また読ませていただきました。人間の性格、それを読み取るのに長けた宮廷の面々のやり取りはやはり面白いですね。それぞれのキャラクターによって取りなしたり様子をみたりと反応が違うので、性格の違いがよく分かります。
短慮をした先軫が、この戦で吹っ切れたかと思えばそういう覚悟か……愚直な軍人キャラの行動として筋は通っていますが、なんとか生き延びてほしいキャラだっただけに残念です。
対して郤缺はだいぶ経験を積んで、黒くなってきた気が……どっちのタヌキの影響でしょう。それか、元々の性格がこうだったのか(苦笑)しかし含みはあるといえど、元の領地に帰れて何よりですね。欒枝との付き合いも一旦これで終わりになるのか、先が楽しみです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
人それぞれ、長所短所相性は政治家もあり。そのあたり、郤缺は調整能力が高いのでよく見てます。タヌキの素質抜群です(笑)
欒枝や趙衰が評価する部分の一つです。
先軫は武人としての生き方しかできない男、として書きました。ケジメをつけるなら戦場で、というのが彼の筋だったのでしょう。
もともとは胥臣さんの疑いの目をごまかすための恋人のフリだったのに、今ではすっかり二人で過ごす時間が二人の関係をより親密に体だけでなく心も近づけていっているように思います。
郤缺さんの前では欒枝さんがすごく素直でリラックスしているのも可愛いし、欒枝さんに対して遠慮なく話せるのも素敵です(*'ω'*)
梅をめでて、碁で遊んで、イチャイチャとか……完全におうちデートですよね!!
それにしても郤缺さんも感じているみたいだけれど、士会さんがすごくもったいない気がします!才能あるのに!!活躍できる場があるといいなぁ(*'ω'*)