第2話 ヴァージェネスサーガ2ー愛の絆ーバルバデイアンの野望[1] [前編]

・・第二章・・・・・・・エピソード2・・愛の絆ーバルバディアンの復讐・・・・・




・・・・・・・銀河の自由の為に戦う宇宙海賊同盟軍は帝国軍コズモフォーダーの大艦隊の包囲網に包まれ危機に瀕していた・・・・・・



・・・・・グワイはアイラとの娘、エルザとエリザを戦争から避ける為、

スケルファイターに乗せ、密かに、砂の惑星ガイランに身を隠していた。














2・・ランドリア星系空域・・・・・・・・・









3「・・ちっ!!!!・・・・・・アイラはなにをやっているのだ!?」










4・・・・・・・超高速で宇宙空間を回転するように舞うヴァージェネス・・・・・敵ファイターウイングのAIシステムのみ次から次へと破壊している・・・・・・・










5「・・アイラ!!!!そんな戦い方ではダメだっっっっ!!!!!!!!」










6「・・私は人は殺しませんっ・・」










7「こんな時にまぬけめ・・アイラ・・

ファイターに乗っている敵はAIクローだっっっっ!!!!!!・・・・・・・・・くぅ、・・スケルファイターが完成していればっっっっ・・!!!!!!!」










8・・・女体人型に変形したヴァージェネスは全包囲ビームレーザーで周辺の敵ファイターを一瞬で破壊した

・・しかし敵のファイターは、まだ数えきれないほどいる。










9バルバディアン「・・・・ヴァージェネスもどきだが・・・・・私のヴァースの力を見せてあげるわ・・・・」










10・・ヴァージェネスに似た黒い戦闘機が回転しながらハニーブリリアントのいる戦艦に接近してくる・・・・バルバディアンが操る

その機体は光る物体を戦艦の上から落とし超高速で通過する・・


・・落下したブラックホール爆弾は艦内で大爆発し、スケルウイングで出撃準備をしていた数人のパイロットの海賊ごと格納庫が破壊される。

・・艦内が激しく揺れる・・。









11「我が軍の戦闘機スケルウイングが全滅だと!?


・・・敵と、生き残っている我が艦隊の数は!?」










12「・・海賊艦・・・・・・・・・・・14・・・・・・・敵艦・・・・・およそ四千四百四十・・


・・・・・・・敵、ファイターウイング数千・・・・・・・おかしら・・いやっ・・船長・・・・・

ワープして逃げるしか手がありませんぜっ・・」










13「・・ならぬ・・・海賊が敵に背を向けるわけにはいかない・・私のプライドだっっっっ・・


・・しかしこのままでは私の友たちが・・・・・・・


・・・・・・・・アイラっ!!・・その黒いヴァージェネスコピーのようなファイターを叩けっっっっ、あの力・・

、おそらくあれに乗ってるのは敵の指揮官だっっっっ!!!!!!!!」










14・・・ブリッジが敵戦闘機の攻撃により爆発する・・

・・・・・・・・ブリッジの海賊たちは、ハニーブリリアント以外爆死した・・


・・・・ハニーブリリアントは、ひたいから血を流して必死に自ら、かじを握った・・。


・・黒いヴァージェネスに光る剣、ライトサーベルを向ける人型形態に変形したアイラのヴァージェネス・・・・・・・・



・・黒いヴァージェネスも赤いライトサーベルを手にした・・・・・・







15「・・・・・ふふふっ・・・・・・・私を殺してもいいのかっ?


・・・・・・・・こっちにはお前の仲間の捕虜・・・女が三人いる・・・・・・・・・

こいつらは今、男兵士どもに犯されている・・いうことを聞かなければ性奴隷にして殺すぞっっ・・」










16・・敵艦内










17「あっあああうんああうんああうんあああうんんっっ・・」












18「はあああうんああうんっあはうぐうんはああうんんっ・・」










19・・敵の男兵士が捕虜にした女海賊三人を犯している・・





・・その映像がハニーブリリアント艦ブリッジのモニターに映し出される・・





20「あっあっあっあうんっくぅうううっっ・・はっあうあはうんっ・・・!!!!!!!」













21・・歯を食いしばる血まみれのハニーブリリアント・・・・・・・・・・宇宙海賊艦隊は白旗を出した。










22「おかしら・・・・・!!!!」










23・・アイラからの通信だった・・・・










24「・・私が彼女たちの身代わりになります・・・・・・・」










25・・その通信はバルバディアンの耳に入った










26「ふふふっ・・・・よかろう・・・・・・・・



・・・・・・・捕虜の女どもを敵に返してやれ・・・・・・・・重要なのはアイラの命だ・・・こんな女ども豚と変わらんっ・・・・・・・










27・・敵艦内・・牢獄・・・・・・アイラはランジェリー姿にされ、椅子に座らされ後ろから縄で縛られていた・・・・


・・太ももをロープで引っ張られ、その美しい脚は限界まで開いていた・・


・・・・・黒いマントをひるがえし・・牢獄に向かい歩いているバルバディアン・・背後に数十人の男性トルーパー・・・・・







28「うふふっ・・・・恥ずかしい恰好をさせられた美しい人妻お姫様ね・・・・・・・・」










29・・アイラに近ずく、もぞもぞと動く小型触手エイリアン・・・










30「あうううっっううんんっっっ・・・・・・・」


















80・・突然、爆発のような凄まじい音・・戦艦の装甲を突き破るヴァージェネスの拳・・・・・・・・・・・


・・・・・・大量の空気が宇宙空間に流れ数十人の兵士が宇宙空間に飛ばされていく・・・・


・・なにかのパワーで足を地面に固定させているバルバディアン・・・・・なびく黒いマント・・・・・・・・



・・小ワープし敵艦に接近した海賊艦は宇宙空間を漂う、犯されていた女海賊と

アイラを救出し、逆に宇宙を漂流する男性兵士三人を捕虜にした。

宇宙海賊艦隊は超空間ワープで敵の包囲網を抜けた・・・・・・・・・・・・。







81・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハニーブリリアントスミス艦・・艦内・・・・・・・・・










82・・・・・後ろから腕を縄で縛られしゃがんでいる男性兵士三人・・・・・・・・・


・・三人を囲み、睨みつけている海賊たち・・



・・銀河の海賊たち・・


・・ギャード星出身の猫形ヒューマン・・テンヘンダーソン・・リリーンモアン・・・・・・・


・・・バァーダー星域の鳥形ヒューマン・・クリスワーナード


・・様々な星々の種族が集まっている・・



・・重たい目で見ているアイラは、この重たい空気を感じていた・・・・・・・・



・・・・・・・ライトサーベルの光が伸びるハニーブリリアントの腕・・・・・


・・ハニーはライトサーベルを敵兵士の首の前に近ずけた・・・・・・

・・・ハニーは鋭い目で








83「・・

こいつらの首を切り落とす・・・・内臓が漂うくらいバラバラに切り刻んでも良いだろう・・・・・・・・・

・・・・・・・・見せしめにホロスコープで、こいつらの首を

敵に見せつけてやる


・・・・・・・」










84・・アイラの目が大きく開いた










85「!!!!そんなことをしても

・・・・・・・・・この戦争は終わりません・・・・・・・・!!!!」










86「大勢の仲間たちが死んだ・・・・・・・・・・・



・・・・・・・・・我々は命がけで銀河の自由の為に戦っているのに

銀河の愚か者たちはなにもせずにおののき


・・・・・・我が同志たちの死などなんとも思わず

・・我々を、おたずね者の、クズ呼ばわりしている・・・・・・・・・・・!!!!!!!!」










87「・・殺すっ・・・・・・・」










88・・・・・・・・ライトサーベルは敵兵の首を・・










89「嫌あああああああああああああっっ・・・・・・・・!!!!!!!!!!!!」










90・・アイラは泣き叫んだっっっっ・・・










91・・・・・・・・数時間後

・・・・・・・・・・・・・・アイラはバージェネスのコクピットの中にいた。



・・・・・・モニターに映るハニーブリリアントの鋭い顔










92「・・いったいどこへ行くというのだアイラ・・・・・・


・・・」










93「・・・・・貴方方も、帝国と、やる事は同じですっっっっ


・・・・・もう、貴方たちとは戦えませんっっっっ・・・・・・・・・・・」










94・・帝国は銀河の、ほぼ全域を統治した


・・・・・・・我々は・・・・・・・・・今は敗北を認めるしかない・・・・・・・・・


・・銀河の辺境の星域に身を隠し考える・・・私は銀河のどこかにいるコーメンという女を探す

・・・占星術とインスピレーションで、幾たびの戦乱を終結させた天才戦術師と呼ばれている・・



・・・敵ではあるのだが・・まだ銀河には私のような宇宙海賊王がいる

・・・・説得し・・共に戦ってくれぬか話し合ってみようと思う・・



・・・・共に行こう・・アイラ・・・・・・・


・・戦士グワイは、まだ生きていると私は信じている・・・・・・・・」











95・・・・・・ヴァージェネスは沈黙したまま超空間ワープし、ハニーブリリアントの視界から消えた・・・・・・・・・。










96・・・・・・ヴァージェネスコクピット内・・



・・・・・・その空間は、まるで遺跡のようだった


・・・・・アイラが、この女の体系の女神と呼ばれる謎の巨人と融合した

時の記憶はあまりなかった・・


・・気がつくとコクピットらしき空間に座っていて、

目の前にある石板のような物に両手をあて、巨人の意思とアイラのヴァースの力を使い

この物体を起動させていた・・



・・なにかが転がる音・・ピコピコという感じの機械音・・



・・アイラの前に突然現れたのは丸い形をした小型ロボットだった・・。










97「・・あなた・・・・・・誰?・・・・・・・・」










98「・・・・・・私はコロンXY07


・・・・・・私は姫様のご先祖様に、この巨人と共に製造されたロボドロイドです・・・・

・・かつて、姫様のお母様も、この巨人と融合し、私はサポート役として

、共に戦いました・・・・・・・・・・・」










99「・・・・この巨人を知りたい・・・ヴァージェネスの全システムを教えて


・・・・・お母様からいろいろ聞いているけど


・・・この巨人の動力エネルギーが良くわからないの・・・・・・・・」











100「・・・・・・それは姫様にも教えることはできません



・・・・・・・ヴァースの力と宇宙の無限のエネルギーを融合した・・

とまでしか説明できません



・・・・・・なぜなら、この力は、悪意のある者が使うと

全宇宙を消滅させる力を持っているからです・・・・・・・・・・・」






「・・・・わかりました・・・・・・・・宜しくお願いしますコロン・・・・・」



「・・こちらこそ・・・・・・ところで姫様・・どこに行かれるのですか?・・」




・・アイラは、しばし沈黙した・・・・・・・・・・・・。

























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ヴァージェネスサーガー銀河千年紀★星帝のプリンセスたち[全6部] そふとクリーム河合雪 @xyzken

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