ご都合異世界漫遊譚 設定
Uzin
世界設定
ご都合異世界漫遊譚の世界はお使い英雄の宇宙幻想譚と同一の世界である。
・神
自らの無聊を慰める為に世界を作り出した存在。
複数の銀河を股に掛けて存在している銀河間国家「マギコポターミ帝国」の領地系貴族。
貴族としての位は恒星爵。
自らが管理しているF型保護惑星での出来事をコンテンツとして売ることで利益を獲得している。
本作の主人公を含む転生者・転移者のみならず現地民でさえもその為の登場人物として用意された存在で、惑星内での活動に収まっていると判断されている限り、神(恒星爵)がプセヴェイティシに住まう者たちにとって致命的な事柄を起す事はそうそうない。
・神々
神(上記の恒星爵)が提供する娯楽(主人公メナ・シンケクリメノ・アトモの活動)を見ている人々で、富裕層または貴族位を保持している存在。
神(恒星爵)に様々な要望を出すこともある。
神(恒星爵)はこれに応える事もあれば、応えない事もある。
・世界 プセヴェイティシ
元ネタはギリシャ語で幻想の意味を持つ「Ψευδαίσθηση」より
神が作り出した、神の娯楽の為の世界。
と、現地民は理解しているが、実際には神(恒星爵)の管理課にある惑星の一つで、恒星爵直轄惑星の事。
マギコポターミ帝国ではF型保護惑星として登録されており、ファンタジーな世界感を発達した科学技術・魔法技術で再現している。
・プセヴェイティシ管理システム
プセヴェイティシを管理・観測しているシステム。
神(恒星爵)や神々(富裕層や貴族達)に娯楽を提供する為に、プセヴェイティシの様々な情報を収集している。
環境の設定や湧き点の管理をし、様々な事件や災害を起こしイベントを引き起こしているのもこのシステムである。
また現地の人々の強化等も行っている。
その為現地民に取ってはこの能力強化は神による祝福と思われている。
これは、地域によって差は存在しているが、様々な宗教にとって信仰の対象になっており、前述の神(恒星爵)や神々(富裕層や貴族達)とは別の神として崇められている。
・・現地民から見た神(恒星爵)と神々(富裕層と貴族達)とシステム
現地民にとって神と認識している存在はシステムのことを指す。
一部の転移者や転生者が神(恒星爵)か神々(富裕層と貴族達)とコミュニケーションを取ったことがある。
この為、転移者や転生者にとってはこの神(構成者)や神々(富裕層と貴族達)は、創造神又は最上位神の位置付けで認識させているようである。
・転生者や転移者の扱い
プセヴェイティシでは数年単位という頻度で国家単位で一名から数名程度(国家飽き簿により変動)の転生者や転移者が現れる。
中には召喚の儀式を用いて呼び出される転移者も存在するが、そういった転移者は国家により管理され、国家戦力として活用されている。
国家により召喚された以外の転生者や転移者は、表舞台に出てくるものそうで無いものを含めると、相当数存在しているとされているが、その人数を正確に把握している国家はプセヴェイティシには存在していない。
・湧き点
神が世界に何かを送り込む為に使用しているもの。
湧き点の殆どが魔物等の現地民にとって脅威となる存在を送り込む為のものだが、極希に転移者や転生者などを始め、本作の主人公のような神の手によって生み出された存在も送り込まれることもある。
周囲に存在している知的生命種の知性レベルに対応した魔物が輩出される。
周囲で倒された魔物の数・強さに対応して魔物が輩出される。
湧き点と呼称されているが、目に見えて点と呼ばれる対象が存在している訳ではなく、一見すると何もない空間が殆どである。
この湧き点と呼ばれる場所は、神がプセヴェイティシに設定した外(惑星外)から様々な物を送り込む為のポイントである。
神はこのポイントを通して転移者や転生者、魔物等を送り込んでいる。
正確には、この場所で転移者や転生者や魔物等の肉体をエーテルを使用して構築しているである。
・・異世界からの来訪者への現地民の認識
湧き点を通って異世界からの来訪者は度々訪れている為、この世界の住民は珍しがりこそすれ、異世界からの来訪者という存在が居ると言うことを認識している。
・・魔物の現出の仕方
先ず核となる魔核とよばれるものが周囲のエーテルを使用して形成。
この魔核を中心にして魔物が精製される為、魔物が実際に現れるまでに若干のタイムラグが存在している。
・知的生命種
知性のレベルを獲得している生物のことを指す。
・・知性とは
ここでいう知性とは、プセヴェイティシ管理システムによって割り振られた数値の事を指す。
実際の知能指数を表わした物では無い。
・魔物
知的生命種(知性獲得)に対して敵対行動を取るように思考が調整された存在の事。
湧き点からのエーテル供給と湧き点周囲のエーテル濃度によって強さが変動する。
また魔物の湧きやすさというのは、周囲の知性レベル保持者の数やレベルによって変動する。
知性レベル保持者が周囲に多く居る場合、数多くの魔物が誕生するがその反面、魔物の強さはそれほどでも無い。
これは魔物の出現頻度が高い性でエーテル濃度が低下するからである。
逆に知性レベル保持者がいないような場所であれば、湧き点から魔物が発生する頻度は下がるが、魔物自体の強さはより強大になる傾向がある。
・・魔核
エーテルが物質化した存在。
また魔物の核となる為に様々な情報がプセヴェイティシ管理システムによってインストールされている。
このインストールされた情報によって魔核の特性が決まる。
火属性のように属性の魔核であったり、回復薬の素材として使えたりである。
また魔物の基本的な構造情報も保持し、魔物にとってはエネルギー元であると同時に演算装置としての役割を担っている。
その為この魔核は魔物にとって弱点である。
魔物が湧き点で発生する際には、この魔核の生成から始まり、その後魔核を中心として肉体が構成されている。
この肉体も周囲のエーテルが物質化したものである。
・祝福(ステータス)
神が世界に存在するあらゆる物に与えている力。
一般的には教会関係の職業保持者か、専用の道具を使用しなければ見ることが出来ない。
ステータスの表記は神の采配一つで変更になる場合があるが、一応のルールは存在している。
・・ステータスの能力上昇方法
対象がどの様な活動を行ったかについてを参照し、それに見合ったステータスによる補正を付与している。
対象が神にとってどれだけ興味を持っているかによって対象が選定され、優先度が決定しより強いステータス補正が得られるようになる場合もある。
逆にステータス補正を著しく与えずにしている対象も存在している。
・・レベル数値について
神の思惑や感覚によって表示されている為、レベルの数値が一緒であるからと言って、同じ効果量を発揮する訳ではない。
とは言え余程の事が無い限りレベル数値の表記通りの強さとなるが、転移者や転生者等の来訪者や召喚者された存在は別である。
・・・レベルによる強さの違い(目安)
レベル1~20
人間種族の場合通常の成長が行われたとして一歳から二〇歳までの能力。
レベル21~30
人間種族の場合、プロ(アスリートや職人等の専門性の高い職業)として活動出来且つその能力で生活を支えるだけの経済活動とすることが出来る。
レベル31~40
人間種族の場合、その分野に置いて上から数えた方が早いような能力が高いとされる人々。
レベル41~50
人間種族の場合、他人から評価した場合人間を止めてるんじゃないかと疑うようなレベル。
レベル51~60
この辺りから人外と呼ばれるようになり、一般人が束になって掛からないと対応出来ない程の隔絶した力を見せ始める。
レベル61~70
戦術レベルに於いて絶大な効果を発揮出来る能力を保持している。
レベル71~80
英雄と呼ばれ後世に名を残すような傑物が至っている領域。
レベル81~90
人間種(現地民)という寿命の中でこの領域まで辿り着けるような存在は極僅かで、一部の才能在る物のみが到達することが出来る領域。
レベル91~100
この領域になると転生者や転移者等の神の恩寵を受けた者が至る領域となる。
レベル101~120
非常に影響力の強い、または影響範囲の広い効果の行動を行うことが出来る。
・・付与されている能力効果
神の思惑によって対象それぞれに能力が与えられている為、名称が同じだからと言って同じ効果であるとは限らない。
・・職業や能力について
登場人物達に神から与えられている職業や能力は、神から与えられた能力であり、それに対して名称を付けたものである。
その為上記に記した通り与えられた能力の内容によって名称が決められている結果、同じ名称でも全く同じ効果であるとは限らないと言ったケースが生じる。
・・転職について
本作中に於ける転職とは、神から与えられる力の方向性を変更させると言う意味合いである。
この様なことから、登場人物達の資質等に左右されない力の付与が行われるようになる。
転職という行為を経ていない状態では、例外を除けば対象の資質に併せて力が与えられて、それに併せて職業名称が付けられる。
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