今回も読ませていただきました。いや、宮廷ならではの陰謀と懸念が渦巻く感じが実に良いですね。胥臣はもっと策士キャラに見えたのですが、欒伯の方が一枚上手なのか、はたまたとぼけた振りして全部分かっているのか……腹の内が読めないキャラって面白いですね。
閨のシーンにはそういう意味もあったのですね。確かに寝物語で大事なことを漏らしちゃうというのは古今東西あるあるですが、それを逆手に取るという発想が年の功だなあと思いました。
個人的には欒伯みたいなひとクセあるおっちゃんは大好きなんですが(笑)、郤缺にとっては気持ちいいものではないですよね。彼が今後どう動いていくのか、先が楽しみです。
作者からの返信
コメントありがとうございます
丁寧にお読みいただき嬉しいです。
プライベートの関係ならたくさん会えるね! ふざけんな〜! ですね。
郤缺の視点ですので、欒枝は本当に腹が見えません。
どう動くかお楽しみにです!
おおー納得!
この話で郤缺に感情移入でき、欒枝のしでかしの理由も理解できました。
いや、解法が斜め上ですけども笑
そりゃ、郤缺も泣くよ。
誰だって泣くよ…笑
けれど、同じ危機感を覚え、心に響いてしまっているというのが、彼のまっすぐで堕ちない心根を表していてとても清々しいですね。
歌うような文体、読んでいて引き込まれます!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
こんな馬鹿な話で純潔奪われるなんて!!ヒドイ!!の郤缺さんですが、国難は真面目に聞いちゃう。
歌うような文体とのお言葉、嬉しいです!
欒枝さんがしたことはアカンけれど、その志には理解と共感できてしまう郤缺さん……これは複雑だ(; ゚Д゚)
妻も子も妾もいるのに、アカンことをされてしくしく泣いちゃう郤缺さんが可哀相だけれどなんとか気持ちに整理をつけていくしかないんですよね……。