ある勇者とある魔王

Fa1(ふぁいち)

炎の契

ついに俺は魔王との決戦の場所ラストラグナロク魔王城ハデスキャッスルまでたどり着いた。

本当に長い旅路ロングバトルウェイだった。

始まりの村ビレッジオブマサラに産まれて、勇者の洗礼アウェイキングを受け、伝説の剣ガチゴリソードブレードを手にしたときから俺の運命シナリオ決まっていたライティングのだ。


さぁ、いよいよ魔王との決戦ラグナロクだ!


勇者「おい、魔王クールガイ! いるんだろ! 出てこい!」

魔王「ふふふふ。よく来たな、勇者キュートボーイよ」

勇者「今日こそ決着ラブジ・エンドをつけてやる!」

魔王「貴様のようなただの人間尊い生き物にやれるかな?」

勇者「覚悟しろ!別に尊くなんてないもん


俺は伝説の剣ガチゴリソードブレードを天高く掲げ、呪文マジックスペルを唱える。


勇者「天上の神、大海の王、地上の星たちよ、今こそ我に力を与えたまえラブコメの神様、どうか彼に思いが届きますように

魔王「く、まばゆい光が広がって前が見えぬ!!なにこの子、マジでラブ感じるんですけど


呪文マジックスペルを唱え終わった俺は伝説の剣ガチゴリソードブレードを魔王に向かって振り下ろす。

しかし、魔王は間一髪のところで俺の攻撃を避けてみせる思いがなかなか伝わらない


魔王「ふははは。遅いぞ、勇者よ! 何度も食らった技だからな! さすがに見きったわ!!いっつもおんなじアプローチされたって、ちっとも響かないんだからね

勇者「くっ! さすがに初手で毎回同じ技を使うと見切られてしまうか!どうすれば振り向いてくれるんだ

魔王「次は私から行くぞ!あんまり焦らすんだったら、こっちから攻めちゃうぞ

勇者「望むところだ!!それもそれでアリ!!!


魔王は禍々しいオーララブファントムを身に纏い、詠唱ギリギリchopを始める。


魔王「Цяжка напісаць больш за гэта, але ці магу я спыніцца勇者くんとずっと一緒にいられますように、どうか私に告白する勇気を!

魔王「喰らえ!!幸せ光線


魔王好きピ右腕から熱波ガチラブファイアーをこちらに放ってくる。

範囲尊みが広すぎるその攻撃告白避ける手段断る意味は、俺にはなかった。

しかし、その時、俺の幼馴染の女の子横槍助け横槍に入ってくれた。


幼馴染「勇者! あんたはこんなところで負けちゃダメよ! あんたを必要としている人たちがたくさんいるんだから!!」

勇者「幼馴染負けヒロイン! ありがとうなんでこんなタイミングで! 助かったよ来たんだよ!」

魔王「ふははは。勇者よ。女に助けられるとは情けない奴よ!え、元カノ?いや、もしかして今カノ?どっちにしてもパオン

勇者「だまれ! さぁ、リベンジマッチだ! 覚悟しろよ!違う


俺たちの戦いはこれからだ!工数の掛かり方エグいので、もう二度と書きたくない

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