応援コメント

第13話」への応援コメント

  • 先日、哀しみを共有するのは難しいとコメントしましたが、この世に生きるあらゆる人に当てはまることがこの回に残さず書かれていましたね。
    見る人の分だけ、抱える想いの分だけ色があり、決して同一にはなり得ない。唯一ゆえにどれも優劣はなく、同様に大切で、他と混じることもない。
    だけど完全に同じでなくとも、互いに邪魔せず寄り添うことはできますよね。それが心を慰めてくれることだってあるはず。
    大人になると対外的な色の見せ方は上達するかもしれませんが、根本的には子供のころと変わらないんだろうなと思います。
    どうしようもなく迫ってくる菊次さんとの別れの予感が、ただただ哀しいです。

    作者からの返信

    すずめさん、コメントありがとうございます!
    >この世に生きるあらゆる人に当てはまること
    図工室という小さな空間で語られた内容から、これからの人生で誰もが何度も経験していくことを感じ取っていただけて、とても嬉しいです。゚(゚´Д`゚)゚。
    本当に、人の数だけ色彩があって、どの色も尊いものだと思います。すずめさんが仰るように、違う色だからといって、一緒にいられないわけではなくて、寄り添い合うことはできますよね。そうすることで、新たな色を見つけることにもなるかもしれません。

    淳美は大人ですが、自分でもどこかで子どものままなのかもと感じている部分もあって、そんな心の機微を掬い上げていただけたことも嬉しいです。大人になって器用になっても、飴玉みたいに心に残している感情や、子どもの頃から変わらない自分の存在に、ふとした瞬間に気づくことってありますよね。

    別れの予感が、少しずつ深まってきましたね……。次のスパゲティ・デーに臨む淳美を、またすずめさんのペースで見守っていただけると嬉しいです( ´•̥̥̥ω•̥̥̥` )

  • 色の使い方が多彩で素晴らしいですね…!どこを切り取っても美しくて惚れ惚れしてしまいます☺️
    花が枯れる=色を失うことで不穏な空気を表現したのも見事でしたし、淳美さんの語りかけも染み渡るように心に広がっていきました。
    美里ちゃんの持つ色と淳美さんが持つ色が違うのは、その裏にある記憶や想いが違うからですもんね。

    しかしおじいちゃんは認知症ですか…心配ですねぇ😥

    作者からの返信

    花さん、こちらのエピソードにも触れてくださりありがとうございます!美しいものを描くと、私も心が潤います( ᷇࿀ ᷆ )♡
    お庭の花の描写から、不穏さを感じ取っていただけて嬉しいです……! 美里と交わした会話も、まさに花さんの仰る通りで、記憶や想いが違うから、他人には決して出せない色彩を、二人はそれぞれ持っているんですよね。

    おじいちゃん、認知症でした……リハビリに、食生活の変化、病の再発のリスクなど、抱え込んでいるものが多く、それでいて本人が知らないうちに手放してしまうものも多い菊次の心に、どれだけ寄り添えるか。懸命に考えながら書いていた日々を思い出しました。花さんの優しさが心に沁みました☺️✨