応援コメント

01 プロローグ 紀元前二五一年、シチリア、パノルムスにて」への応援コメント

  • ポエニ、キタ~~~
    拝読します^^

    作者からの返信

    古代ローマって、ある意味憧れなんで、つい書いちゃいました^^;

    ありがとうございます。

  •  旧約聖書ではサタン以上の敵扱いのバアル神ですが、ユダヤ人側の立場で描かれていて140人のバアルの預言者がエリヤ一人に負けたりとか、酷い伝承のイメージが強いのですが、バアル信者側の立場の創作は珍しいので興味深いですね。まぁ、アナトみたいなとんでもなくおっそろしい女神が悪魔扱いされるのは分からなくも無いですがw

     ウガリットの大神エルがYHWHの原型という説もあり、ローマ帝国がキリスト教を国教とする以前は他宗教にも強い影響力を持っていたにも関わらず、謎の部分も多いので当時の信仰は興味深いですね。

    作者からの返信

    コメント付きレビュー、ありがとうございます。
    カルタゴって、ローマに滅ぼされ、一説によるとローマに塩をまかれて呪われたと言われるくらい、その存在を消し去られた国です。
    なので、もはや想像で書くしかなかったので、バアル神に対する姿勢をどうするかが微妙でした^^;
    まあでもバアル神以外にも、メルカルト神というのもいるみたいなんで(ハミルカルは「メルカルトの僕」の意)、ふわっとした感じで、カルタゴを応援してくれる神様の一人で体育会系、みたいな立ち位置にさせていただきました。
    ローマも多神教の国でしたが、結局のところキリスト教化してしまったこともあり、もしカルタゴが勝利していたら、そのキリスト教化が無い世界線もあるのでは、と思わされます。
    たしかに、色々な意味で、ポエニ戦争は分水嶺だったかと思います。
    そういう「気づき」を喚起する、名レビューかと存じます。


    バアル神は、おそらく信仰するというか氏神というか、「豊作を頼んます」という感じで拝む人が多かったんじゃないかなぁ、と思います。
    で、それを見た他の神様を崇める人たちはイラっとしていて、自作の聖典の中で復讐を遂げたんじゃないか、と^^;

    ……何でだか分かりませんが、カルタゴという国は、バアル神にあやかった名前を、しかも同名で別人にガンガン名付けちゃっており、ハズドルバルさんも実は何人も存在します。
    ハンニバルさんも何人も存在します。
    やっぱり農業国だし、豊作祈願みたいな感じでバンバン名付けちゃったんじゃないかなぁと思います。
    拙作では戦いの神みたいな雰囲気を出してますが、やっぱり恵みの雨を降らせてくれる、気のいいオッチャンみたいなイメージだったのでは(笑)
    まあ、妹さんのアナトさんは、うん、ちょっとマジ勘弁みたいなところで生暖かい目で見られていたのかも^^;

    やはりローマが地中海世界を席巻し、そしてそのままキリスト教化してしまい、大神エルもふくめてウガリット神話を失われた伝説にしてしまったのが、後世からすると残念と言えば残念ですね。
    ユリアヌスあたりでワンチャンあったかもしれませんが……^^;


    ありがとうございました。

    編集済
  • 時間の使い方が上手いですね☆

    作者からの返信

    恐縮です。
    たまには、こういう感じのクライマックス直前から始まるタイプの話を書いてみたくなりまして♪

    ありがとうございました。

  • 戦象部隊! ローマにカルタゴ!
    嵐神が救い……紀元前のロマンの時代、楽しみです。かっこいい!

    作者からの返信

    めっちゃ古代の戦いって、たまに見たくなりまして……^^;
    ギリシャ・ローマの頃って、何となく憧れがあって、つい書いてしまいました(笑)
    かっこいいとおっしゃられて、嬉しいです!
    お楽しみいただければ幸いです!

    ありがとうございました。

  • オープニングの文言からググッときました。
    ドラマチックな何かが始まる予感に
    心が騒つきます。
    また一つ、歴史の扉が開くのですね。

    今回は紀元前のお話ということで
    相変わらず歴史にチンプンカンプン🌀
    の私ですが、なんとか
    ついていきます!
    だって、もう銀幕を前に
    観客席に座っちゃったもんね〜(^◇^;)

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    古代ローマ、という時点で書く手も何かぷるぷる来るものがありました(笑)

    私の弟が見たら、「人名がカタカナばっかり! だから世界史は苦手!」と怒り出す感じのお話ですが(実際にそう言って世界史を避けてました^^;)、何とかお読みいただければと思います。

    ありがとうございました!

  • 『執政官』という単語が懐かしい😂高校の世界史ぶりです😅

    作者からの返信

    そういう習った言葉を使えるというのが、歴史ものを書くことの醍醐味だったりします(笑)

    ありがとうございました♪

  •  こんばんは、御作を読みました。
     ローマとカルタゴ、地中海の覇権をかけた人類史に残る戦いですね。
     どのように描かれるのか、今から楽しみです。導入からワクワクしますね。面白かったです。

    作者からの返信

    ローマとしては、シチリア島のヤクザの喧嘩みたいなのに巻き込まれ、覇王カルタゴと戦わざるを得なかったという不運(笑)……それが第一次ポエニ戦争です。
    ちょっとガチで書くとキリが無いので、挿話的な感じでやらせていただきました^^;
    お楽しみいただければ幸いです。

    ありがとうございました。

  • ポエニ戦争ですか。
    この時期のローマは国として上昇期だった感が強いですね。
    大国カルタゴ相手によーやるわ。

    作者からの返信

    この第一次ポエニは、「ローマ人の物語」でもサラッと流されて、ハンニバルとスキピオの第二次ポエニの濃いお話に行っちゃってます。
    まあでも、私としてはそういう目立たない方が好きなわけで……(笑)
    おっしゃるとおり、新興ローマが、しかもピュロス王とのガチバトルのあとに、ジャイアンのカルタゴ相手に奮闘するところが凄いなぁ、とも思うわけです^^;

    ありがとうございました。

  • 戦象部隊!
    すごく興味あります!
    象ってのんびりしたイメージがありましたが、結構戦争に使われてるし意外と獰猛なんですね……。

    作者からの返信

    昔のインドだと、戦象部隊って結構出てくるみたいです。

    古代地中海世界だと、わりとギリシャ系の都市国家でも戦象部隊を持っているところもあったようです。
    ちなみに拙作でも触れますが、ギリシャ系の都市・エペイロスの王、ピュロスという人も、戦象部隊を率いてローマと戦って、善戦しています(拙作の少し前の時代です)。
    というわけで、ローマにとっては、ちょっとトラウマな戦象部隊となります。

    ありがとうございました。

  • ハスドルバルの名前の意味、格好良いですね…!プロローグから引き込まれました!
    ポエニ戦争のお話、どのように描かれるか楽しみにしています。

    作者からの返信

    わりとカルタゴの人って、嵐や雨の神の「バアル」が好きで、ハンニバルも「バアルの恵み」という意味のようです。
    そのハンニバルが活躍した第二次ポエニ戦争ではなく、第一次ポエニ戦争という、ちょっと知られていない戦いの一幕を描かせていただきました。
    お楽しみいただければ幸いです。

    ありがとうございました!

  • バールのようなもの、ではなくバアルでしたか。今回は西洋史になりますね、楽しみにしています。

    作者からの返信

    そうそう(笑)
    バールのようなものと誤解されそうなので、敢えてバアルとルビを振りました^^;

    和や中華な世界もいいのですが、書いていると西洋カタカナな世界を書きたくなるという……。
    パスタを食べたくなる心理と似ているかもしれません(笑)

    お楽しみいただければ幸いです。

    ありがとうございました。

  • おお、これは歴史ものでもまた、珍しい世界史を、とても楽しみです。

    作者からの返信

    古代ローマって、結構憧れておりまして……いつかはやってみたいと思っていたのですが、いざやろうとすると壮大で……^^;
    なかなか短編に切り出せそうなのが見つからなかったのですが、いっそのことポエニ戦争の一幕、ということで書くか、ということにいたしました。

    お楽しみいただければ幸いです。

    ありがとうございました。