第3話 後悔した日
僕は激しく後悔していた。
「なぜ名前しか聞かなかったんだろう。」
グイグイ行く人だと思われたくなかったこと理由だが…
LINEとか電話とか聞いてもいいだろう。名前だけなんて…
僕は臆病なだけかもしれない。
家に着いてから、ずっとこの調子でごはんも喉を通らない。
あの人はバラ園の近くに住んでいるのだろうか。
あの人はいつもバラ園に来ているのだろうか。
あの人は何が好きだろうか。
あの人は…
あの人は…
と考えるだけ後悔が激しくなる。
とりあえず、今は寝て落ち着こう。
と思い、ベッドに横になるが、全く寝れる気配がない。
しかし、少し落ち着いてきたのか、1つの解決法を思い浮かんだ。
明日バラ園にもう一度行ってみよう。
そう思ったあとの記憶がない。
朝の4時を過ぎていて眠くないはずはなかったのだった。
好きだから、私はあなたを殺したい 知美 @mi369
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。好きだから、私はあなたを殺したいの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます