純潔の狩人《アタランテ》
第9話 連合三国
―――世界連合。
それは、文明崩壊後、それぞれの国で何かしらのトラブルに対し、未然に防ぐか、仲裁など、世界規模であらゆるトラブルに対応する為に結成されたものだ。
その役割は旧世界におけるものと近い。
しかし、彼女らの掲げる『世界平和』は、帝国の宣戦布告の前に、呆気なく崩れ去った。
―――新生文明歴994年
一機の輸送機の中で、白い長髪を靡かせた合衆国軍人『ストライザー・パーカー』は、荒野の大地が広がる空を見渡していた。
(ここは、平和だな・・・)
戦争が始まって三年。
帝国が革命を起こし、それを成功させたのは988年。それから二年後に、帝国が世界に対して宣戦布告を行った。
初めのうちは、数の優位からすぐに終わるとみんな思っていた。
だが、帝国が作り上げた『対戦姫兵器』と新戦術に翻弄され、連合が送り出した十万の戦姫はその2%のみしか生還出来なかったという悲惨な結果に終わった。
帝国の兵数は、たった一万だということに対してだ。
何より、帝国には『
そして何よりの敗因は、戦姫でもない兵士の活躍だった。
戦姫には本来通用しない筈の従来兵器が、戦姫に通用してしまったのだ。
これにより、戦姫の射程外から一方的に攻撃され、その混乱をついた戦姫部隊の打撃が決定的となったのだ。
無論、その状況を覆せる筈だった戦姫も存在した。
しかし、そういう戦姫に限って遠方から狙撃され、その力を発揮することなく排除された。
そして、『2%の悪夢』と呼ばれたその戦いは、帝国軍の圧勝という形で終わり、そして、長きにわたる戦いの火蓋が切られたのだ。
「ストラ」
空を眺めていたストラに声をかけてきたのは、彼女と同じ白髪を持った女性だった。
「姉さん・・・」
『ヨーク・パーカー』。ストライザー・・・ストラの姉である。
「どうしたんだ?姉さん」
「外を見て黄昏てる妹を見てたら、なんだか心配になっちゃって」
「相変わらず心配性だな、姉さんは」
ストラの隣に立ち、ヨークも外を見る。
「戦争が始まって、もう三年ね・・・」
「ここ最近は、どうにか押し留めることが出来ているけど、それでも奴らは日に日に強くなってきている」
「もうすぐ航空機が出来るとかで、連合もうかうかしていられないみたいだしね」
旧文明における大戦で、ものを言ったのは航空機による支援だ。
上空からのロングレンジ攻撃により、ほぼ一方的に敵に攻撃することが可能な兵器だ。
海上戦でも制空権を勝ち取った軍が戦況を優位に進めていた。
この時代では戦姫の登場によって無用の長物と成り果てていた兵器が、今世界を脅かしている帝国によって蘇ろうとしている。
「この間の作戦、確か、敵の航空機の生産を阻止するとか・・・」
「ええ、少し前の戦闘が試験運用に使われたから、すぐにでも破壊しないとっていうものみたい」
無論、戦姫にも飛行戦闘が可能な戦姫はいる。だが、航空機のような高高度高機動戦闘は不可能だったらしく、あっさりと蹂躙されてしまったという。
そして投下された爆弾が、戦場にいた部隊を完膚なきまでに破壊した。
「従来型の爆弾をエーテルコーティングしての爆撃・・・エーテル障壁も効果なかったそうよ」
「それは知っている。時間が経つにつれて、奴らは新しい兵器をどんどん開発していっている」
戦姫は生物だ。鍛えればそれだけ強くなる。だが、その数には限りがあるし、同じものを量産できるわけじゃない。
だが、兵器であれば、材料と技術さえあれば無限に製造が可能だ。
そして、短期間で改善点を見つけ出し、修正することが出来る。人間の癖を直すのとはわけが違う。
そうして帝国の兵士たちは、戦姫に対抗できるだけの力をつけていった。
「このままでは我々は負ける・・・」
「ええ。だからこそ、連合も何かしらの対抗手段を講じようとしているわ。だけど正直、どうにもならないっていう空気が、漂ってきているのよね」
「だけど、私たちは負ける訳にはいかない」
ストラは、強い意志をもって水平線の向こう側を見た。
「『平和』を、守るために」
そこは、連合の首脳陣が会議を催す為に作られた、今は帝国南東部との戦争における連合軍の本部として使わてる場所だ。
そこにストラとヨークは、ある存在に対抗すべく、新しく設立される部隊結成の為に派遣されてきた。
船を降りた先の六角形に形作られた人工島に建てられた巨大な要塞を見て、感嘆の息を吐く。
名称『ユースティティア』通称『女神の天秤』
「先輩!」
そんなストラたちに声をかける者がいた。
「エターナ」
青髪をツインテールにし、合衆国軍の軍服を着た女『エターナ・エストロイ』だ。
「お久しぶりです」
「やはり先に来ていたんだな」
「はい。ストラ先輩と同じ隊に配属されて、光栄です」
「あら、私はなし?」
ヨークが揶揄うように声をかける。そこで初めて彼女の存在に気付いたようだ。
「よ、ヨーク・アドベント少佐!?す、すみません、そういうわけでは・・・」
「ふふ、冗談よ。ストラがお世話になってるわね」
微笑ましそうに笑うヨーク。
「それにしても・・・」
ふと、エターナはストラたちの後方を見た。
そこには、やはりストラと同じ本国からやってきた数人の戦姫たちが軍艦から降りてきている。
「我ら合衆国に加え、皇国、聖国から選りすぐりの戦姫を選抜した特殊部隊・・・」
全ては、帝国最強の『竜殺しの刃』に対抗する為に結成された部隊だ。
「戦争が始まって一年以上、我ら連合はたった一国に悉くコケにされてきた。『2%の悪夢』から始まり、あらゆる作戦を講じても失敗、もしくは辛勝という苦い結果を奴らはもたらし続けた」
眼鏡をかけ、ブラウンの髪をまとめ上げた髪型と、その荘厳な雰囲気を出す顔立ちを持つ『オリアテ・アーター』が、目の前にいる数えるのも億劫な人数の戦姫たちに告げる。
「新兵器『ストライカー』、我々戦姫にダメージを当たられるようになった兵士。そして彼らと強力し、数多くの同胞を屠り続けた帝国の戦姫。しかしそれは些細なことだ」
背後のモニターが切り替わった。
そこに、『竜を刺し貫く剣』『獰猛な狗』『髑髏を被った悪魔』『二つのS』そして『紫電を纏う戦乙女』の紋章が横並びに現れる。
「我らの結成は全て、敵の最強の師団『
その眼差しからは、力強い信念の意思を感じた。
「今ここに、特別作戦遂行師団『
『
識別紋章は『竜を刺し貫く剣』。
帝国最強の戦姫『
旧帝国時代では、帝国の誕生と共に、帝国の刃であり盾として活動してきたが、新帝国では男性兵、ストライカーを真っ先に起用し、そして戦場での対戦姫戦で活躍出来るようにし、その帝国最強という地位をさらに不動のものにした。
また、革命後に新たに四部隊を傘下に加えてその規模を拡張している。
そしてまた、帝国海軍にも、最強と位置される戦姫が存在するが、ここでは割愛させていただく。
何故なら今回、『純潔の狩人』が結成されたのは、『竜殺しの刃』に対抗する為だからである。
解散の後、ストラはこの部隊が結成された理由である部隊のことを考えていた。
帝国に潜入していたスパイが命からがら持ち帰ってきた情報を元に、ストラは『純潔の狩人』の廊下を歩きながら思案していた。
(この先、竜殺しの刃と激しい戦闘が行われるのは目に見えている。奴らが占領地を次々に広げているうえに、新兵器の開発も進んできている。どうにかして、この戦況を覆す何かがあればいいんだが)
が、そこで前を見ていなかったせいで、曲がり角の死角から誰かが出てくるのに気付かなかった。
「うわ!?」
「きゃ!?」
思いのほか強くぶつかったらしく、勢いよく転ぶストラとその相手。
主にお互いの胸の弾力で。
「あたた・・・」
「くぅ・・・す、すまない。前を見ていなかった」
「こっちこそごめん。ぼーっとしてて・・・」
ストラはまず、相手の服装を見た。
皇国特有の白の軍服だ。
つまり相手は皇国人ということになる。
そして今度は顔を見上げれば、そこでお互いの目がかち合う。
「「あ」」
思わず間抜けな声がお互いから出た。
お互いに、思っていた以上に綺麗な相手だなと思ってしまっただけである。
他意はない。
ストラ自身、姉のヨークと同じで美少女とも言うべき凛々しい顔立ちをしているが、相手の皇国人の少女はその長い茶髪を纏めポニーテールにしており、その顔立ちは可愛らしいい印象があった。
個人にもよるが二人は互いに見惚れた、それだけだ。
先に我を取り戻したのはストラの方であった。
「すまない。大丈夫か?」
すぐに立ち上がって、自分と同い年くらいであろう少女に手を差し伸べる。
「あ、うん。大丈夫」
少女も手と取って立ち上がる。
「私はストライザー・パーカー、一応、中尉だ。ストラと呼んでくれ」
「私は『
「階級は同じか・・・いや、私の方が下かもしれないな」
「え?なんで?」
「私は繰り上げなんだ。この戦争で上の階級の人たちが次々にいなくなってるからな」
「ああ、それだったら私だって同じだよ。うちの所も、帝国軍に沢山やれちゃったから」
「そうか・・・」
帝国軍の力は圧倒的だ。だから当然、人死にも多い。
一兵卒だけでなく、上の階級の者たちも多くが死んだ。
だから埋め合わせて階級を繰り上げられる者も多い。
「あ、そうだ。これからご飯食べに行かない。ここの食堂って結構おいし―――」
と、ストラを食事に誘おうとした瑞樹であったが、
「瑞樹お姉様ぁ!」
「うわ!?」
後ろから何者かに抱き着かれ、声を上げてしまう。
見ればなぜか肩を曝け出し、胸が見えかける程に着物を着崩した少女が瑞樹に抱き着いていた。
「お、
「探しましたわお姉様ぁ」
おそらく床までつくであろう長さの黒髪を二つ結びにしており、その蕩けるような猫撫で声で、瑞樹の腕に抱き着く。
猫、というより、どこかずる賢い
「・・・妹か?」
「ち、違うよ!」
ストラの質問に全力で否定する瑞樹。
「こ、この子、軍学校の後輩で。ちょぉっとボコったら懐かれちゃっただけで」
「わたくしの心は既に貴方のもの、この身も貴方の為ならば捧げる覚悟。もうすぐお昼、さあ食堂に向かいましょう。わたくしが作った料理を食べてくださいませ」
(懐かれ過ぎな気もするが・・・)
とにかく、引っぺがそうとして離れそうにないので、ストラは声をかけることにした。
「少しいいか?」
「は?なんですか?話しかけないでください」
完全拒否だった。
「こ、こら凰花!ダメでしょそんなこと言っちゃあ!階級はこの人の方が上なのよ!?」
「わたくし、お姉様以外認めるつもりはありませんわ。他は全ているだけ無駄の存在ですわ」
「言い方ァ!!」
どうやら、相当手のかかる戦姫らしい。
「ずいぶんと失礼なもの言いですね。皇国きっての問題児」
そこへやってきたのはまさかのエターナだった。
「え、エターナ!?」
「皇国軍人って礼儀作法のれの字もしらないんですか?」
「ちょっ、そんな言い方はやめろエターナ!」
「先輩は黙っててください」
一言で黙らされてしまった。
「上官に対する礼儀作法に加え、人目もはばからず肌を晒すその態度。非常に不愉快です。よくそんな態度でこれまでやっていけましたね。自分が敬愛する上官に迷惑をかけていると思わないんですか。あ、思わないんですね、何せそんなことも分からない程の問題児らしいですし」
「は?」
ギロリ、と凰花と呼ばれた少女がエターナを睨みつける。
しかし、エターナは気にせず続ける。
「常に独りよがりで人の言うことを聞かない。教官の言う事を聞かなければ逆にしばき倒す始末。その癖やることなすこと全てデタラメ。そんな貴方に付き従っている鶴城中尉が可哀そうでなりませんよ」
ビキッ、なんていう何かがひきつる音が聞こえた。
「今、お姉様のことを可哀そうとおっしゃられましたか?何も知らない貴方が?」
「ええ、言いました。貴方のような問題児を抱えていて、本当に可哀そうだなと」
「今すぐ撤回しなさい。この金魚のふん風情が」
「ああ?」
瞬く間に二人の間で暗い火花が飛び散る。
「お、おいエターナ!流石にその物言いは・・・」
「凰花も落ち着いて!私は気にしないから」
「いいえお姉様は、この無礼者は今すぐにでも排除するべきですわ」
「奇遇ですね。私も同じことを思っていました。最も消えるべきなのは貴方の方ですがね」
まずい。このままでは確実に取り返しのつかない喧嘩に発展する。
相手は既にリンカーを起動しヴァリアブルスキンに変化しているとはいえ、凰花と呼ばれた少女は下手をすればすぐにでもその手に持った巨大な扇子で軍法違反も無視して攻撃してくるだろう。
そしてエターナも優等生気質であるが故に沸点が低い。ストラ自身は自覚はないが、彼女もまた後輩に慕われるタイプの人間である。
とにかく、これは非常にまずい。すぐにでも止めないと。
「エターナ、やめろ!」
「凰花、落ち着いて!」
と、止めに入った所で、
「こら、やめなさい」
「いたぁ!?」
「なぁにしてるんですかぁ?」
「ひぃ!?」
別の誰かがエターナと凰花を止めた。
主に、エターナは頭にチョップを、凰花にはおどろおどろしい声をかけて。
「姉さん!」
「姉ちゃん!?」
ストラの姉のヨークと、もう一人、瑞樹と同じ皇国軍服を着た白髪の女性だった。
ストラやヨークの白髪は、透き通ったかのように美しい白髪だ。だがその女性の白髪は雪のように輝いていた。
「よ、ヨーク少佐・・・!?」
「ひ、飛翔さん?な、何故ここにいらして・・・・」
「だめでしょうエターナ。人を貶めるなんてことをしちゃあ」
「なんだか雲行きが怪しくなってきたので介入しただけですよ」
「そうだぞエターナ。彼女に謝れ」
「姉ちゃん、見てたのなら止めようよ・・・」
「で、ですが先輩・・・!」
「と、とにかくですね!」
「どんな理由があっても、他人をダシにして相手をバカにしないこと。ほら、謝る」
「いい訳は聞きたくありません。いくら私の可愛い瑞樹でも、これは流石に庇いきれませんよ。それとも貴方は、瑞樹にとっても大きな迷惑をかけたいのかしら?」
ただ、二人の姉の間には、どこか、似ているようで違う点があった。
ヨークは強い口調で有無を言わせないが、あちらの方はどうやら雰囲気で有無を言わせないらしい。
「・・・・すみませんでした」
「・・・・申し訳ございませんでした」
不承不承ながらも二人は互いに謝って。
「あと自己紹介」
「「え?」」
二人の白髪の女が、彼女たちを睨みつける。
「え、エターナ・エストロイ。階級は、軍曹よ」
「『
「はい、よく出来ました~」
不思議な雰囲気の女性がぱちぱちと手を鳴らす。
「えっと、ごめんね、うちの後輩が」
「いや、こちらも、失礼なことを言った。重ねて謝罪しよう」
「ああ、いいのいいの。こっちも似たようなもんだし」
会って数分、短い間に色々あったせいか二人は既に意気投合していた。
そのせいで二人の後輩は嫉妬の炎を燃やしていたが。
「妹の後輩がごめんなさい。ヨーク・パーカー少佐です。えっと、貴方は・・・」
ヨークが、相手の名を訪ねる。
「私、『
物腰柔らかいと言えばいいのだろうか。少なくとも、先ほどおぞましい殺気を発していた姿とは思えないほどににこやかな笑みを浮かべていた。
その不気味さは、ストラもやや警戒してしまうが、
「まあ、あの『
ヨークは天然であった。
「えうっ?」
「笛の音で戦うとお聞きしてます。とても良い音色で、相手が聞きほれるほどだって」
「え、あ、みんな、そう言ってるみたいですね」
「私、銃しか使えないんですけど、音ということはソニックブームなどを利用するのですよね。ですがそれだとエーテルを伴わない空気の攻撃になって・・・いえ、音自体がエーテルなんですか」
「ち、近い、近いです!」
「姉さん、落ち着いて」
興奮していたヨークははっと我に返る。
「ご、ごめんなさい!よく、興味のあることだと興奮してしまって」
「へ、へえ、そうなんですか・・・」
冷や汗を掻いている姉の飛翔を見て、瑞樹はこっそり一言呟く。
「面倒だな、と思ってそう・・・」
「はは、個性的な姉たちだな」
そんな様子に、ストラは苦笑する。
「おい」
そこで、後ろから声が聞こえた。
「「っ!?」」
振り返ってみれば、そこには、ストラたちを優に超える身長の女性が立っていた。
(でかっ!?)
(これは・・・!?)
女性にしてはあまりにも巨大。筋肉質な体と、剛直な肉体は、女性らしいとはあまりにも言えなかった。
その目つきも、あまりにも鋭く険しい。
「どいてくれ」
「え、あ、はい!」
「す、すまない」
その白の特徴的な服と赤い髪をなびかせ、その女はストラたちを素通りする。
後ろに控えていた修道女がこちらに詫びを入れるようにお辞儀をして、その女の後をついていく。
「なんなんですのあの女っ、お姉様に向かってあんなものいい・・・!」
「ちょっ、貴方知らないの!?」
憤る凰花を抑えるエターナ。
「ねえ、彼女って」
「ああ、間違いない『
『
聖国の『聖女機関』に属しつつもその素行はあまりにも粗暴であり、教義に反して様々な問題ごとを起こしてきた。
だが、戦姫としては一級品の実力を兼ね備えており、その強さ故に、『聖女』もしくは『教主』でないと、彼女を抑えきれない程強いらしい。
「私、聖国って苦手なのよね」
「同感だ」
なんというか、色々と徹底しているのだ。
合衆国のように合理的なわけでもなければ、皇国のように寛容というわけでもない。
とにかく規則やそれ以外の『何か』を徹底している。
その実態をどの国も掴めきれていないが、とにかく聖国の在り方が彼女たちは苦手だった。
だが、
(そんな彼女たちとも協力し合わなければ、この戦争には勝てない)
『2%の悪夢』での大敗。そして、三年続く戦いで、こちらは多大な犠牲を払ってきた。
だからここから反撃する。
世界の『平和』を乱す『帝国』を、打ち倒すために。
灰鉄 ~銃剣の巨人《アイリス》 綾波幻在 @kadorasu00
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