/detail?id=4497224132&bookType=jp
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●著者の言葉
二〇〇七年~二〇〇九年に、中国国家博物館は大規模な拡大工事を行った。閉館期間中、博物館幹部は館員に毎週学術講座を開催させた。筆者は、講座のなかで「中国古代物質文化」の各専門課題を受けもった。本書の基本的な内容はまさに当時の講座原稿である。(略)中国古代の物質文化が達成したことは、わが東方の大国における五千年の輝かしい歴史のなかで重要な構成要素であり、社会全体の歴史的な発展であった。(略)かくして筆者は、勇気をもって複数の章よりなる未成熟の文章を発表し、読者に事物への理解の一助にしようとしたのである。そのなかに失当の箇所があれば、各位の御示教を賜りたい。(「あとがき」より)
●構成
第一章 農業と食膳
第二章 酒・茶・砂糖・煙草
第三章 紡績と服装
第四章 建築と家具
第五章 交通の手段
第六章 冶金
第七章 玉器・漆器・瓷器
第八章 文具・印刷・楽器
第九章 武具・防具
第一〇章 科学技術
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東方書店の告知では近刊(8月)としか書かれていませんが、アマゾンでは8月6日発売ということになっています。
訳者の柿沼陽平さんはXのポストで「流れを知ることもできるし、辞書的にも使えます‼️今後は座右にぜひ‼️‼️‼️」とおススメしてくださいますし(https://x.com/yoheikakinuma/status/1814284156563816848 )、鷲生も欲しいと思うのですが……。
お値段は税込み8250円……うーーーん。
480頁もあるそうですし、それだけの内容はあると思いますが、鷲生的には思い切りの必要な金額です。
店頭に並んだら実際に手に取ってみてそれから考えようかと思います。
取り急ぎ、このエッセイをご覧の皆様に速報としてお知らせいたします。
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※ 柿沼陽平さんの『古代中国の24時間 秦漢時代の衣食住から性愛まで』は、このエッセイでもご紹介しております。
↓
第6話 日常描写の手引きに役立ち、著者の学者先生のキャラが楽しめる『古代中国の24時間』
https://kakuyomu.jp/works/16817139556995512679/episodes/16817330647953427843
早稲田大学の教授でいらっしゃる方で、この本の文章もユーモアあふれるものですが、日常のつぶやき(Xのポスト)も面白い方です。
こうして参考になりそうな本の情報も得られますし、Xのアカウントを持っていらっしゃる方にはぜひフォローなさることをおススメします!
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