白魔女さんの初恋

いつもは依頼人から恋の相談を持ち掛けられる小さな魔法使いさんが、ひょんなことから依頼人に恋をしてしまったからさぁ大変!
なんせそんな経験は初めなものだから、魔法使いさんは舞い上がってしまい右往左往して仕事にも身が入らなくなってしまうのでした。
自分の想いを成就させるために魔法を使うことはいけない行為でしょうか?

百歳の魔女でありながらとっても純真で奥手な(しかも心の声が読者にはダダ洩れの)ミローナさん。彼女の愛らしさが何といってもこの作品の魅力です。
逆にやってきた女性の依頼人に恋の悩みを相談してしまうくらいですが、誰からも愛さられる小動物のごとき可愛らしさが彼女が使える一番の魔法なのです。

微笑ましい初々しさを堪能したい貴方へ、おススメです!