見習い少年と傭兵男

キノハタ

見習い少年と傭兵男

 とある国の小さな町、そこは傭兵と鍛治の集う場所。


 鉄と血と荒くれたちの匂いがするそんな街。


 そこで一人の少年が剣を打っていた。


 少年は鍛治氏の見習いで、見習いと言っても本来はもうとっくに独り立ちしてもいい年頃だったりするのだが。


 まあ、そんなことは置いておいて、少年は剣を打っていた。


 鍛治師の卒業試験は一人で、十分な品物になる大剣を一つ打ち切ること。


 日柄は夏で乾燥の激しい地域なのもあって、昼頃の暑さは酷いものになる。


 そんな中、少年は独り槌を振るう。


 熱せられた鉄板を、何度も何度も、瞬きすら惜しんで、槌を一つ一つふるい続ける。


 熱せられた鉄が打たれる音が、静かな工房の中響いていく。


 かん、かんと。


 幾度も、幾度も。


 かん、かんと。


 何度も、何度も。


 工房で独り、少年は槌を震い続けた。


 薬指の欠けた利き手から、槌が一瞬、滑り落ちた。


 それに少年は少し慌ててから、息を吐いて槌を拾い直して打ち続ける。


 その頬には少しだけ笑みがあった。


 今、打っているこの剣はきっと自分が今まで手掛けてきた中で、最も出来のいい剣になる。


 そんな確信があったから。


 少年は槌を振い続ける。


 慢心に溺れぬように少し気を引き締めながら。


 かん、かんと。


 もう何度目かもわからぬ槌を振り上げた。


 







 「だめだ、売り物にならん」


 親方はそう吐き捨てるように言うと、少年が持ってきた剣を鉄屑置き場に投げ入れた。


 え、と思わず少年の口から声が漏れた。


 会心の出来と思われた剣はあっけなく、いつも通りの結果を親方の口から零させるだけだった。


 その少年の顔をみた親方は呆れ気味に、少年の持ってきたのとは別の剣を拾い上げる。


 「いいか? 何度も言っているが剣っていうのは傭兵にとって命を預けるもんだ。歪みの一つが命を救う救わないを分けると言ってもいい」


 それから、酷く忌々しげに少年が持ってきた剣を鉄屑置き場から拾い上げた。


 「歪み一つがその剣の弱みになる。そのせいで使い手は命を失う。それを何度も俺は言ったよな?」


 親方は少年の剣に向かって、もう一つの剣を思いっきり振り下ろした。


 少年はその様をただ唖然として見つめていた。


 見つめていることしかできなかった。


 振り下ろされた剣は。


 「生半可な気持ちで仕事をするなって何度も言ったよな?」


 少年の剣を捉え。


 「お前の舐めた仕事のせいで失う命のことを考えろって何度も言ったよな?」


 高い音を響かせて。


 「どんな下らねえ魂で打ったらこんなクズが出来上がるんだよ!!」


 叩き折れた。


 響き渡る怒号の声を、少年はただ呆然としたまま聞いていることしか出来なかった。














 ※




 かんかんと鍛治の街は今日も変わらず、その音を鳴らしている。


 火の音と、鉄の音、それに負けないように張られる人の声。


 そんな活気と、豪気の溢れる街を見下ろすような公園が一つあった。


 そこは昔、この街を創った勇者を讃える像があって、その背にはこの街の誇りたる大剣が飾られている。


 日も暮れて夜闇が降りて久しいけれど、街はまだ活気を残して明るく夜空を照らしている。


 傭兵の青年は、酔い覚ましにぼんやりとその公園を歩いていた。


 そうして久しぶりまとまった収入があったから、何を買おうかとぼんやりと考えた。


 鎧を直すでも良い。良いものをたらふく食うのも悪くない。少し実家の仕送りにしてもいいかもしれない。


 そんなことを考えてぼんやりもしていたら、暗闇の中、ぼんやりと光るものがあった。


 最初は幽霊か何かかと慌てたが暗闇に目が慣れるとそれが小さな少年が鉄の塊を持っているだけだと気がついた。


 思わず懐の小剣に当てがっていた手を緩めて、青年はその影にそっと声をかけた。


 「あー、大丈夫か? 大人に酒でも飲まされたか? 悪いが水は持ち合わせがないんだが」


 そういいながら、少年の方に歩み寄った。というのも、どうにも少年の足取りがおぼつかなくて、頼りのないものに見えたからだ。


 困ったことにたまにいるのだ、飲めない子供に無理やり飲ませる輩が。


 そういうのは、決まって子供が酔い潰れる様を見てげらげらと笑うのだ。青年はそういうのがどうにも苦手だった。


 ただ、少年の覚束なさはどうにも少し様子が違った。


 酒が回っているわけでもない、だがどうにも安定しない。


 それと近づいて気付いたが、少年が持っているのは根本からぽっきりと折れた剣のようだった。


 そしてもう一つ気づいたことだが、少年は声も出さず、街を見下ろしながら、その瞳から雫をただ流していた。


 声を上げるでもなく、うずくまるでもなく。


 ただ真っ直ぐと街を眺めながら。


 青年は少し妙に思って、少年と一緒に街を見下ろしてみた。


 変わらず鉄と熱の街は暗闇の中に明かりを浮かべるだけだ。聞こえるのは風と酒の喧騒の音だけだ。


 「……大丈夫か?」


 もう一度、青年はそう問うた。


 こういう状態は傭兵仲間の中でも何人か見たことがあった。


 戦いの家業っていうのは気が触れやすいものだが、そういう兆候が出る直前に似たものをよく見た気がする。


 こう言っては何だが、優しかったり感性の鋭い奴ほど気の触れ方をよくする。


 実はまだ嫌だと泣き叫んでる奴の方がましなのだ。そういう奴は周りも助けやすい。


 そういうことをしないやつの方が、人知れず心にひびを入れて、気付いたときには手遅れになりやすい。


 剣は直せる。


 鎧も接げる。


 身体もまあ、斬り飛ばされなきゃ大丈夫だ。破傷風だけは気を付けた方がいいが。


 ただ心は戻らないことの方が多い。


 なにせ医者がいない。しかも目に見えない。どれくらい壊れたかは、壊れてからしかわからない。


 そうやって壊れた仲間を何人か見たことがあったから、どうにもその少年の様子は青年には危うく見えた。


 「……大丈夫です」


 「そうか」


 あまりにか細い声だった。


 大丈夫じゃねえなあこれはと、青年は軽く息を吐いた。


 ここで泣き叫んでいたら、まだましだったのだが。


 「ちなみに、少年。それ何?」


 そう言って、青年は少年が持っていた鉄の棒きれのようなものを見た。


 それが折れた剣の柄だということは、わかったまま。


 「――――」


 少年は何か言おうとして、ただ上手く言葉は紡ぎ切れなかったらしい。それか零しきれなかった涙が喉の邪魔をしたか。


 「…………それ、誰が創ったんだ?」


 青年は質問を変えた。気づいたら、もう酔いは覚め切ってしまっていた。


 「……僕です」


 だろうなあ、と青年は頭の中で首肯する。


 「折れてんじゃん」


 「……はい」


 言われた少年はその折れ切った剣をぎゅっと握りしめた。


 一体、何と戦ってんだか、と青年はふうと空に息を流した。


 「……大丈夫か?」


 これで返答が帰ってこなかったら無理だろうな、と青年は思った。


 何せ自分は他人なのだから。青年がどこまで心配しても、それを拒絶すればそこまでだ。


 少年はしばらく、じっとその剣だった何かを握りしめ続けていた。


 それから、少年の頬から涙が一つ。地面に落ちた。


 ごぼり、と何かが溢れる音がした、気がした。


 青年の言葉に返事はなかった。


 ない代わりに、ごぼりごぼりと伝うように静かに流れていた涙が溢れるほどに湧き出してくる。


 答えはそれで充分だった。


 「ーーーーーーー」


 少年は何かを言おうとした。言おうとしたんだろう。


 その全部がとてもじゃないが言葉になっていなかったが、特に青年は気にしなかった。


 何も伝えられてはいないけれど、それはきっとどんな言葉にも勝るものだったから。


 「ああ、いい。いい。泣け、泣け。泣いちまえ」


 懐にあった酒を煽りながら、青年はそのまま少年の泣き声を聞いていた。


 夜の街を二人で見降ろしながら、少年と青年はしばらくそうやって時間を過ごした。


 泣き声は風と酒の喧騒がかき消してしまう。だから、きっとどれだけ大声を上げて泣いたところで、きっと誰の迷惑にもなりはしない。






 ※





 「自分は心がこもっていないから、ちゃんとした剣が打てないんです」


 「この剣はいつか使い手の命を奪ってしまうんです。それは自分の責任なんです」


 「修練が足りないから、どれだけうっても鉄くずしかできないんです」


 少年の話を聞きながら青年は少年が打ったという小剣を見せてもらっていた。


 街のかがり火しかないから、うまくは見えないけれど、不思議な小剣だった。


 なんというか、元も子もない言い方をすると、多少、歪んでいる。


 それも明確に歪んでいるわけではないが、ふと握っていたら感覚で感じる程度のそんな形容しがたい歪みがある。


 まあ、確かにこの要領で大剣を創ったら許容しがたい歪みになるのだろう。


 「心がこもってねえの、これ? 別に普通に使えるだろう」


 「いや、それは、ええと、小剣なので……。大剣を創れないと、うちは鍛冶師として一人前になれなくて……」


 「なるほどなあ……」


 青年は話を聞きながら、はてどうしたものかと考えた。


 残念ながら自分は傭兵で鍛冶に一家言があるわけでもない。話を聞くだけ聞いてみたが、どうにも助けになれそうな感じがない。


 「……てか、これなんで歪むんだ?」


 「えと……自分。手が……こうなので」


 青年の問いに少年は少し気まずそうにしながら、義指がついた利き手を見せた。


 青年は少しみてから、おお、と声を零した。


 「それでやってんのか、よくやるなあ」


 「はは……。鍛冶の時は槌が磁石でくっつくように兄弟子たちが創ってくれて……。ただ、どうにもそれでも、やっぱりまともな手でやるのとは違うみたいで……。それで歪んでしまうんです」


 その言葉に青年は感心を半分して、残り半分は疑問に包まれた。


 「なあ、少年……」


 「……はい」


 「兄弟子たちに教えって聴いてる?」


 「え……はい。自分、喋るのが苦手なんで、だいぶ気負いながらですけど……」


 「いっつもどれくらい、工場にこもってんの?」


 「……? 朝からずっとですけど。うちではそれが普通ですよ」


 「……義指だけど。色々、工夫しながらやってんだ?」


 「え……はい。そうしないと、うまくいないものですから」


 「なあ……少年」


 「…………はい」


 「その剣はさ、


 青年の言葉に、少年は、え、と途切れたように言葉を漏らした。


 「修練はたりてねえのか?」


 「えと…………自分より長く工房にこもってた人が昔に……」


 「……聞き方が悪かったな、少年は修練してねえのか? 今以上にまだまだやる余力があんのか?」


 「………………え」


 「大剣は無理でも、小剣は作れんだろう? 少なくとも、今俺が持ってるこれは普通に使えるやつだよ。使い手が命を失うなんてな、そういう品を見極めるのも買い手側の責任だからな。本当にいい道具が欲しいなら、自分で探して金を高く積めばいいんだから」


 青年はくるっと小剣を腕の中でまわした。


 そうしてふと気づく。


 独特の歪みがあるせいで、重心が手前に来て手の中で取り回しがしやすい。耐久性が多少下がっているのは確かだろうが、そもそも小剣は大剣みたいに敵の武器を真正面から受け止めることを想定していないから、あまり気にならない。


 そうして、何より。


 端正込めて創られた品だということは嫌でもよくわかった。


 「いい剣だよ。そりゃあ最高級の一品ってわけじゃないかもしれないが、ちゃんと少年の時間がつまってる。いい剣だ」


 青年は刃を軽く指で挟むと、切っ先の鋭さを確かめてから少年に剣を返した。


 少年はその小剣を、少年の剣を握りしめた。


 「そいつで充分だと思うぜ、俺は」


 青年はそう言葉を紡いだ。


 ただそれ以上のことはうまく紡げなくて、どことなくぐだっとした雰囲気のままに、少年と青年は夜の公園で別れた。


 



 ※



 そもそも青年はどうしてそんなことしたのだろう。


 考えてはみたが、うまく答えは出なかった。


 別に必要なかった気はする、なにせ青年にとって少年に優しくする意味などないのだから。


 そんなことをするなら、酒場のウェイターにでも優しくした方がよっぽどよかったのかもしれない。


 それか、傭兵団の兵長にでも恩を売る方がよっぽどよかったろう。


 でも、青年はその日、少年に声をかけたことは特に後悔していなかった。どちらかといえば、無理に励まそうとしてかっこ悪かったかな、など少し反省するくらいだった。


 対して、少年は次の日、初めて工房にいかずに街を見下ろす英雄像の前で自分の剣を眺めていた。



 心がこもってないと親方に言われた。


 心なら十分にこもっていると青年に言われた。



 修練が足りないと親方に言われた。


 修練なら十分してるじゃないかと青年に言われた。



 自分のせいで人が死ぬのだと親方に言われた。


 人が死ぬのは結局はその人の責任だと青年に言われた。


 

 くずだと親方はそう言った。


 いい剣だと青年はそう言った。



 掛けられた言葉に違いはある。


 鍛冶をよく知るのは親方の方だし、少年はその傭兵の素性すら知らない。


 どちらの言葉を信じるべきかと少年は考えた。


 自分の剣を見ながら考えた。


 どちらの言葉を信じたいか。


 そんな答えは考えるまでもなく決まっていた。


 そうやって思っているうちに少年はふと気づく。


 あの日、自分が何故泣いていたのか。


 どうしてあれほどまでに苦しかったのか。



 舐めているのかと聞かれた時に、心が震えるほどつらかった。


 舐めているつもりなど、一部たりともなかったのだから。



 心がこもっていないと言われた時に、その場で喚き散らしてしまいそうなくらい怒りが湧いてきた。


 心ならこれでもかとできる限りに込めたのだから。



 修練が足りないと言われた時、どうしようもないほどの絶望があった。


 修練なら少年が出来る限りは詰め込んできたのだ、兄弟子たちに教えだって乞うてきたのだ。



 きっと心の込めていないことでこれほど言われても、少年は気にも留めないだろう。仮に日ごろの皿洗いに同じように言われても、なんとも思っていなかったろう。


 少年の出来る限りは既に果たされていたのだ。


 ただ、そう望まれるところには届かなかっただけで。


 自分の出来る限りを費やして、知恵も手段も講じて、飛べる限り高みへと飛んだのだ。


 ただ、人が決めたところまでは届かなかっただけで。


 そう考えると変な話だけど、少しだけ気が楽になった。


 自分がまだ何もしてないんじゃないかという焦りがずっとあった。


 自分が愚かで、本当は心なんてまるで込めてなかったんじゃないかと、そう想うのがずっと怖かったから。


 違うのだ。自分はやれる限りをやったのだ。


 ……そして、それで届かなかったのだ。


 思いっきりやったけど、それでもなお届かなかったのだ。


 それがわかった。


 それが知れた。


 知れたから諦められた。


 少年は街を見ろしながら、自分の剣を見据えながらふうと息を吐いた。


 ずっと頭の奥にあった黒いとがった石のような何かが気づけばなくなっていた。


 今だけ、少年の心はとてもとても軽かった。


 少年は一つ、決意をした。


 自分の中にある言葉のどちらに従うのかを。


 親方の言葉と青年の言葉。


 長らくお世話になった親方の言葉と、昨日であったばかりの青年の言葉の一体、どちらを自分の中に遺すのかを。


 決意することはとても怖い、どう想われるのか、何を言われるか、これから浴びさせられるたくさんの罵声を。


 それでもなお、自分の中にどういう言葉を遺すべきなのか。遺したいのかを。


 少年は決めたのだ。


 少年は剣を握った。


 少年が心を丹念に込めて、少年の意思にも等しいそれを。


 ぎゅっと、確かに握りしめた。


 今日も鍛冶の街は変わらず、火と槌の音がそこいらで響いている。




















 ※









 数週間後、青年は再び街を訪れていた。


 そうして、鍛冶市を見回っている中で、ふと気になる店を見つけて足を止めた。


 その店は、小さな店だった。大通りに店を構えるほどじゃないのだろう。


 売り子の少女と鍛冶師一人だけのこじんまりとした店。


 一風変わったところは、その店には何故か小剣しか置かれていなかった。


 普通の店は小剣っていうのは、大概おまけの品だ。なにせ鍛冶師としては、手間の割にいまいち利益がない。


 その証拠に大概の店は大剣や大槍、値の張る大物を見せびらかすように置いてある。まるで自身の威信でもかけてるみたいに、使えるのかわからない大きさの剣まで置いてある。


 まあ、それが商売のやり口だ。善し悪しの問題じゃない。それはそういうものなのだ。


 だというのに、その店は大剣どころか長剣もない。置いてあるのは小剣ばかり。


 売り子の少女に断って、青年はそのうちの一振りにそっと手を伸ばした。


 独特な剣だ。少し重心が手前にあって、軽く腕の中で回すと吸い付くように軽々と扱われてくる。


 それは不思議な偏りだ。きっとどこの誰にもまねできない、この店にしか存在しない剣だった。


 この剣をくれないかと、青年は売り子の少女に言った。


 青年にとってその剣は酷く充分だった。値段も質の割に安いのが尚のこといい。


 何よりそう、作り手の心がよくこもった品だと想った。


 少女は笑顔でお代を受け取ると、店の奥の鍛冶師に嬉しそうに声をかけた。


 端正をこめていた鍛冶師はぱっと顔を上げて、青年の顔を見ると酷く嬉しそうにした。


 それからばっと立ち上がって、義指に磁石で槌がくっついたままだったから大慌てで、少女と青年は思わず噴き出した。


 そうして、改めて二人は向き直って、お互いに笑顔を向けた。



 「相変わらず、いい剣だよ、少年」


 「はい、出来る限りは尽くしましたから」




 その顔にはもう、いつかの悲しみも痛みも見えなかった。




 ここは傭兵と鍛冶師の街。



 そんな街の片隅で、誰かのために少年は出来る限りの心を込めて、槌を振るい続ける。



 そんな小剣ばかり売る変わった店が、知る人ぞ知る少し名の知れた店になるのは、少しだけ先のお話。

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