第5話 初めての戦闘

声の聞こえる方に行くと、

複数のよく小説に書かれている、冒険者風の

男達が、女の子達を、追いかけていた。

「カンナ!私が、殿を務めるから、先にいけ

!」

赤髪短髪の女性が、男達の前に立ちふさがり、後ろの女性に声をかけていた。

「ヤエ!わかったわ、貴方も無理をせず

いつもの、場所に来るのよ」

後ろの、女性は、何度も後ろを振り返り

声を張りながら、森の出口の方に駆けていた。

さて、その時、俺はなにをしていたかというと。手短な登れそうな、木の上に上り、適当な、木の枝を折り、簡単な武器を作っていた。

正直、怖い!!

相手は、武器を持っている、ここがどこかもわからない、こんな木の枝1本で何ができるのか!

でも、ちょっとワクワクしている自分もいる。今の俺は、こういうシチュエーションに憧れていた。

「まぁ、死んでも、前より、少しましな俺

でいられる。」

俺は、少し興奮しながら、男達の前に、立ち塞がる女の横に飛び下りた。

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ある男の物語 @takaosakai1203

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