最終話 これからの道へ
佐藤くんが買っていたアクセサリーは私へのプレゼントだったんだ。
私は首に下げたネックレスを軽く持ちながら笑顔になった。
ネックレスをつけてもらったおかえしに私もマフラーをつけてあげようと提案した。
思ってた以上に顔が近くて恥ずかしかった。けど佐藤くんの優しい笑顔を間近で見られた。世界中で今一番幸せなのは私だって自信を持って言える。
「佐藤くん!これからよろしくね」
私は微笑みながら佐藤くんに言った。
佐藤くんは
「うん!」
と頷く。そして照れくさそうに手を出した。
私はその手を握った。佐藤くんも私の手を握り返し、私たちはイルミネーションで飾られた夜の道を二人歩いていった。
砂糖のついた恋は甘くてかわいい 神木駿 @kamikishun05
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