概要
憧れの彼女と思わぬ接点ができてしまいました。
自然と工場の街、静岡県富士市。
この街の源太坂高校の2年生で野球部に所属する和田裕哉は1年前、同じく源太坂高校2年で箏曲部所属の潤井羽月に一目惚れした。しかし、なんの進展もなければ話したことすらないまま1年間を過ごしてしまった。
そんな彼だが、ある日突然話しかけてきた彼女の提案で、彼の高校生活は一変する。その内容は「野球応援の演奏に箏曲部が参加するための協力をしてほしい」というものだった!
この街の源太坂高校の2年生で野球部に所属する和田裕哉は1年前、同じく源太坂高校2年で箏曲部所属の潤井羽月に一目惚れした。しかし、なんの進展もなければ話したことすらないまま1年間を過ごしてしまった。
そんな彼だが、ある日突然話しかけてきた彼女の提案で、彼の高校生活は一変する。その内容は「野球応援の演奏に箏曲部が参加するための協力をしてほしい」というものだった!
おすすめレビュー
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- ★★ Very Good!!爽やかな高校時代の空気を思い出させてくれる、片田舎の青春群像劇
早朝、朝5時に起きて支度をし、ローカル線に乗って通学する、爽やかな高校球児の卵。そして通学中に見かける憧憬の相手、同学年の少女は琴の奏者。
少年は憧れの君に声を掛けられて、有頂天になりながら彼女の野望に協力する。
やがてその野望は、彼ら彼女らの周囲を巻き込み、想いが交錯して行く。
全体を通して、清涼な雰囲気が満ちた、とても爽やかな読み口です。
キンキンに冷えたラムネを飲みながら読み進めたい気持ちになりそう。
コッテリとした剣と魔法に少しもたれたら、この清涼な物語で一服してみるというのも、たまには良いのではないでしょうか?
お薦めです。