ゲームファンタジー異世界の中で武侠を見たい人に推薦!
- ★★★ Excellent!!!
いや、初めては緩いスローライフの物語だと思いました。ただ貴族に会い、友達になってハハハホホホする普通な異世界小説と思いました。たまたまチートを使う転移者物語と思ったんですね。
なのに、たった1人の少女との出会い、ただ1つの追撃戦の話でこんなに長く楽しく読むとは思わなかったですね。
主人公がチートでありながらチートじゃない絶妙なバランスによって緊張感がなくならないのが本当良かったです。これが140話なのに、物語は1つで長い話になるけどワクワクする緊張感を持ってるのはなんでも出来るチートな主人公がないからと思います。ただその可能性を持つだけ。
そしてチートが魔法じゃない事も良いです。大体の小説では初めて見る魔法なのに師匠も無く本能で最強になりますね。こうすれば、あーすればと魔法使ったら思う通りになりますね。知ってるゲームみたいな世界ではこんな場面が可能はしますけど、普通、適応や実験する時期が必要と思いますね。そしてたまたまは間違う時もあるんでしょう。師匠がないとこんな話は必要だと思いますね。でも大体の小説ではスキルが万能で先生とか無くても何も問題なく徐々に成長しますね。だがこの小説では主人公は魔法が出来なく「新しい機能(魔法)に直ぐ上手になる」など天才みたいなおかしい場面は有りません。ただ物語の最初から主人公が力強いですが、使う時がなかった武器に対して変な動きをするとか、戦場で真似して習う以外にも他人から教えを求めるとか有って、スキルだけ1人で直ぐ最強にならないのは現実性あると思いますね。そして主人公が魔法を使えなくて武術の成長もまだまだだからこそ手伝う仲間の大事さを見るのが出来ますね。
この小説を読んだら分かりますが、地球人だからこそ魔力がないが、スキルとレベルを持っていれば武術人として強くなるのもできるのを分かってしまいますね。魔法チートに飽きちゃった方にお勧めします。
最後で、主人公みたいな狂った存在感を持ってるソウザ師匠がマジで良かったんです。ソウザは最初からでる敵ですが、主人公の成長に必要な役です。初めてはめっちゃうるさくて嫌いになる奴だと思いましたが、絶妙な強弱調節に悪役過ぎる台詞、そして出る時と逃げる時が絶妙で目が離せない人ですね。まさに、ジョジョの悪役主人公(ソウザは雑魚ですが)、バッツマンのジョーカー、ポケモンのロケット団!ただ主人公が怪我しながら成長したらこんなに面白くは出来なかったんですけど、ソウザ師匠が居たからその成長が面白くなったんですね。
これは第1章までの鑑賞であります。次の章を楽しみに待ってます。