子猫の想いから来ました。子猫のその後のお話。あの後無事に育っていたようでホッとしたけれど、人間になった後の生活もなんだか大変そうで、人になったら後悔するよという「魔法使い」の言葉はうそではないなと感じさせる。優しいハッピーエンドですが、初恋、失恋、人間世界での苦労を経て王子様に出会うと思うと少し苦みもあるお話かもしれない。幸せになった後のオマケｓｓが豊富なのが素晴らしいです。ネコ真似の話が一番可愛い。ところどころに猫っぽさが残っているミヤちゃんの嗜好その他諸々も可愛い。

前作が心配のレビューで埋まっていたというのは、バッドエンドだから……という以上に単体だと彼女のその後がわからない（お話としてはキチンと終わっているけども）、というのもありそうな気がしますが、分岐点の一つという立ち位置だとしても、あそこで泡に融け召された人魚姫のごとく、徹底的に描いていたら今作もなかったと思います。あくまで前作でおしまいとせず、ハッピーエンドの物語として参加企画文字数ぎりぎりまでアフターストーリーを書きおろした愛着を感じる作者さんの采配、まさに星３です。

元猫のミアが主人公に抱いている知られざる思いが語られる場面が好きです。
ミアの主人公を目の前にすると、飛び跳ねるウサギのように、ドキドキモジモジしている姿が、とてもいじらしい。
読んでいるこっちも、心が温かくなる作品です。

ペットショップで働く、可愛い女の子。
彼女は少し前まで猫だった。
人間になった複雑な事情。「普通の娘」ではない事による葛藤。すれ違い。
そして訪れる最高に温かいラスト。
猫好きさん必見。犬好きさんもチラリと覗いてみてください。心が洗われるような優しい世界がここにあります。
おまけも大ボリュームでお得感満載ですよ。

「私、この間まで猫だったのよ。信じてくれる？ 」
この台詞から始まるしみじみとしたラブストーリーです。

愛想がないけど、何だかほっておけない。
言動、行動が『可愛い猫』みたい。

彼等の恋の行く末に目が離せず、一気に読んでしまいました。心が『ほっこり』と温かくなるお話です。

彼女はもしかしたら別小説『仔猫の想い』の主人公？ と思うとまたこの作品は違った顔を見せてくれます。 胸が更にじんわりが熱くなることでしょう。

猫好きな方もそうでない方も、きっと彼女にメロメロになっちゃいます。

是非ご一読を。おすすめです。

「私、猫だったんだよ」
その言葉から始まるラブストーリー。

二人の関係は、すれ違いにハラハラしつつも、甘々なストーリーが展開されます。

猫好きにもラブストーリー好きにもおススメです。

題名から、ペットショップで働いている彼女かと思ったら、、、良い意味で期待を裏切られました