第5話 恵さんとのやりとり

彼女が出て行った後バイトさんも夜の営業に向け買い出しに出かけた。

店には僕一人ただ店でクラシックが流れている。

「はぁ」

ため息をついた。

どうしてまたただのクラスメイトである僕はまたしてもクラスのアイドルである彼女とクラスで存在しているのかもわからない少年pこと僕だ、

なぜわざわざ馬鹿なのだろうか、ご飯を作るのは、好きなのでいいのだが、クラスで特に仲がいいわけでもない僕をなぜ選ぶのかがわからない。考えごとをしているとバイトさんが帰ってきた。

「恋の匂いがしますのです。」

この語尾「です」を現実の世界で本当に使うのは彼女くらいだろう。

「カラカラないでくれよ、恵さん」

うちのバイトである北条恵大学生である。

彼女が高校2年の頃僕の父の料理に感銘を受けバイトとして働いてくれている。

さっきの客、三毛野猫根の「明日もよろしく」の意味を現役大学生には、バレていたらしくからかいを混ぜ話しかけてくる。

「料斗くん、あの子と付き合ってるの?」

付き合ってないよ、恵さん」

「じゃあ、あのこのことすき?」

?!僕は反応に困ったなぜだかまだこの頃の僕には、わからなかった。まぁとりあえず

「好きでないよ」

と遅れて言っておいた。

「ろりこん」

と恵さんに言われたので、今月は、減給すると言っておいた。

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気づいたら、苦手な子猫的少女を餌付けした 柔いパンケーキ @yawaiipannkeeeki1

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