彼女は本物を手に入れたかった。

私の好きな作家の隆 慶一郎先生の小説の中に、

「青春ってのは、それだけで一つの人生なんだよ」

という言葉があります(確かこんな感じでした)

彼女の青春、それだけで完結できたストーリー作ってくれてを有難うございます。

青春期独特の、閉塞感、不安、恋、未来。

そんな宝物がたくさん入った、だけど本物だけが入れられなかった、箱庭。

そんな風に感じました。

ちょっぴり甘く切なく。



だけどそんな彼女に伝えたい。

幸せになっていいんだよ、って。

あなたが幸せになることで、その幸せがいつか彼に届き、

彼もきっと幸せになれるよ、って。



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愛の箱庭