第4話 地球に帰ってきて

地球に帰ると、僕はまっすぐに家に帰った。

そして、もう渡せないはずなのに絵美さんに手紙を書いた。


 大江田 絵美さん


 この度は僕を救っていただきありがとうございました。

 おかげで無事に地球へ帰ることができました。

 絵美さんも帰ってこられることを今でも祈っています


             清川 幸平


手紙を書き終えると、僕は眠くなってしまったため、ベットに横たわった。そしていつの間にか眠っていた。


 そして目を覚ますと、横に一人の女性が眠っていた。彼女が絵美さんであるのがわかったのは、一分ほど経ってからだ。

「よかった~幸平君が無事に地球に帰れて」

絵美さんは寝言を言いながら微笑んでいた。

「そっか、絵美さんと一緒に寝てたんだ」

僕はそう気づいた。


 絵美さんが起きた。

「幸平君?」

「そうだよ。どうしたの?」

「実は私幸平君と別れる夢見ちゃった」

絵美さんの表情がだんだん明るくなっていった。

そして僕に抱きついた。

「別れるのが夢でよかった」

「実は僕も同じ夢を見たんだ」

「現実では別れないでね」

「うん」

そうして、僕たちの仲が更に深まった。

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さよなら、宇宙の果てまで くわがた @kuwagata7690

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